1. ペイ・フォワード/可能の王国
《ネタバレ》 「非常に勿体無いなあ」というのが正直な感想ですね。 「自分が受けた恩を他の3人に返す活動」という非常に興味深い題材を、素晴らしいキャスト陣が演じるというのに、どうしてこんな仕上がりになってしまったのかが良くわかりません。まあ、簡単に言えばファンタジーのように見せかけたドロドロの昼ドラという感じです。 まあ、アメリカという国が「ペイ・フォワード」という素材をおとぎ話としても成立させられない位病んでしまっているということなんでしょうか・・・・・。個人主義・自由であることの重圧は非常に伝わってきました。 [地上波(吹替)] 4点(2012-11-17 11:10:58) |
2. ヘヴン
《ネタバレ》 「そこに愛があれば、それで良いのか?」というのが観終わった直後の正直な感想でしたね。復讐のために、何の関わりの無い人たちに、この世の地獄を味あわせておきながら、愛にすがりながら罪を償おうとする心理がどうしても受け入れ難かったです。何せ、夫の復讐を果たした後で他の男を愛するようになるわけですから。 まあ、逆に言えば、このような終末的な状況にありながら愛情に包まれる事こそこの世の天国なのかもしれませんね。 後半出てくるイタリアの田園風景は非常に美しかったです。 [地上波(字幕)] 6点(2011-08-06 00:01:26) |
3. ベティ・ペイジ
《ネタバレ》 第二次世界大戦後のアメリカ文化の1ページを密やかに飾っていた女性の人生のダイジェストを描いた映画という感じですね。まあ、謎めいた人物ですから表面的な描写になるのも仕方ないと思いますが・・・・。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-24 14:17:38) |
4. ペレを買った男
《ネタバレ》 「サッカー不毛の地」にサッカーブームを巻き起こしたニューヨーク・コスモスのドキュメンタリーです。結構ドロドロとした内幕も描かれていますが、とにかく殆ど0からのスタートから、ペレやベッケンバウアーを擁してNYを熱狂の渦に巻き込んでいくまでのサクセス・ストーリーは躍動感があって非常に楽しめました。 [DVD(字幕)] 8点(2008-07-22 15:12:05) |
5. ベッカムに恋して
しょうもない邦題で損してますねこの作品は。でも中身は、スポーツ・家族・移民といったさまざまな要素をコメディタッチで上手くまとめているとても楽しい映画でした。 文化の違いや親子の微妙な心のすれ違いを超えて、夢に向かって前向きに進む主人公たちの姿にはとても爽やかさを感じましたね。 [インターネット(字幕)] 8点(2007-02-04 14:31:19) |
6. Peluca
《ネタバレ》 バス男のDVDに特典映像として収録されていますが、まさに「おまけ映像」という感じでした。 [DVD(字幕)] 5点(2006-11-08 11:58:04) |
7. ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
《ネタバレ》 強烈なメイクですね(トゥイステッド・シスターかと思いましたよ・・・・)。ただ、その外見のケバさとは裏腹に極めてシリアスなストーリーでした。後半ラストにかけて、急に展開が早くなり、ちょっと強引にまとめたかなという気はしました。 途中で、トミーの思い出話をしているヘドウィグが「Tommy can you hear me?」と言った時に、ついTHE WHOのロックオペラ「TOMMY」を思い出してしまったのですが、ここから役名を付けたんですかね? [地上波(字幕)] 7点(2006-07-09 16:44:58) |
8. ペーパー・ムーン
テイタム・オニールの演技がとにかく素晴らしいです。(アカデミー賞最年少記録も納得です。) アディとモーゼのやり取りは、やはり実の親子ということもあってとても自然で、息もピッタリとあっています。二人のやりとりを見ているだけでとても幸せな気分になりました。(まあ、小さな子供がタバコを吸ったり、詐欺をしたりと教育上よろしくない部分もありますが。数々の詐欺テクニックにも注目です。) 見終わった後は非常に爽やかな気分になる作品です。 [DVD(字幕)] 8点(2006-04-28 10:52:50) |