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あばれて万歳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1201
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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301.  エンド・オブ・キングダム 《ネタバレ》 
前作の登場人物のほとんどが再登場するためやたらと登場人物が多い本作。 ぶっちゃけこんなに登場人物が必要ではなく、しかもリンシークレットサービス長官は(いかにもそうなりそうな予感はあったけど)案の定途中退場。 あのルックスで(この映画時点で)57歳という奇跡の美貌も作劇の適当なご都合でジエンド。 ぱっと見はどう見ても30代なのに…すごいぞ、この女性。 そういえばハルベリーもいつまでも若く見えるけど、黒人系の美女はそういうもんなんだろうか?  さて映画の内容、前作は「ホワイトハウスという閉鎖空間&シークレットサービスと大統領」という内容だったものが、今回はなぜかロンドンを駆けずりまわる大統領一行。 いやそれ、登場人物が大統領とシークレットサービスである必然性がまったくないよね?…という事で、本作はめちゃくちゃ凡庸なアクション物に成り下がってしまいましたとさ。  あと制作予算はそれなりにありそうなのに劇中のCGがめちゃくちゃチャチなのがね…  とりあえず褒めるところがあまり見つからない残念な映画。とはいえめちゃくちゃけなすほどでもないっていう…実にどうでもいい映画。
[地上波(吹替)] 5点(2018-03-08 22:55:05)
302.  エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 
何とも評価の難しい映画がこれ。  冒頭の一連の(退屈で長い)出会いのシーン 日記を書こうとして「ページが破かれてる、なぜだろう?」なんて独白が入ったり、おそらく誰でも知ってる「オーマイダーリンクレメンタイン」の歌を知らなかったりと、不自然な事がバリバリに詰め込まれていて、あからさまに伏線くさい。 で、劇中記憶を消すインタビューの際に語られる二人の出会いが明らかに冒頭と違ってれば、そりゃ誰でも「ははん」とストーリーの構造には気づくわけで、おそらく製作者側もそれはわかって作っているはず。  さてそれを踏まえて改めて映画全体を見てみると、実はこの映画、記憶消失というネタを除くと「おどろくほど内容がない」 ファンキーでリリカルな彼女と地味で真面目そうな彼氏が、恋愛しながらも性格の不一致によるストレスで付き合うのが辛くなり…っていう、恋愛のありがちパターンの一例をただ語ってるだけだったりする。 こういう場合、実際別れるとなったときにいい思い出とか感情があふれてきて、やっぱり別れたくない!なんて勢いでなっちゃうのはよくある話なんだけど、そういう場合そこで付き合いを延長しても、やっぱりいろいろ不満が出てきて結局別れちゃう…というのはリアル恋愛の定番パターンの一つで、この映画のラストにしてもそこからどうなるかはほとんど自明であり別れしかありえない。  実際、恋愛の「恋」は遊園地のような夢と魔法のワンダーランドなんだけど、実際にそれじゃ生活はできないわけでこれが「愛」に進もうとすると、もっと地に足がついた事を考えなくちゃいけなくなる。 ファンキーと真面目で価値観が違いすぎるこの二人の場合、そこが折り合えない以上は記憶消去後にまた出会って付き合っても、いずれ結局耐えられなくて別れちゃうのはどうしたって避けられない この映画は一見、運命の愛を描いてるように思えるし、そう思ってしまう人もいるかもしれないけど、多少リアルな恋愛経験のある人なら「こいつら結局また別れるだけなんだよなぁ」というのがわかってしまうなかなか痛い映画になってる。 だってさ、この映画で主人公に対してあれこれ都合のいいことを言ってるのは、全部主人公の頭の中にいる都合のいい脳内彼女なんだからね。実際の彼女とは違うんだもん。そんな妄想ベースで「別れたくない」と思ってもね…っていう話。  で、そうなるとこの映画、「結局それで?」としか言いようがないほどストーリーがないわけで、冒頭に書いたように「なかなか評価が難しい」という事になっちゃってここでの点数も悩んじゃうところ。  あと、映画の本筋とは全く関係ないけど、記憶操作をする会社の人達、重要な仕事してるくせに記憶を消す際の仕事の態度があまりにも不真面目。  彼のアパートでの記憶を消す作業のシーン、彼らの仕事の姿勢にずーっとイライラしてて、主人公の記憶系の話が全然頭にはいってこないっていう。 まぁでも、それでも全然困らないくらいには基本的なストーリー自体には内容がないからいいんですけどね!
