1. 暴走特急
最初の50分くらい寝てて見逃してしまったけど、起きたらすでに占拠されてました。そこからでも十分楽しめましたよ。スティーブン・セガールは日本通でおなじみなんだけど、こと映画に関しては見るのを避けてきました。セリフは少ないけど、存在感がある役者さんですね。ただガタイがいいってだけでなくて。あのグラウンドテクニックとパワー、関節技などはPRIDEとかでも通用しそうですが、ちょっとスピードが、ね。 6点(2004-02-16 02:26:43) |
2. ボーン・アイデンティティー
《ネタバレ》 長い映画は嫌いなんだけど、これに関してはもっと内容を詰め込んだ方がいいと思いました。逃走の中で起こるトラブルももっと盛りだくさんのほうがよかったな…。「いきなり」急展開するシーンが幾度とあって面白いと思ったけど、そのたびに「この人誰?」って感じで、印象が薄い人ばっかりが出てきた気もしました。もうちょっと登場人物の裏づけをして欲しかったな。ラストもなんか釈然としませんでした。すべてがプログラムだったということで、ボーンはそのプログラムの中でダシにされてたにすぎなかったわけだけど、ここも急展開すぎて脳内整理がつきませんでした…。 5点(2004-02-14 00:25:31) |
3. ボーイズ・ドント・クライ
《ネタバレ》 うわ、あのラストで一気に熱が冷めてしまった…あんな非人道的な行為で終わるのがフィクションだったらひどかったわけだけど、エンドロールでなんか実話っぽいテロップが出たのでやっぱそうなのかな。そうでなければこの怒りはぶつけようがない!!しかしヒラリー・スワンクという人は初めて知ったが、ああいう難しい役をこなせば評価されるのは当然だろう。個人的にはラナ役の女優さんの必死でもなく、そこまで気だるくもないナチュラルな演技は、中性的な主人公としっかりマッチしててこちらも素晴らしかったと思う。しかしどうしてもラストが…なので。 4点(2004-02-02 22:41:40) |
4. ボウリング・フォー・コロンバイン
この映画で提起された問題も真実だとは思うけど、マイケル・ムーアもチャールトン・ヘストンもそれぞれ自分の意見をもっておりどれが正義かなんて決め付けられない。「恐怖の文化」こそアメリカが築いてきた歴史、それを銃社会の責任の一端ということで一つの映画で覆されたらたまったもんじゃないよ。 6点(2004-01-15 23:51:33) |
5. ボーン・コレクター
アンジェリーナ・ジョリーに関してだけど、この配役は「彼女だからこそ」というのがなかったと思う。はじめの線路の時点でどうかと思った。魅力を引き出せない役回りかな~と。コスプレさせたかっただけなんでしょうか。 流れ的には、犯人の残した証拠品にあるメッセージという視点から謎解きをしていくところに重きが置かれていたので面白かった。でも視聴者が一緒になって謎を解いていけるシーンはほとんどなく、デンゼル・ワシントンの頭の中でつむぎだされた結論に、「あっそ」とうなずくことしかできなかった。だから突然随所にいろんなシーンが出てきて困った。ラストのように。 デンゼル・ワシントンがベッドで指示を出したり、考えたりするシーンが多く、開放感に欠けた、という感じもあるけどそれはしゃあないか。連続殺人だから緊迫感はあったけどね。 また、何で鑑識素人のアンジーをデンゼルは見初めたのか、下心?アンジーの父親の話は後から知ったはずなのに。まぁ脚本に深入りするのはやめとこ。 4点(2003-11-23 03:02:47) |