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あばれて万歳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1201
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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321.  推定無罪
本気を出した女の前では男はただただ無力なだけである、という単純な事実を教えてくれる見事な教育映画
[地上波(吹替)] 6点(2018-01-16 08:27:52)
322.  アラフォー女子のベイビー・プラン 《ネタバレ》 
今やラブコメの定番ジェニファーアニストンだし、タイトル的にもコミカルなものだろうな…って感じの期待で観ちゃうとあらびっくり。 これ全然コメディではないし楽しくもない映画じゃないですか。  なんなんだろうな、この残念感は。 そもそも他の男の精液なんて近づくのすらいやなんだけど、それをさんざん見てひっくり返したからって自分のを入れちゃうってのはどうなんだろう…  主人公が男性サイドなわけですが、同じ男性として感情移入の余地が全然ないのが致命的です。 だって、ラブコメというか恋愛物って感情移入してナンボじゃないですか。 それができないんじゃお話になりません。
[インターネット(字幕)] 4点(2018-01-13 18:48:00)
323.  イエスマン "YES"は人生のパスワード 《ネタバレ》 
個人的に苦手なジムキャリーとズーイーデシャネルがメインを務めるこの映画、表面上は「なんでもイエスと言えば人生は好転する」みたいな事を言ってるわけですが、実際はとりあえずポジティブになんでもやってみて興味の幅を広げ知人を増やし…要は単なる「リア充のススメ」なわけです。 それに気づくとちょっとハナについてしまう人もおそらく多いはずで、及第点ではあるのですが、全体的にはいろいろひっかかる映画です。  たとえばヒロインのズーイーデシャネル、500日のサマーでも素っ頓狂なヒロインを演じていて、そういう役がハマるわけですが、それはつまりメンヘラ感が高いという事であり、ヒロインとしての魅力はイマイチ。(せめてもうちょい可愛ければねぇ…)  オチもかなり弱いですし、そもそもきっかけとなった最初のホームレス、当然「実は何かある」キャラでクライマックス近辺で活躍するキャラだと思いきや最後まで何もないっていう…えぇぇそれどうなの…
[インターネット(字幕)] 6点(2018-01-13 12:24:51)
324.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 
カンバーバッチの芝居が「いかにも奇人の天才感」満載で素晴らしいですし、映画の中で「決まり切った言葉をもとに解析すりゃいいんじゃん!」とひらめいてからのシーンは観てるこっちもテンション上がるし、全体に真摯な内容で「名画ならではのオーラ」が漂っている素晴らしい映画だと思います。 とても素晴らしい映画だとは思いますが、この手の映画は個人的には「なるほどね」以上の想いを抱けない、つまり心が動かない映画なので、(あくまで個人的には)高い点数にはなりえません。 客観的には9点級の映画だと思いますが、個人的に点数をつければよくて7点といったところです。もうしわけないです。  同性愛に関しては1960年代まではイギリスもあんなんだったんですね。てか「同性愛で男性が捕まった」とあったんですがってことは女性は捕まらないわけですね。 それ自体が性差別なんですけど…と思ってしまう2010年代に暮らしてる我々にはなかなか信じがたい事が割と最近まで普通にあったんだなという事に驚きです。  あと、昔の戦争映画では望んでも不可能だった事が今はCGで簡単に表現できるんだなぁ、という事を感じました。 映画中出てくるドイツの飛行機はユンカースだしハインケルだし、戦車は3号戦車だし。 昔の戦争映画であれば「アメリカやイギリスの練習機あたりを改装してそれっぽくしてる」程度のひどい代物が使われているのが普通で、観ている側としては「明らかに本物と違うじゃん」と言う事でテンションダダ下がりだったわけですが、昨今の映画はCG技術で簡単にそれを実現できてしまうわけです。  20年後、30年後の映画ってどうなってるのかなぁ、と思っちゃいます。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-01-06 12:19:00)
325.  ラブソングができるまで 《ネタバレ》 
