1. レ・ミゼラブル(1998)
あまり他との比較において評論するというのは、正しいやり方ではないかもしれないけれど、ミュージカル版と比較すれば、比較するほど良さがわかる映画。 あちらでは、どうしても駆け足になって底の浅いものとなったジャン・バルジャンとジャベールの人物造形がとても見事で、いろいろなことをじっくり考察しながら見ることができました。 あと、コゼットの女優さんが目がキラキラして可愛らしいのも好感度大 8点→7点 一旦購入リストからはずすため [DVD(字幕)] 7点(2013-08-15 15:26:06) |
2. レディ・キラーズ
ここに来て初めてコメディと知りました。今更見返す気もしませんが、どこにも笑うところが無かったような。 ストーリーにも新味感じなかったし、キャラクターも一人も魅力を感じなかったのでどうにもこうにも。 特にマンソン夫人、黒人女性、婆さん、敬虔なクリスチャン、特に嫌いなわけじゃないんですが、できたら敬遠したい要素が3つも揃った人が作品の中心では、どうしても冷めた目でしか鑑賞できなくて。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2013-06-05 16:41:53) |
3. レジェンド・オブ・ゾロ
《ネタバレ》 1846年~1848年 米墨戦争 1848年 グアダルーペ・イダルゴ条約によりメキシコはアメリカにカリフォルニア、テキサス等の広大な領土を割譲 (ちなみにメキシコでは、この戦争のことを「アメリカのメキシコ侵略(North American Invasion of Mexico)」と呼ぶそうです) いくら主人公が架空とは言え、誰でもすぐ調べればわかるごく簡単な歴史的事実をいきなり冒頭で歪曲されたら、やっぱり白けた気持ちがつきまとって。(ま、ただ、歴史って所詮は勝者によって語られる物語にすぎないわけだから、日本だって戦争に負けなきゃ、貧しい圧政に苦しむ人々が立ち上がって満州国建国なんて映画作れたかもしれませんねw) あと、ヨーロッパ諸国の支配層が本当にアメリカの強国化を恐れるなら、別に秘密結社にやらせなくても堂々と南部を支援すればいいだけで、だいたいスペイン建国の中で極めて穏やかに存在を終えたアラゴン王国の秘密結社が陰でヨーロッパを支配って、どこから、そんな無理筋が出てくることやら(爆笑)ヨーロッパの半分は新教の国なんだけどな。 それと応援するってニトログリセリンそのまま渡されたら南部も、あんな危ない扱いの難しいもの渡されてかえって扱いに困ったと思われ(ダイナマイト発明まではまだ少しあるし)案外、自爆を繰り返して史実よりあっさり負けたりして。 というような感じで、前半は夫婦喧嘩を見せられてるみたいな展開にいらいら、後半はあまりに出鱈目な展開にうんざり。なにかフラストレーションがたまる映画でした。(ただ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズの豊満な胸には癒されましたがw) ※ただ、ピンカートン社がアメリカ政府の依頼を受け、なおかつ関係ない市民を脅迫してまで使命を果たそうとするというのも相当無茶だなと思ったら、まず本当に政府の依頼を受けて動いていた時期があったこと、なおかつスト破り等を行ういかがわしい会社であったことなど調べてみたらわかって参考になりました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-01-14 14:47:02) |
4. レッドクリフ Part I
《ネタバレ》 劇画や小説等で大の曹操びいきなんで、本来、悪のエロ帝王扱いのこの作品は受け入れられるはずないんだが…… これが結構面白かった。牛泥棒の話(これは史記の別のエピソードからの借用だが)、 机をぶった切る等、孫権の様々なエピソードなどピンとくるエピソードをきちんと入れてくれていたのは好感度高いし(魏の船が燃え上がる前から赤壁という地名はまあ、お愛想でw)、皆さんに評判悪い劉備軍の将軍達の超人ぶりも、むしろ小説等で慣れ親しんだものが実写で見れて楽しい気分。八卦の陣だって、映像で表現しようとしたらあれしかないでしょう。 小喬の史実通りのルックスにもまさしく「萌萌」ですw。 ただ、続編につながるという形のため、少し決戦が終わってからの部分がダレたのが残念。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-16 12:31:51) |
5. レイチェルの結婚
《ネタバレ》 平成23年8月1日全面改訂 じっくり落ち着いて見たら、素晴らしい映画だった。過去の悲劇から立ち直れない家族同士のすれ違う気持ち、それでいて切り離せない家族の絆。特に交通事故でボロボロになって帰ってきた妹を姉が風呂で洗ってあげるシーンに泪が。ハサウェイはどんなにしても美人! ただ、アメリカ映画見ていつも思うのだけれど、「薬物」があまりに日常的、ありふれたもののように扱われてて、日本人には違和感が。日本人の感覚からすれば、少女が中毒になるほど薬物を入手できたこと自体が最大の悲劇の原因なんだが、それはアメリカ人にとっては、あえて言及する必要がないほど日常的なことなのか? [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-06-12 10:04:09) |
6. レインマン
《ネタバレ》 サヴァン症候群というものを知ることができただけでも、自分的には充分価値がある映画。また制作過程も実際の患者に会うなど真面目さを感じさせて好感が持てる。 ただ、病気の特質を知れば知るほどいわゆる「ヒューマンさ」には疑問符。 クライマックスの直前まで、兄の特質を利用して大金を稼いだ弟の変化ってのが、それほど無条件には認める気がしないし、兄は兄で病気の性質を考えるなら、そんなに簡単に気持ちが通じ合うようになるというのはやはり「御伽噺」にしか思えない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-06-05 20:45:49) |
7. レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―
《ネタバレ》 もしも、ジョン・ウーがミッドウェイ海戦の映画を作ったら、 南雲とフレッチャーが沈んでいく赤城の艦上で剣を持って戦い、敗れた南雲にフレッチャーが「西へ帰れ」と もし二百三高地の映画を作ったら、 乃木大将とステッセル将軍が陥落直後の旅順要塞で(以下省略) と言いたくなるくらいお粗末なラストで、白けました。w それ以外は、蔡瑁(王へんに冒)の偽手紙の話と孔明が矢を集める話を組み合わしたりとか、なかなか上手く話を作ってるなと思ったし、評判悪い、小喬の潜入と風が変わるまで時間稼ぎもリン・チーリンの美貌があまりに説得力があり杉で自分的にはOKでした。(ただ、曹操も純情な中学生じゃないんだからお茶入れてもらったくらいで喜んでるなよ、せめて帯解くくらいのサービスはあってもいいだろとは思いましたがw) 肝心な戦闘シーンも魏軍の船が一斉に燃えていくところとかイメージどおりで良かったし、あの時点まではもともと曹操びいきの自分でさえ、上手な作戦運びに呉軍ガンガレモードになってました。 しかし迫力ある戦闘シーンのラストがあれではね…… [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-10 11:26:54)(笑:1票) |
8. レオン(1994)
《ネタバレ》 This is from MATILDA. [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-12-09 12:51:13) |