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プロフィール
コメント数 542
性別 男性

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1.  襤褸と宝石 《ネタバレ》 
冒頭、借り物競争のシーンで上流階級社会の堕落した生活が描かれ、更に家の中での言動や振る舞いにまで彼らに対する侮蔑の念が感じられます。 ただの借り物競争ではなく忘れられた人や物を取ってくるなんて、この時代の映画でよく見られる仮装パーティーなんかもそうですが、夜ごとに遊び呆け普通のパーティーでは飽き足らなくなってこんな馬鹿げた遊びをしているわけですから、ゴミの山に住む人間を対比させるまでもなしに、上流を風刺している事がわかります。 その一方で、「仕事があれば人は人間らしく生きることができる」という労働を尊ぶゴドフリーの台詞や、最後に浮浪者に職を与える彼の行動など、社会的にも優良な映画と言えると思います。 襤褸を纏い無精髭をたくわえていても、ただの浮浪者ではないことはちょっと見ただけで分かってしまうようなウイリアム・パウエルですが、後のバトラーを演じる彼を見るにこれはベストなキャスティングと言えるでしょう。 監督や脚本のグレゴリー・ラ・カーヴァも自分にとっては初めて拝見する作家さんですが、物語の至る所にユーモアを交えた台詞が多くて楽しめますし、またカメラにおいても、バトラーが朝食を立て続けに運ぶシーンを長回しで撮っていたりするところなんかを見ても、きちんと映像にまでこだわりを持つ人なんだなぁと感じさせてくれます。 最後、ゴドフリーが半ば無理矢理結婚させられていたところでは、出来れば求婚を上手くかわして自分の道を突き進んでいってほしい所でしたが、監督が女心を汲むことに長けた懐の深い人物だった、と解釈します。 蛇足ですが、タイトルの襤褸という字は「ぼろ」ではなく「つづら」と読むそうです。
[映画館(字幕)] 7点(2013-12-30 15:11:53)
2.  ボウリング・フォー・コロンバイン
素直に面白かった。取り上げているテーマも興味深く決して見て損はないと思う。ドキュメンタリー映画って初めて見たけど、こういうのも悪くない。よく、映画の中で出演者が監督のメッセージを代弁していたり映画全体が比喩的な表現をしていたりする映画ってあるけど、そんなイヤラシイ訴え方よりも断然この映画のやり方のほうが自分は素直に受け入れることができると思う。結局、答えは出ずじまいのままで終わったけど、アメリカの銃社会について考えるきっかけを与えたこの映画の功績は評価したい。※
7点(2004-09-16 23:55:53)
3.  幌馬車(1950) 《ネタバレ》 
ストーリーを考えると、まぁやむを得ない所ではあるのですが、馬の疾走するシーンが余りにも少なかったのがちょっと残念ではあります。 そういった楽しみにしていたシーンがない中でも、平穏で長閑な移動風景とその一方で何か良からぬことが起きるのではないかという緊迫感が充満した停泊時との対比が、西へ向かって進むたび、馬を休めるたびに幾度となく繰り返されるのが印象に残りました(ついでに、仲間内での賑やかなダンスシーンと足音のみのマホバ族のそれも対比が出ていて面白い)。 序盤の、馬の売値の話からモルモン教徒一行と仲間になるまでのくだりも若干繋ぎの弱さを感じますし、旅芸人の若い女を絡めた恋物語も希薄な印象ですし、角笛のおばさんに至っては角笛を吹くシーンでもマホバ族とのダンスのシーンでも全く台詞が与えられていなかったところを見るに、やはり傑作と呼ぶには難があると思います。 しかし、肩を怪我した盗賊の親玉が最後まで根っからの悪党でしっかりと息の根を止めてくれた所なんかは爽快感がありましたし、銃を撃ち合うアクションの一瞬のタイミングにもこだわって撮られていたのは、やはりジョン・フォードの仕事でしょう。
[映画館(字幕)] 6点(2014-01-04 23:07:15)
4.  ポーリンの冒険 《ネタバレ》 
映画の本筋であるポーリンの半生と恋愛話のストーリーは特に面白いとは思えず、むしろ、彼女自身の強烈なキャラクターによる縫製工場の上司とのやり取りや、急にステージに立たされた時の度胸の良さなどの方が彼女の魅力が出ていて、見ているとスカッとして面白かったです。 連続活劇「ポーリンの冒険」のラストシーンがずらずらと出てくる場面があるのですが、本当にいろいろなタイプのピンチがあるんだなぁ~という感じで、映画の本筋とは関係ありませんがここは面白かったです。 一番好きなのが、舞台出身の役者がボソボソと台詞を喋っているところを監督が演技指導をし、そのお陰で期待以上に豪快な演技をカマしていたシーンですね。役者の登場シーンからしてインパクト絶大で、指導の前後で余りの驚愕の変貌に思わず吹き出してしまいました。 また、サイレント映画の撮影現場の雰囲気も知ることが出来たりと、“本筋以外では”なかなかに楽しい映画でした。
[映画館(字幕)] 6点(2011-04-17 02:30:14)
5.  北北西に進路を取れ
ヒッチコックの十八番は2種類あると思う。1つは三十九夜や逃走迷路、そして本タイトルのような逃走劇。そして2つ目はサイコ、ロープ、裏窓のような密室劇である。あくまで私の好みの問題だが、さすがヒッチコック!と言わせるのは後者の方なのである。(だったら、レビューするなってか?)
4点(2004-06-06 10:29:20)
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