ある程度の年齢の人であれば、冒頭の「いかにも80年代後半のMV」っぽいOPで大笑い。 そしてそのあとの会議の「REOスピードワゴン…」で、さらにドン!と引き込まれて冒頭から期待しちゃうわけですが、さてその頃の洋楽を知らない人が見たらこの映画はどうなんでしょうか?  トゥウイークスノーティスの監督と主演が再びタッグを組んだこの映画。 前作もそうなんですが、「そこそこ面白い」以上のものにはなっていないのが残念なところです。 個々の人間やエピソードはもっと深掘りして映画に絡める事が可能なはずで、たとえば大学教授はヒロインのトラウマキャラとして重要なはずなのに、ストーリーの中でほとんど絡んできません。 登場はしますが、有機的にストーリーに絡んでこないのです。 全編そんな感じで、底の浅いありきたりの話に終始してしまっています。  まぁそれなりに面白い映画ではありますが、あくまでも「それなり」 導入部でドン!と来た感覚で期待しちゃうとそれ以降はちょっとがっかり…な非常に惜しい映画です。
[インターネット(字幕)] 6点(2018-01-04 12:01:27)
326.  エスター 《ネタバレ》 
映画の序盤でババくさい服を着てるエスターを見て「これ、実はこの子が40歳とか50歳だとかいうオチだぞ」と適当な事を言いながら観ていたのですが、いったんそう思っちゃうと実際このエスターが40歳かそれ以上にしか見えなくなってくるから恐ろしいものです。 という事で、私、映画中「実はこの子は40歳過ぎのおばさん」という目線で映画を観ていたわけなんですが…結果はご存知の通り。  「33歳です」  えええ!若すぎない?? 33歳であのババくさいドレスはおかしくない? すでに勝手に40過ぎだと思ってた自分は、エスターが若すぎる事に衝撃を覚えたのです。  いやそこじゃなくて、まさか自分の適当な予想が正解だったなんて!、と、本来そっちに驚くべきだったんですが、すでに自分の中で勝手に40過ぎだと思い込んでたので、逆に若すぎる事に驚いてしまったわけですね。  ある意味衝撃の映画でした。  さて演出面、地味でジワジワくる映画にも関わらず、特に序盤、ホラーっぽい音や鏡の定番演出で無駄に脅かす安い演出はいかがなものかと思いつつ、しかしそういう小技が地味に恐怖心を高めてくれているのも確かで、中盤あたりではすでに「かなり怖い」気分になってました。 実際、エスターがたとえばシスターを殺すときの「やるときゃとことんやる」姿はガチで怖く、これ、数あるサスペンスホラーの中でも相当怖いレベルの映画になっていると思います。  個人的には、やや地味すぎてかったるい展開が自分好みではない事と、何より(偶然ですが)オチが予想できた事であまり高い評価にはならないのですが、一般的にはこの映画がサスペンスホラーとしてかなり高く評価されている事は至極当然だと納得できる、本当にかなり怖い秀逸な映画だったと思います。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-01-03 02:22:58)(良:1票)
327.  デビル(2010) 《ネタバレ》 
ある日私はマイナーなホラー映画を何本か観ようと思い立ったのです。 で、何かいい映画ないかな?といくつかの紹介サイトなどを探して読んでたわけですが、なんとそこでこの映画について結構なネタバレしてくれてたのです。 おおう… いやまぁわからなくもありません。 映画の説明をしようとするとある程度あらすじを書くこともあるでしょう。 特にアフリ系のサイトだと当然そうなりますよね、目的は広告収入稼ぎですもん。 でもあらすじって結局ネタバレなわけで、それってどうなの?っていうね。  まぁそういうサイトの在り方はさておき、そんなわけで残念ながら私はある程度ネタバレした状態でこの映画を観たわけですが…、なんとネタバレしてても面白いじゃないですか! 見せ方がうまいんでしょうね。 「悪い事した奴を集めて悪魔が殺してる」っていうネタは知ってるのに、それでも面白いんです。 なまじネタを知ってる分、途中で刑事が間違った推理を見せて観客をミスリードさせようとしたりする演出とか「なかなか工夫してるな!」と感心したりしちゃうわけです。 多分この中に刑事さんの家族をひき逃げした人も混じってるんだろうな、とか予想がつくわけですが、それでも観てて面白いっていう。 これはなかなかの演出力だと思います。  っていうか、この悪魔、かなりいい奴ですよね?  だってやってる事はほとんど必殺仕事人かハングマンじゃないですか。 悪い奴は殺しちゃうけど、引き逃げした彼が「マジで反省」したらそれは許しちゃうんですからね。 ほんとに悪い奴は殺しちゃうけど、真摯に反省してる人は許しちゃう。  え、それってほんとに悪魔なんですか?っていう。 むしろ神とかじゃないの?と思うわけですが、そもそも悪魔って堕天使だったりしますからね。 神と悪魔なんて表裏一体で実は似たもの同士って事なんでしょうか。  ところでよくわかってないんですが、事件のせいでついでに死んでしまってた整備の人とか警備の人とかは悪い人だったんでしょうか? 悪い人に罰を与えるために関係ない人殺してたらそれってダメだと思うんですけど…そこはどうなんですか、悪魔さん?