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-03 02:07:45)(良:1票)
303.  ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 
原作未読、オリジナル未見です。  見た後で知ったんですが、これリズベットが主人公のシリーズ物なんですね。  さてさて、映画を観ていれば殺されたと言われている娘が生きているのは割と序盤で気づきますし、そうなると親類と一切連絡をとらないロンドンの彼女がその正体なんだろうなぁ、という事も想像できますから、それが解き明かされるところまでは「まぁそんな感じだよね」という予想の範疇の展開でした。  予想外だったのは、事件が解決した…と思われてからで、映画中では短い時間ながらリズペット大活躍であれよあれよと20憶ユーロを手にいれちゃうわけです。 (ちなみにそのために投資だと称して5万クローネを借りますが、これ日本円で60万円くらいですね。投資効率いいな!)  リズペット、いわゆる「天才サヴァン」キャラで、ドラマや小説にちょくちょく出てくるステレオタイプなキャラなんですが、それにしてもスーパーマンすぎます。 すげーな、リズペット…と思って見ているとラストでまさかの展開。  なるほど(軽めにいって)情緒不安定なお嬢さんですから、ちょっと気に入らないとあぁなっちゃうわけですね。  それにリズペット主役であれば、彼との関係もあそこで終わらないと次に続きません。  一見ダニエルクレイグの映画かと思わせといて(だってポスターというかパッケージ写真もそうですよね)、実は終始リズペットが主役だという、そこが個人的には一番びっくりした、そんな映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-01 14:50:43)
304.  コララインとボタンの魔女 《ネタバレ》 
CGでどんな映像でも撮れちゃう21世紀の映画、大概の映像ではもはや誰も驚かないわけだけど、そういうスレた現代の感覚をもってしてもこの映画が見せる映像はすごい。 なんと今どきストップモーションで作られた映画なのだ。 ストップモーションというと古い映画フアンはハリーハウゼンのあれをまず思いうかべるわけだけど、21世紀のコマ撮りはレベルがちがう。 50億の予算と4年の歳月をかけて作られたこの映画のそれは見たらわかる…というか見ないとわからないというか、これをいちいちコマ撮りして4年で作れるものなのか?と逆に心配になるレベルのとにかくすごい映像。  で、とにかく手間暇かけたストップモーションで魅せるその映像のすごさが逆に言えばこの映画のすべて。  ストーリー自体は、(SF小説の最高峰)ヒューゴー賞を受賞したベストセラー児童文学を原作にしているだけに大きな破綻はないものの、結局ありがちな「悪い子はいねーが」物。 ごくごく予定調和な展開で、とりたてて大きな感動などには残念ながらつながらない。  この映画はあくまでも「この映画は人形を使ってコマ撮りしたんだよ」という事にだけ意味があり、もっと言えば、映画中に沢山でてくるのが「人形」なわけだけど、この「劇中の人形」も「劇中の人間」も実は両方とも人形を使って撮られているところが(そして人間は人間に、人形は人形にちゃんと見えるところが)この映画の際立った皮肉な面白さでもあると言えるんじゃないかと思ったりするわけである。
[インターネット(吹替)] 7点(2018-02-24 20:32:53)
305.  タイタニック(1997)
こいつのレビューを書かないと「好みの近いレビュワーからのおすすめ一覧」から消えてくれないので、めっちゃ今更ですが…  過不足のないよくできた娯楽大作映画…だと個人的には思っていたのですが、ここのレビューを見ると意外と否定派がいるんだな、と。 それらのレビューを読んで思ったんですが、確かにこの映画は「タイタニックの沈没」という大スぺクペタルを描きながら、群像劇ではなくその焦点をよくわからない2人の恋愛にフォーカスしちゃってるんですよね。 「2人の出会いと悲恋を描いた映画。で、その舞台としてタイタニック沈没が使われている」みたいになっちゃってるわけです。  そんな構成なのでラブロマンス物があまり好きではない人や、この2人が好きになれない人にとっては「そうじゃないだろ」「観たかったのと違う」「タイタニック沈没がメインなんとちゃうんかい?」という事になっちゃうんだな、と妙に納得したわけです。  