1. ヘイトフル・エイト
《ネタバレ》 「この中に犯人がいる」的な密室サスペンス・ミステリーを期待したら、西部劇でした。映像はきれいだし各キャラクターもちょっとしか出ないモブでさえ味がありますし、各人が付いている嘘(一人だけ正直者がいましたが(笑))がちょこちょこと暴かれていく過程も面白かったのですがとにかく長い。個人的に冗長に思えるシーン(延々と走る馬車だけを写している環境ビデオ的なシーンとか)や会話が多く、話のテンポをブツ切りにされるのが少し残念。事が始まると比較的スムーズに展開していくのですが、そこまでで挫折しかける人もいるのでは。とりあえずミステリーではなく西部劇だと思えば、床に隠れていた「9人目」もまあアリかな、と。これは日本での宣伝が悪いと思います。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-04-06 17:04:17) |