[インターネット(字幕)] 7点(2018-01-02 18:44:43)
328.  モーテル 《ネタバレ》 
え、これ何年に作られた映画??2007年? それってマジですか…と驚くほど、よくまぁいまどきこんな脚本を映画化しましたね…と悪い意味で感嘆する映画。 んー1970年代ならありだったと思うんですよね。 しかし1980年代ですら「もう一ひねり」と思ったと思うんです、この脚本。それを2007年に作られてもね、っていう。  ポジティブに解釈してあげれば、「2000年代なのに古典的王道なホラーを」とでも思ったのかもしれませんが、それならシナリオはもっと緻密でなくてはいけません。王道は緻密に計算づくでがっちり作るから面白いのです。 なのにこれ脚本は穴だらけ、無駄だらけ。  たとえば通報を受けて警官がパトロールに行ったにも関わらずそれが連絡もなく帰ってこなければ明らかに事件。 即警察が動きますよね?っていう…誰でも疑問に思うだろうところなんかは、これツッコミ待ちなんでしょうかね… なぜ翌朝になっても誰もこない??  どこもかしこもそんな穴だらけのしょーもないシナリオを映画化して、その上なんのひねりもないとなると、これはもうどうにもなりません。  とりあえず映画を観ていて緊迫感だけはあるんですよね それは「きっとこれは何か予想外の事が起きるに違いない」と漠然と予想しながら観てるからこそなんですが、しかし映画を最後まで観ても予想外の展開なんかなく…というか予想外以下だったりするわけです。 終わり方も…なんなのこのだらっとした終わり方は…っていう非常に残念なしろもの。  よくこれ「2」が作られたよな…と逆に感心しちゃう残念な映画です。
[インターネット(字幕)] 4点(2018-01-02 18:15:09)
329.  トゥー・ウィークス・ノーティス 《ネタバレ》 
2017年の今、この映画を観て一番びっくりすることは、ナチュラルにトランプ(本人)が出演してる事でしょう。  何しろ突然登場するので「うわ、トランプだよ!」とびっくりするわけです。  さて、この手の恋愛コメディというのは作る上で意外と難しい作品群だと思います。 何しろ性格や環境が真逆に近い男女が序盤に登場した時点で、途中反発したりしながら最後にはこの2人がくっつくんだな、と誰でもわかりますし(というかくっつかないと客は許しません)、1行で要点をまとめようとすると、ほとんどの恋愛コメディ映画はみんな同じストーリーになっちゃうわけです。 そんな「基本的には同じストーリーの」映画群の中で、その映画ならではの独自の色を出していかないといけないわけで、これはなかなか大変だと思うわけです。  そして本映画なんですが、そんな映画群の中では中の上、「ラブコメとして十分に面白いけどそれ以上ではない」というなかなか微妙なラインに収まっていてこのジャンルの映画のむつかしさを痛感させてくれるわけです。  個人的に面白いと思ったことはちょいちょい話に出てくる過激平和主義団体のグリンピース、この映画での描かれっぷりを見る限りアメリカでも一般観客的視点では「あいつらはちょっとなぁ」と思われてるんでしょうね。 なんとなく日本人は嫌ってても西洋では好意的に受け止められているんだろうなぁ、と思っていただけにちょっと面白い発見でした。  映画の内容に全く触れないのもあれですから、ちょっとだけ書くと、ときどき出てくるヒロインの両親、これって主人公達に自覚はないようですが、実は劇中の主人公とヒロインに極めて似てるんですよね。 「結局、好みのタイプって自分の親に影響受けるんだよね」というのはよく言われる事ですが、まさにそう描かれていて、主人公達も多分こんな感じの夫婦になるんだろうな、と想像させてくれるようになっています。  この映画で残念な点は、ラスト近辺ですね。 あまりに盛り上がりにかけます。 恋愛映画のクライマックスは、基本的にお約束のストーリーの中で観客が期待する一番大事なシーンなわけですから、もうちょっとドラマチックな演出でいけたと思うんですが…この映画は地味すぎるんですよね。そこが本当に残念です。  さて点数ですが、きわめて個人的な事ですが、私は「目を隠せばヒューグラントに似てる」と何人かに言われてた事があります。 なので彼が出ている映画を悪く言う事は基本的にはないわけです。 という事でこの映画に対する私の点は少し甘いかもしれません。