とはいえ、個人的には先に書いた通り過不足のないよくできた娯楽大作映画ですし、ひょっとしたらすべての映画の中で最も広くマネされる有名な例のシーンがある事ひとつをとってみても、この映画が名画として確固たる地位を築いている事は否定できないのではないでしょうか?  そもそも映画というのは、(だいたいの場合)観客が感情移入するためのキャラクタを置くわけで(一般にそれを主人公というわけですが)、この2人にフォーカスして話を描く事は(その2人への好き嫌いはさておき)ごく自然な手法ですしね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-02-13 13:06:18)(良:1票)
306.  トップガン 《ネタバレ》 
今日のラテ欄でこの映画を放送しているのに気が付いたので、はじめてこの映画を観たときの感想をば。  この映画で何より忘れられないのが、劇中でMig28と呼ばれている飛行機が明らかに米国製のノースロップF5である事です。  おかげで初見のときに冒頭のMig28との空戦シーンはずーっと訓練だと思ってました。 実際、米軍で仮想敵を設定して訓練することはめずらしくないので、そういうシーンだと思ったんですね。 だって、どう見たって敵の戦闘機が米国製のF5なんですから、そりゃそう思っちゃいます。  おかげで、仲間のエースの方がなぜブルってるのかしばらく理解できず。  あぁ、あれはほんとにMig28という戦闘機の設定なんだ、と気づいてから、明らかに米国製じゃないそれっぽい飛行機用意しろや!と思ったのがなつかしい思い出です。 米国製の戦闘機を出して「ソ連の戦闘機だ!」と言われても「いやアメリカ製だよね…」としか思わないですし、ぶっちゃけしらけます。  だから途中でA4が出てきたときにも「これもソ連機って設定なんだろうか?」と余計なことが気になって気になって… つかアメリカ人は気にならないわけ??そこが不思議です。  まぁストーリー自体単純明快で非常にありがちなので、多少他のことに気をとられていてもストーリーの理解には問題ありませんでしたし、そもそもありがちすぎるストーリーで理解しようがしまいがさして面白くもないからどうでもいいんですけどね。
[DVD(字幕)] 5点(2018-02-08 23:16:05)
307.  マラヴィータ 《ネタバレ》 
想像してたのと違ってこれ完全にブラックなコメディでした。  主人公一家が明らかにみんな極悪人でして、普通だったらこれ個人的にダメな連中のはずなんですが、この映画に関してはコメディとして割り切ったキャラ付けをされているので全然気になりませんでした。 たとえば、奥さんがせっかく告解したのに、お前は極悪人だ!と後で神父が文句をいうその姿がむしろ悪人に思えてしまうのは、もちろん彼が神父としての本分をはたしてないって事もありますが、しかしやはり製作サイドに乗せられちゃってるんでしょうね。 ちょっと気に入らない事があるからといちいちスーパーを爆破してるような奥さんは、普通に考えればそりゃ極悪人に決まってますもん。  映画上映会で「違う映画が届いた」のとき「グッドフェローズ」を思いつかなかった自分が情けない。 そりゃ本人出てますもんねwいい映画ですよねw  残念なのはクライマックスのマフィア戦、あそこがちょっと整理されてないというかもうちょっと盛り上がるようにできたと思うんです。 一言でいえば雑だし、バラバラに集まる家族をもっと有機的に銃撃戦に絡められたはずなんですよね。 そこはちょっと残念です。 近所の人がサクサクっと撃ち殺されるブラックジョークは面白いんですけどね。  まぁでも豪華キャストのブラックユーモア映画として面白い一本でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-02-03 21:47:12)(良:2票)
308.  ソウ3 《ネタバレ》 
