1. ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記
このシリーズの大きな功績は、謎解きの要素でも、テンポの良い展開でも、アメリカ各地の観光地めぐりでもなく、主人公たち3人の愉快で軽快なキャラクターを確立させたことだと思う。だからニコラス・ケイジがポンポン謎を解こうと、手がかりが簡単に掴めようとも、それなりのカタルシスを感じれるのだと思う。とは言いつつも、物語は前作よりはちょっと落ちたかな。やっぱり前作の独立宣言書を盗み出す展開の二番煎じ感は否めなかったかな。でも、悪役のエド・ハリスは「ザ・ロック」を思い出させてくれて最高。次回作も楽しみ。 [DVD(吹替)] 7点(2008-08-12 22:51:27)(良:1票) |
2. ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛
前作がイマイチだったので今回は楽しく見れた。素晴らしいCGで作られた驚異の映像を次から次へと見せられたので、それだけでもう満足。ラスト近くの川の描写の迫力は近年の作品でも一、二を争う出来ではないかな。ストーリーに関してはお世辞にも満足のいくものではないし、前作の鑑賞が必須の段階でも、新規の観客を遠ざけている気がするが、次への期待を膨らませる終わり方は良かったと思う。 [映画館(字幕)] 7点(2008-08-12 22:37:42) |
3. ナショナル・トレジャー
「インディ・ジョーンズ」とカブるのは承知の上で、最初から最後までハラハラドキドキ楽しめた。真新しいものは少ないけれど、「名探偵コナン」よろしく、ハイスピードに謎を解いていくニコラス・ケイジとわかりやすい物語運びはさすがハリウッド映画である。舞台は非常に狭い範囲だけれど、ロードムービーといった趣を醸し出して、スケール感を出しているのは実に上手い。「独立宣言書」という誰もが知っているアイテムを出してきたのも、観客には親切だと思う。続編にも期待。 [DVD(吹替)] 8点(2008-04-24 06:39:35)(良:1票) |
4. ナイト ミュージアム
面白かったというより楽しかった。完全に子供向けだけど、その単純明快さがわかりやすくて良い。たまにはこうした何も考えないで楽しめる作品も良いものだ。年に一回、テレビ放送とかで繰り返し見たい作品だね。 [DVD(吹替)] 8点(2007-08-21 00:01:17) |
5. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
他の方も指摘されているようだが、全体的に「ロード・オブ・ザ・リング」の二番煎じ感が否めない。さらに登場人物に感情移入が出来ない。そしてバトルシーンになると突然彼らが剣の達人になるのが意味不明。最近そういう映画多いけど、映像は平均点以上なのにストーリーに疑問点が散見される点で、この作品も例外ではない。勧善懲悪で安心して見れるディズニー映画において、生々しい戦いを描いたのも減点対象ではないかと思う。まぁ、次回作に期待してこれぐらいの点数で留めておきたい。 [映画館(吹替)] 6点(2007-02-20 19:25:04) |