[インターネット(字幕)] 7点(2017-12-31 13:22:59)
330.  キャビン 《ネタバレ》 
全く前知識無くこの映画を観る、という幸運に恵まれたため最後までワクテカで観る事ができました。  これほどネタバレ無しで見るべき映画はそうそうないと思います。  過去のホラー映画の存在を踏まえてのメタフィクション映画というものは、本質的には王道ではなく邪道であるのは確かで、そういう意味で高得点をつけづらいタイプの映画ではあるのですが、ただただこの映画は「好き」です。  ラスト直前のシガニーウィーバーが出てきた時のデジャビュ感はすごくて、「あれ、なんだっけあれあれ…そう宇宙人ポール!」と数秒悩んでしまいました笑  あと、この映画のヒロインを演じるクリスティンコノリー、かわいいし体形もエロくてめちゃくちゃ好み! 登場のショーツシーンだけでなく中盤以降ももうちょっとエロいシーンがあれば最高だったんですが…それはこの映画の設定的にビッチ担当の仕事ですから望むべくもありません、残念!  てかこの女優さん、全然知らなかったので調べたらこの映画の時点で30歳をとうにすぎててびっくりしました。 ナチュラルに女子大生役やってたのにそんな年齢だったとは!  なんのかんの言って一番の魔物は女性なんですね、というお約束を書いといてこのレビューを終わりたいと思いますw
[インターネット(字幕)] 7点(2017-12-30 00:24:54)(良:1票)
331.  そんな彼なら捨てちゃえば? 《ネタバレ》 
スカーレットヨハンソンの体がエロすぎる、とか、主人公格のジジのmisono感が強すぎる、てかもうこの女misonoでいいじゃん!とかいろいろ些末な点が気になる本映画ですが、一番気になるのは「邦題」でしょうか。  原題の「He's Just Not That into You」は、要するに「彼は貴女に興味ないだけです」という、この映画中で何度かジジに対して語られるセリフそのものであり、ジジが一応主人公格であるこの映画にはわりとふさわしいタイトルになっています。  しかし邦題は「そんな彼なら捨てちゃえば?」で、あれ、これって映画の中の誰目線かと考えると、ジェニファーコネリーのものです。  なんと邦題だと主人公自体を別の女性に変えちゃってるわけですね。 てかこれじゃテーマもスタンスも変わっちゃってます。真逆です。 いやいやそれだめだろ!  確かにこれは群像劇であり、明確に誰が主人公だと言えるものではないのでしょうが、しかしストーリー中の扱いと何より原題を見て明らかなように、この映画の主人公格はmisono…じゃなくてジジ。 にも拘わらず邦題で主人公どころか映画のテーマすら変えちゃうってのはいかがなものなんでしょう? やはりジジのmisono感が強すぎて日本人には耐えられなかったのでしょうか? うん、そうなのかもしれません。 洋画の邦題で意味まで変えさせちゃうとは!おそるべしmisono!!  あと、この映画を観ていて痛感したのですが、私、ほんとに女性にしか興味がありません。 女優さんは(ある意味これだけの豪華キャストでは当然なのですが)名前も顔もよくわかります。 間違いようがありません。 しかし男性の区別がほとんどつかないんです。 特にありがちな白人2枚目俳優はまったくわかりません。 ブラッドリークーパーだのベンアフレックだの、有名俳優が出てるにも関わらず「えっとこれは誰だっけ?誰の彼氏だっけ?」状態。 いろんな洋画を観ていてちょくちょくそんな気はしてましたが、ほんと私2枚目系男優には興味ないんだという事がよくわかった映画鑑賞でした。  だってこのブラッドリークーパー、たとえば10クローバーフィールドレーンにも出てたらしいんですが、あの映画観ててどこに出てたか最後まで全然わかんなかったくらいなんですから…って、電話の声だけの役なの?? そんなんわからんわ!!