ソウ1がなぜ面白かったかというと、とにかく緊張感に満ちた圧倒的な謎、そしてあのオチ!というとこにポイントがあったんだと思うんです。  当時は、いろんな個人の方が「ソウの考察記事」をネットにあげて深読みして語ってましたが、実際そうさせる要素が一作目にはあったんです。  でもこの3作目くらいになるともういけません。 謎も何もなくてしゃべるしゃべる。舞台裏を見せながらのゲームに一作目の要素は全くなく、しかもそれも無駄に見てていやな感じのばっかりっていう。 こういうのは舞台裏を見せてしゃべりながらやっちゃうともはや意味ないと思うんです。 しかも3作目となると何かをパワーアップさせる必要があるから…ということでパワーアップしたのはキモグロ要素。 いや、そこじゃないんだよ!ってね。  今回は1作目あたりの舞台裏も結構見せてくれちゃってるわけで、当時ワクテカで深読み考察してた人達の意味ってなんなの?っていう気分にもなります。  1作目の魅力はまったくなくなり、ただただキモグロの映画に成り下がった残念な3作目なんですが、しかし1作目くらいの出来のものを連続して作るのは難しいだろうし、なんのかんの言って過去の謎解きはやっぱ皆期待してるわけで、こうなっちゃうのはしょうがないのかもしれませんね。いやキモグロはだめだけど。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-02-01 10:48:21)
309.  恋人までの距離(ディスタンス) 《ネタバレ》 
恋愛映画の名作として有名な本作、恋愛映画好きな自分としてはいつか観たいなと思っていた一本なんです。 それをついに今回観たわけですが…  映画の序盤で彼が語る「ある人の一日をただ追いかけるだけのドキュメント」企画をほとんどそのまま映画にしたのがこれ。  序盤の夫婦喧嘩から出会いまでは面白かったし、期待させてくれました。 でも面白かったのはそこまで。ウィーンで降りてからはもうね…  旅行中たまたまであった2人の男女が時間限定のデートをしてキュンキュンするという、人によっては「あるある」系が描かれているわけですが、しかし、あまりにもそのままでドラマ性も何もありません。 ただひたすら(誰かよくわからない)二人の厨二感丸出しの会話を延々と聞かされるだけっていう。 途中で出てくる占い師とか詩人も痛い人だから、これは監督の趣味なんでしょうか。  そもそも旅先でのアバンチュールが盛り上がるのは誰でも知ってる事であって、「スキー場の恋は東京で再会してがっかり(スキー場→海でも可)」というのもこの手のアバンチュールあるあるなわけです。 つまり普通の出会いじゃ何も思わないような相手でも旅行先の偶然というシチュエーションだと相手が10倍素敵に見えちゃうってだけなんですよね。  それをそのまま映画という形にして(しかもしょーもない会話のやりとりだけを)延々とみせられても、ひたすら退屈だったとしか言えません。  ま、長々と書きましたけど、他の低得点の方と同じ事言ってるだけなんですが。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2018-01-30 22:46:58)
310.  ソウ2 《ネタバレ》 
ヒット作の続編は難しいというのは本当によく言われる事ですが、ソウ2はがんばってたと思うんです。 高くあげられたハードルをギリギリクリアしてきて、「お、この製作者は違うのか?」と世間に思わせてくれました。  しかし3からは、なんだろうこれじゃない感。 そっちじゃないんだよ!って感じなんですよね。  さてソウ2、証拠をでっちあげられて牢屋に入れられた人たち、そりゃもともと悪人なんでしょうけど、しかしここまで撒き餌扱いされると主義主張に関係ないただの無差別殺人に近いのではないか、と。 1作目は謎多き犯人像にもうちょっと何かあるんじゃ?と思わせといて、今回は変な謎解きが入った結果、逆に底の浅さが見えちゃった感じなんですよね。  まぁそれでも「おお!そうだったのか!」という驚きは1作目同様にあるわけで、本当にこのシリーズ、2までは面白かったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-01-30 12:41:23)
311.  サベージ・キラー 《ネタバレ》 
観る前はありがちな復讐譚だと思っていたのですが、いきなり呪術的悪魔的な復活シーンが出てきてからおかしくなって…なんなのこのバカ映画は?(ほめてます)  おかしいくらいに振り切ったストーリーはいい意味で漫画的で、B級バカ娯楽映画としてはほとんど非の打ちどころがないすばらしい作品なんじゃないでしょうか。 お約束で切ないラストも実にGJな感じです。  細かいところをどうこういう映画でもないのですが、個人的にはあのわりといい保安官の人が助かったかどうかが気になります。 まぁ多分死んだんでしょうけど…
[インターネット(字幕)] 8点(2018-01-29 21:23:32)(良:1票)
