1. トロイ(2004)
トロイ戦争なんて聞いても木馬しか知識のない私は、木馬が出てくるのを今か今かと待っていたのに、最後の方にチョロっと出てくるだけでちょっと肩透かし。それはさておき、ブラピのアキレスは結構良かった。イメージとしてはもっと屈強な大男のイメージがあったのだが、素早く、剣術に優れているという設定のためか違和感はなかったように思う。まあ、ブラピ自身も鍛えたのかかなりマッチョになってはいたのであるが。ヘクトルとのタイマンのシーンはかなり頑張っていた。大きな武器をブンブン振り回すというよりも、短剣みたいなものでスピーディに戦うというアクションシーンはこのテの映画ではあまり見た記憶がないので非常に新鮮味があった。その一方で、ドラマの部分に関してはちょっと評価が下がる。特にパリスとヘレンのエピソードはもう少し掘り下げて描いてもよかったんじゃあないか。あれじゃあオーランドはちょっと情けなすぎて可哀想。 7点(2004-12-08 12:57:13) |
2. トゥルーマン・ショー
ラストのトゥルーマンの虚構の世界からの旅立ち、そのシーンに感動して拍手で応える視聴者たち・・・この視聴者たちは映画を観る我々とほぼ同じ目線で描かれている。ラストの2人の警備員の「他の番組見よう。TVガイドある?」という台詞は、オマエらもどうせこんな感じ(あんだけ熱狂してたくせに終わったらもうプイかよ!)で見てんだろ?と釘を刺されてるような気がした。<追記>結局ラストにわざわざ上記の台詞を持ってきたって事はやっぱり皮肉の意味も大いにあるんだろうと思う。TV業界とか視聴者とかへの。そうじゃなかったら彼女と再会してハッピーエンドでいいよね。だから私はそっちの皮肉の方がどっちかというとメインの様に感じた。 10点(2004-02-06 14:06:50) |
3. ドンファン(1995)
この役はジョニー・デップ以外で成り立つのか?と見終わった後に思う程ハマリすぎ。マーロン・ブランドが段々とジョニーに影響されていく様は面白い。 6点(2003-12-23 14:50:49) |
4. ドリームキャッチャー
《ネタバレ》 スティーブン・キング原作ということ以外には何の予備知識も持たずに観た。序盤の雰囲気は非常に良く、かなり期待をして観ていたのだが、うなぎ型のヤツが出てきたときには「?」そして真打グレイが登場した時には「!!!!!」・・・やってもうた。まあそういう映画だと割り切ればフツーかなと。でもモーガン・フリーマンをキャスティングした意図がわからん。何かあるだろうと思ってたが、結局なーんもなし。 5点(2003-12-23 13:53:53) |