21. マトリックス レボリューションズ
《ネタバレ》 【2020/01/09加筆修正】 思いがけず衛星放送で吹き替えを観賞。 初観賞時と比較して多少はパソコンに関する知識が増えた影響なのか、当初とは異なる印象を持ったので書き直したい。 本作でのエージェント・スミスはマトリックスに於ける所謂「悪玉コンピューター・ウィルス」を象徴的に描いたキャラクターだった。 1作目終盤まではマトリックスの安定を阻む奴ら=ネオ達、悪玉ウィルスを取り締まる側だったが、 ネオの出現~戦いに敗れた事でプログラムの強制的な書き換えが行われ、マトリックスの支配を目的とする悪玉コンピューター・ウィルス的存在となった。 2作目の序盤、マトリックスとの常態接続を意味するイヤホンを外してネオ側に渡したのはその為。 そこでマトリックスの支配者は世界の安定の為にスミスを消滅させる必要が生じ、ネオに対しスミス消去と引き換えに現実世界での人類抹殺取り止めを持ち掛けた。 結果はネオの勝利に思われたが、実はこの勝利の裏には意図的にスミスに取り込まれた預言者が大きく影響していて、実際は預言者に操られパワーダウンしたスミスにネオが勝利した。 (預言者が取り込まれた際にスミスと同じ外観になった時、大笑いしたのはそのせい) こう考えると、一連の3部作は決して荒唐無稽でも無く、拡げた風呂敷を回収出来なかった訳でもなく、 ウオシャウスキー姉妹なりの流儀できっちり物語を完結させている事が判る。 (かなりシンプルな物語になってしまうので少し拍子抜けする位) ただ、腑に落ちない点はまだ沢山ある。 ・設計者が「希望した者は解放する」と言っていたが具体的にどうするのか? ・希望者解放後のマシン・シティの電源確保はどうするのか?(太陽光発電でも開発したのか?)等々、 中途半端な部分が未だに多いので0点では無いが3点とした。 良くも悪くも映画界に大きな爪跡を残した映画だった事は紛れも無い事実。 どの様な作品になるのか想像も付かないがPart4の作成が決まった様だ。 期待して待ちたい。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2010-02-16 22:39:38)(良:1票) |
22. マトリックス リローデッド
《ネタバレ》 公開前、映画館に貼られていたどデカイ主要キャラクターのポスターがとにかくやたらとカッコよく、否が応にも期待は高まった。 含みを持たせた終わり方に不満はあったが、三部作の真ん中という事で逆にどんな結末を迎えるのかと逆に期待が上乗せされてしまったんのが運の付き・・・ まさか3作目があんなものになるとは・・・ バイクに乗るので中盤のバイクチェイスシーンに5点。それだけ。 [DVD(字幕)] 5点(2010-02-16 22:35:59) |
23. マトリックス
《ネタバレ》 (久々にDVDで観賞、初見時の気持ちを思い出しながら記載) 何も予備知識を持たず観賞した際の衝撃度で本作に匹敵する作品は無いと思う。 一番好きなシーンはトリニティが一瞬でヘリコプターの操縦を覚える処。 ガラガラの映画館で「カッコエ~」と叫んでしまった。 [DVD(字幕)] 9点(2010-02-16 22:30:06) |
24. マイケル・ジャクソン/THIS IS IT
《ネタバレ》 本作を観て、マスコミの垂れ流す風評が如何にいい加減なものなのか、先入観は持つべきでは無いと言う事を改めて思い知らされた。 正直な所、私はマイケルが久々のライブを演ると聞いた時、「ホントに出来るのか?」と疑問を持ったし、亡くなられた時も本作を観た後では失礼極まりない考えとしか思えないが、「土壇場で追い詰められたが故の自殺か?」と思った。 でも、本作を観てそんな思いは全て吹っ飛んでしまった。 齢50を迎えても衰えぬ彼の体のキレと歌唱力、そして周辺の人々をポジティブにインボルブする事の出来るカリスマ性・・・ 映し出される映像の全てが、King of Popと呼ばれた彼の人となりを反映している様で、彼の奇行を面白おかしく騒ぎ立てるマスコミに踊らされていた自分が恥ずかしくなった。 もし、彼が亡くならなければ、今回の公演は間違い無く後世に語り継がれるものになっていただろう。 目を輝かせて彼と同じステージに立つ事を誇らしげに語るダンサー達、ミュージシャン達の無念さは察するに余り有る。 改めて彼の冥福を祈りたい。 [映画館(字幕)] 8点(2009-11-16 08:44:39)(良:4票) |
25. 魔法にかけられて
《ネタバレ》 チャーミングなエイミー・アダムスの顔ばかり見ていた気がする。 あんな純粋な女性が居たら男なら誰でも惚れますよ、そりゃあ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-11 18:38:28) |