1. 大いなる遺産(1998)
静かな町の古びた屋敷での場面がとても神秘的でした。あまり作品全体にはテーマらしきテーマがなかったように感じ、最後は「で?」と思ってしまいました。終盤でのデニーロによるネタバレの場面は「泣くのはここです!」みたいに感じられて少々引きながら見ました。終始不思議ちゃんぶってる彼女にもちょっとイライラ…。 4点(2003-12-18 02:28:46) |
2. 追いつめられて(1987)
「最後に意外な結末が…」と新聞に書いてあって、ためしに見てみました。真新しさは感じなかったですが、サスペンスによくある強引な展開に目をつぶれば、まあ手堅く作ってある方だと思います。ケビンコスナーの新人部下がてっきりスパイだと予想していましたが、あまりに意外な真相にはしばし閉口…。 5点(2003-12-14 04:55:04) |
3. おかしな二人2
あの作品から実際の30年後、晩年の二人が主演というのがすごい。内容は何てことの無い、老人二人の珍道中でしたが、昔と同じようにレモンが「んあ!んあ!」をやってくれたり、マッソーも相変わらずズボラで、とにかく懐かしい。あのポーカー仲間も揃えて欲しかったといったら欲張り過ぎですよね…。この映画の真のテーマは「老い」でしょうか。でてくる人も老人ばかりで、そこいら辺はわかりやすかった気がします。前作(実際には間に『新おかしな二人』もありますが)を見てから観賞するべき作品でしょう。 6点(2003-11-02 23:47:58) |
4. おかしな二人
レストランでのジャックレモンの例の「ンア!ンア!」に腹が痛くなるくらい笑いました。二人のかけ合いが第一ですが、その他にもポーカー仲間や上の階の姉妹など、脇の人たちも良い味でてます。 8点(2003-11-02 23:46:48) |
5. 泳ぐひと
進んでいくにつれて彼の現在置かれている状況がわかってくるアイデアはすごく斬新。オチもある意味印象に残りました。でもかなり物足りなく感じたことも事実です。終始黙々と走り、歩き、泳ぐバートランカスターがいるだけだったので、もっと真っ当なストーリーにして欲しかったです。でも彼の裸はたっぷりと見られます。 3点(2003-10-21 01:47:02) |
6. おかしなおかしなおかしな世界
期待はずれのスラップスティック作品。ほとんど笑えなかった。ストーリーは本当に単純。オチも普通過ぎ。これで二時間半はちょっと長く感じた。吹き替えだったらもう少し面白くなったと思う。若かりし頃のピーターフォークが出ていたのには驚いた。本当に暇なときにオススメ。 3点(2003-04-10 18:41:32) |
7. 俺たちに明日はない
実話が元なためかストーリーは比較的地味に感じたけれど、これで良いと思う。仲間がどんどん増えていくのが何となくRPGみたいで面白かった。またカントリーウエスタンの音楽も映画に合っていて良かった。最後の場面は『ベルサイユのバラ』の最終回を思い出した。 6点(2003-04-10 01:17:34) |
8. 俺たちは天使じゃない(1989)
教会に入るまでは面白かったのに、それ以降はパワーダウン。もっとドタバタするのかと思ったのに。でもアメリカ北部の森林に囲まれた小さな村という舞台は良かった。あのお祭り前の人々のいそいそした雰囲気も。説法の場面も確かに良かったけど、その後少女の耳が聴こえるようになるのはチョット…。何となく見ればそこそこ楽しめるとは思います。 4点(2003-04-10 00:10:19) |
9. お熱いのがお好き
列車の中のシーン、修学旅行みたいで何だか自分までワクワクした。「トッツィー」といい「ミセスダウト」といい、女装物は面白いのが多いと思う。 7点(2003-01-31 23:41:31) |