312.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》 
映画の展開がとても冗長で退屈です。 一応「サスペンス」や「ミステリ」ジャンルの映画だと思いますが、そうであるならもっと話に緊迫感をもたせて観客に興味を持たせてくれないといけません。 映画を観ながら、あまりに退屈で登場人物達に全く興味が持てないんですからサスペンス映画としては致命的です。 だって興味が持てない人がどうなろうと、ぶっちゃけどうでもいいじゃないですか。  そしてオチ、映画の途中で夢の中のように不自然でつじつまが合わない事が多く発生するので「なんかそういう事なんだろうな」と思ってたら案の定そういうオチ。  てか結論出てから先も長い。 この情緒的な雰囲気展開いる?? 最後に姉出す必要ある?  …とまぁ、いちいちダメなところばかりが引っかかるダメ映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-01-28 22:04:47)(良:1票)
313.  10 クローバーフィールド・レーン 《ネタバレ》 
タイトルと製作者を見ればどう考えてもクローバーフィールドと関係あるんだろう…と思わせつつ、さてしかし、映画を観ていても地下の怪しい生活から一向に抜け出さないし…おっさんの頭がおかしいのか、それとも外には本当に怪物がいるのか…どっちが正解??とさんざん悩ませといて、「おっさんの頭もおかしいし外にも怪物いるし」という、どっちを選択しても負け状態だってオチはある意味すごい、と言えます。  だって、普通こういう話だと、おっさんはおかしく見えるけど実は言ってる事が全部正しくて逃げ出した女が後悔する…ってのが普通のパターンじゃないですか。 でも全然そうじゃないっていう。 「おっさんもおかしいし、外も地獄」 おおう、なんて斬新。  でも残念ながらトータルとしてその面白さを生かし切れてないというか、具体的にどこが悪いと指摘するのは難しいんですが、こじんまりとしたやや中途半端な作りに終わってしまっている感がぬぐえません。 面白そうなのに、もうちょっとなんとかならなかったのかなぁ…という思いがぬぐえない惜しい一本です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-01-28 17:43:24)(良:1票)
314.  マグニフィセント・セブン 《ネタバレ》 
七人の侍で誕生したこの有名フォーマットは、どうやってもそれなりに面白くなる鉄板フォーマットなわけで。その後数多くのフォロワーを輩出したわけですが、最新のフォロー作品がこれ。(というか七人の侍ではなく荒野の七人のリメイクなわけですが)  しかし残念ながら「このフォーマットで映画作ったら面白いに決まってる」という期待値以上のものには全くなっておらず、残念ながら「まぁまぁの西部劇」レベルにとどまってしまっています。  理由はいくつかあるのですが、そもそもこのフォーマットの場合、本来は途中の「仲間集め」の部分がとてつもなく面白いところなのです。 そこで各キャラを掘り下げてその参加動機なども浮き彫りにすることで、観ている側は初見のキャラクターに思い入れができるわけですが、この映画は肝心のそこが浅すぎます。おかげでキャラの背景とか参加動機とか全くわかりません。だめじゃん!  一方でキャラ自体が濃すぎます。 確かにすでに何回も映画化されてきたフォーマットですし、今の多民族感を出すためにはしょうがないのかもしれませんが、あまりにもバリエーションに富ませすぎて奇人変人大集合、女性ガンマンがいなかったのが逆に不思議なレベルです。  例えばリーダー格の彼。荒野の七人のユルブリナーが黒ずくめだったのをさらに強調してどこもかしこも黒いキャラに。(これ以上は問題発言になるので突っ込みませんが) 登場する各人がそんな感じで、東洋人だの謎のインディアンだの今の時代を象徴して人種にバラエティをつけすぎです。 一方で先に述べた通り、参加するキャラの動機付けが薄すぎて「おまえ、なんでこれに参加してんの?」と根本的な疑問がぬぐえないし、しかもキャラ自体は濃すぎるので感情移入も難しい状況になってます。  さて、この映画でちょっと面白かったのは、最後に生き残るキャラ構成。 リーダー以外はインディアンと(一番影が薄かった)メキシコ人犯罪者という組み合わせは、正直かなり予想外で意図がまったくわかりません。なぜなの? まぁ最後がそんなでは「すげー面白い!」というカタルシスもないわけで、結構ガッカリ…だったわけですが、そこで最後まで出し惜しみ気味だった名曲荒野の七人のテーマがばーんとかかって、個人的には一気にテンションが上がりました。いやこのエンディングだけはマジかっこいいっす。最高っす!  名曲のよさを再認識するエンディングだったわけですが、でもそれってこの映画が面白いんじゃなくて結局「荒野の七人」が面白かったってだけなんですけどね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-01-27 21:20:29)(良:1票)
