21. ロード・オブ・ザ・リング
冒頭やや説明的な部分はあり、最初から最後まで盛り上がるとまではいかないが、それも壮大な三部作の第一作であるということを考えれば至極仕方ないことでだと思う。一切の妥協のない物語の世界観の創造は見事の一言に尽き、今シリーズが娯楽映画大作史上に燦然と残るということは相当に明らかだ。 [映画館(字幕)] 9点(2005-05-28 21:55:56) |
22. ロスト・イン・トランスレーション
良い映画だ。日本という国の“ありきたりな”日常に見え隠れする滑稽さ、そこで途方にくれる孤独なふたりの外国人。実に現実的でありながら、そこに映画としての面白味を生み出すこの外国人女流監督の観察眼の凄さは何だろう。多種多様な感情と文化が入り混じり、混迷極まる“東京”という街を、これほどまでに情感たっぷりに描き出す映画を観たことが無い。不安定で不確実なままに惹かれ合うふたりが織り成すこの物語は、ロマンスなのかヒューマンなのか……もうそんなことはどっちでもいい。混沌とした街で、混沌としたふたりが、導かれるままに紡ぎだしたしっとりとした感情に、余計な説明などいらないと思った。 [DVD(字幕)] 9点(2005-05-02 02:29:29) |
23. ローマの休日
ラブストーリーなんてそれこそ星の数ほどあるわけで、映画のジャンルとしてもっとも多いのはラブストーリーだと言って間違いない。そしてどんなラブストーリーにも共通して不可欠なのは、“愛すべき女優”、“恋心を抱いてしまう女優”であろう。むしろその定義自体がこの映画のためにあるような気がする。オードリー・ヘップバーンという女優が存在したこと自体がすごく幸福に思えてならない。ああ、ほんとうにくるおしいほどの想いでいっぱいになる。なんて映画だろう。 10点(2004-10-29 23:38:19) |
24. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
もはや言うまでも無いが、今作ほど「超大作」という肩書きにふさわしい映画はない。映画には様々な要素があると思うが、そのすべてにおいてこの映画は強大である。ドラマティック、衝撃、迫力、緊張、エンターテイメント、伝統、映画という総合娯楽が受け継いできたすべての集大成のひとつがこの作品に注ぎ込まれているようにすら感じる。素晴らしいを通り越しもはや、凄まじい。 10点(2004-01-30 15:09:25)(良:1票) |
25. ロスト・イン・スペース
未知なる宇宙を舞台にした漂流記で、ストーリーにしてもヴィジュアルにしても非常に娯楽性が高い映画に仕上がっている。宇宙で迷子になる家族に襲いかかる危機は絶望的であるが、ノリとテンポの良さで回避していく展開には爽快感と痛快感に溢れている。ラストも実に心地よく、是非続編を作ってほしいと思う。 8点(2003-11-16 18:09:04) |
26. ロミオ&ジュリエット
個人的には、冒頭の銃撃シーンだけでハマってしまい、全編に渡る独特のノリに引き込まれた。原作の持つヨーロッパ的な雰囲気から一転、独創的な熱っぽい南米の空気感がオリジナリティを高め、インパクトのある映画にしている。 9点(2003-10-28 15:05:54) |
27. ロビン・フッド(1991・ケビン・レイノルズ監督作品)
あまり覚えていないけど、豪華キャストでそれなりに盛り上がる娯楽映画に仕上がっていたと思う。ケビン・コスナーがまだ若々しくてパワーにあふれている。まあ個人的にはまだまだ俳優としての魅力は大きいと思うけど。 5点(2003-10-03 18:11:51) |
28. ロボコップ3
もうほとんどストーリーは覚えていないけど、ロボコップがついに飛んでしまうシーンはなかなか笑えた。もう設定がああいうものなんだから、もっと悪ノリしていろいろやっても良かったと思う。 1点(2003-09-28 17:33:28) |