315.  インビクタス/負けざる者たち 《ネタバレ》 
2015年のワールドカップで日本代表が南アフリカ代表を下し世界的なニュースになったわけですが、(そして五郎丸ブームが起きたわけですが)それもこの映画を観ればあらためて納得します。 あの頃は、それがどれくらいすごい事なのかラグビー人気の低い日本では今一つ伝わっていませんでしたから。  さて世界には誰もが認める偉人というものがごく少数存在していて、2005年にBBCが行った「もし世界統一政府が出来たら大統領には誰になってほしいか」投票で1位に選ばれたネルソンマンデラ氏は間違いなくその一人なわけです。  この映画中でも「この人のためなら」という思いをいろんな人が持つわけですが、これって、私が大好きな映画「デーブ」での雰囲気にもちょっと似てるんですよね。(もちろんデーブはフィクションですが) こういう雰囲気の映画は大好きです。  日本にも「この人のためなら!」と思えるような素晴らしい政治家がぜひ出てきてほしいものだと切に願います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-01-23 19:42:34)(良:1票)
316.  ピッチブラック 《ネタバレ》 
続編が作られる映画というのはだいたい面白いのが相場なのですが、いやこれはダメでしょ。  そもそも22年間ずっと昼だという惑星に懐中電灯の光くらいで怖がって寄ってこないような生物が存在するわけないだろ、ってところですでに「えー」って感じなわけでその舞台設定がアホ丸出し。 設定がそんなレベルだから当然そのストーリーもいちいちご都合主義で失笑するレベルなわけです。  たとえば、みんなで電池を引きずっていこうのコーナーで、突如としてキレて暗闇に向かって走り出す古物商。 おかげで皆の照明が消えて危機に陥っちゃうわけですが、いくらなんでもあの状況でどんなにキレたって暗闇に走っていくアホはいないでしょ。 ご都合主義にしてもひどすぎます。  たとえばパート2、雨ふってきて避難した洞窟から駐屯基地までの往復の道筋が何往復かされるわけですが、なぜか毎回難易度が違いすぎます なぜ一人で重い電池しょってえっちらおっちら歩いたときや、光る虫を入れただけの瓶をもった女性が一人で移動するときには無事なのに、ある程度明かりをもって4人で移動するときにはピンチに陥るのか。  どこもかしこもそんな感じのご都合主義展開が多すぎて観ててもただただしらけるだけ。  まぁしょせんC級娯楽映画にすぎないわけだから細かい事を言うなよ、ってとこなのかもしれませんが、その割に続編が作られたりそれなりに面白いという人がいるのがどうにもこうにも解せませ  同じような製作レベルの映画でも例えばエイリアンが映画史に残る傑作になったようなものもあるわけで、低予算のしょーもない映画であってもちゃんとした物を作る義務ってのはあると思います。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-01-22 22:21:02)(笑:1票)
317.  ダンテズ・ピーク 《ネタバレ》 
溶岩の表現や火山の爆発表現はリアリティがあるのに、それが全く生かされてない残念な映画。  その理由は、いちいち小粒なエピソードを描く事に終始しちゃってるから。  そもそも火山が噴火するまでが長いし退屈。 例えば途中の調査シーン(骨折して救助とか)、あのシーンいる?いらないよね? こういうディザスター映画に観客が期待しているのは「驚くほどの大噴火!」「迫りくる溶岩!」なんだからとっとと噴火させて大騒ぎさせてくれ。 …ところが、いざ噴火してみると、やっぱり地味! 観客側は街に迫りくる溶岩!次々と起きる大惨事!みたいなものを期待しているわけだけど、実際にはなんか車でばーちゃん助け出しに行きますよみたいな、非常に局所的などうでもいいエピソード。  いやいやそういうの観たいんじゃないから…と。  やはりディザスター映画は「驚くほどの大災害」を描いてこそだし客だって割り切ってそういうのを期待してるわけだから、こんな作りにしちゃったら、これじゃない感は半端ないわけで、結局それがこの映画の評価につなっがってしまってる。  ところでこの映画の主人公とヒロイン、無駄にイケメンのピアースプロズナンに微妙な顔のリンダハミルトンという、普通の映画だったら違和感ばりばりの組み合わせなんだけど、この映画だと意外と自然な印象を受けるのが面白いところ。 エピソードが変に小さくリアリティを追求してるせいなのか…現実だったら美男美女なんて組み合わせってそんなになくて、これくらいのカップルっていそうだもんなぁ…
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-22 18:09:43)
318.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 《ネタバレ》 
結婚式を翌日に控えた朝、皆の前から忽然と花婿が消える。  なぜか前夜の記憶が全くない男たちに突然襲い掛かるトラ、謎の赤ん坊の出現…いったい彼らに何が起きたのか?  部屋に残されたいくつかのヒントをもとに徐々にその秘密を解き明かしていくスリリングなミステリー。  突然起きる中国マフィアとの抗争、謎の美女との激しいロマンス、宿命のライバルとの対決… 次々と襲い掛かる苦難にも負けず徐々に真実に迫る彼らだが、タイムリミットは刻刻と迫っていた。はたして?  と、そんな感じのミステリーサスペンス映画(書いた内容自体はわりと事実)  こういうアメリカっぽい馬鹿映画は苦手なんですが、この映画は面白いです。 日本人にはあまり合わないタイプの映画で、当初これが日本では公開予定はなくビデオスルーの予定だったのもわかります。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-01-18 14:57:44)(笑:1票)
319.  モンスター上司 《ネタバレ》 
タイトルだけ見てよくあるおふざけB級映画だと思ってたら、なんという驚きのキャスト。  「あれこんな人出てるんだ!」といちいちビックリしつつ、コリンファレルなんかキャラ変わりすぎてて誰だか全然わかんなかったからね。  そういう意味ではラブコメ女王のジェニファーアニストン演じる「ヤリマンビッチ女」もそう。 彼女がここまでセクシーな役をやるってそうそうないと思うんですよね。 ある意味、これだけでも観る価値があるような気がします。 「裸じゃないですか!」 「裸じゃないわよ。プッシー見えてないでしょ」 とか、もうどんなキャラなんだよ。いやヤリマンビッチなんですけどね!  あと、3人の中で一番バカっぽいデール、原語で聞いてて「こいつ高木渉に声似てるなぁ」と思ってたら、吹き替え版はちゃんと声優が高木渉なんですね。 そりゃこれだけ声似てればそれしかないよなぁ、と妙に納得しました。  さてさて映画の内容、途中経過もオチもこなれていないのが惜しいところで、随所に「え、それでいいの?」「うーん」という展開が観られるのが惜しいところ。 脚本がもうちょっとしっかりしてたらもっとかなり面白かったんじゃないかなぁ、と。 惜しい!
[インターネット(字幕)] 6点(2018-01-18 00:04:27)
320.  グラン・トリノ
個人的には地味で暗めのヒューマンドラマは嫌いです。 実際、ここでもそのタイプの映画には低い点数をつける事が多いのですが、しかしこの映画レベルになるともはや嫌いだなんだと言うのがアホらしくなってきます。  ストーリー自体は地味でなんのひねりもないものですが、しかし観終わった後に染みる余韻は相当なものです。 それは一見地味ながらもそこに複数のテーマが重層的に描かれているからこそなわけですが、残念ながら生粋の日本人である自分には、この映画に含まれた複数のテーマにあまりなじみがなく、肌感覚で直感的にテーマを感じる事ができません。(頭の中で分析的には理解できるのですが)  それでもこれだけしっかりした重厚な感動を与えてくれるわけだから、ほんとたいした映画だと思います。  あと「グラントリノ」、かつてダーティハリーの中で乗ってるシーンがあるんだとか。
[インターネット(字幕)] 8点(2018-01-17 00:22:11)
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