[インターネット(字幕)] 6点(2017-12-29 03:20:02)
332.  ゴーストシップ
駄作B級ホラーとしてかなり有名な映画ですが、そこまで悪く言うほどの映画でもないんじゃないか、と個人的には思います。  多分、導入部のキャッチーさが問題で、そこで期待しすぎちゃうのがいかんのだと思います。 導入部から観客が期待しちゃう内容と、実際にそこから展開する映画の内容がずいぶん違いますからね。 一言で言えば「地味」、そして「ありがち」。 しかしよく言えばオーソドックスな内容なわけで、そこまで酷評される映画でもないのかな、と。 ある意味、冒頭の詐欺シーンが逆にマイナス評価を高めてしまってるのかな、と思います。  特にフランチェスカのエロボディの魅力は相当なもので、それだけでプラス1点できるほどではないか、と思うんですが、ど、どうでしょうか?
[インターネット(字幕)] 6点(2017-12-28 01:49:39)
333.  イーグル・アイ 《ネタバレ》 
暇なときにテレビをつけるとなぜかやってるので複数回観てしまっている映画  初見のときは、なんでもできるナゾの女ボイスの正体にドキドキでしたが、結局ありがちなAI反乱物でがっかりしたのを覚えています。 まぁ細部にはそれなりに凝っているしお金もかかっているし、個人的にこういう役をやらせたらぴか一だと思ってるロザリオドーソンは出てるし、ビリーボブソーントンも嫌いじゃないし…と娯楽映画として決して悪くはないんですが、しかし今更感満載のAI反乱物を特になんのひねりもなく観せられても、一定値以上の評価にはなりようがありません。  おもしろいですよ、おもしろいですけどね…別に見なくていいですよねって感じの惜しい映画です。 予定調和の安心感をいいと評価できる人なら、あるいはAI反乱物を見たことがない人ならかなり面白いんじゃないでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-21 15:21:55)(良:2票)
334.  タイムライン 《ネタバレ》 
序盤は面白そうなんですよ。 発掘してる遺跡からなぜか現代のメガネレンズと教授のメッセージが!どういうこと??で、スポンサー企業に行ってみると怪しい社長が厨二設定しゃべりまくるいつものマイクルクライトン節。 これからいったいどうなるの?(いや過去に行くんだろうけど!)  とまぁ期待させて始まってくれるんですが、そこから先がいけません。 あれ?僕はこんな話が見たかったんだっけ?と。  要約すると民間人が行ってしまった戦国自衛隊みたいな話なわけですが、民間人の時点でめちゃくちゃ地味。 しかも現代人の知恵や機転でトラブルを解決する、みたいな状況もほとんどないし!この人たちってただ無力じゃん!  なにより個々人のキャラもたってないのがいけません。お前誰やねん?みたいな人がよくわからないイベントだらだらと進めていくのです。 しかもそのイベントが複数が平行していて「現代に帰れるんだろうか?」的なイベントやら現地女性との恋愛イベント等が複数あり、話の主軸が不在なのです。 結局、地味なうえにストーリの軸すらないっていう…とほほ映画になってしまっていて、序盤のワクワクを返せ!的な詐欺映画になってしまっています。  つかこれ、過去に残った男が主役だと思ってたら現代に戻ってきた方が主役らしく…主役が誰かすらわかんない時点でおかしいってばよ!
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-12-21 11:16:19)(良:1票)
335.  ストレンジャー・コール 《ネタバレ》 
これは本当にすごい映画です。  スリラー映画の定番演出に「何かあると思わせて一回スカした後でヤル」ってのがあります。  「あそこ何かいるんじゃね?やばいんじゃね?」 →「おそるおそる覗いてみる」 →「な~んだ猫じゃん」 →「から~の、本命はこっちでした。グシャドビュ!」 みたいな奴です。 スカす展開を何回か重ねて客の緊張感を煽ってから本番に行く場合もありますが、とにかくスリラーの定番演出です。  しかしこの映画はその定番を一ひねりしてきます。  映画のあいだ、終始ずっとただただスカし続けるのです。  ヒロインのカミーラベルは電話の恐怖に怯えて一人であたふするのですが、ほんとうにただそれだけで映画終盤まで何も起きないのです。 何かありそうな雰囲気の中、ただカミーラベルがうろたえて走り回るだけの映画なのです。 大山鳴動ネズミ一匹状態がずっと続くわけで、さすがにいくらなんでも飽きてしまいます。 お約束演出の大事さというものを反面教師として教えてくれているわけですが、さてこうなると観客に残された唯一の楽しみは、彼女のちょっとエロいボディラインを眺める事だけになってしまいます。だって画面にそれしか映ってないし!  いやここはポジティブに捉えてみましょう。 カミーラベルのちょっとエロいボディラインをゆっくり堪能できるようにあえてストーリーでは何も起きないようになってるのです、多分。 おかげでしょーもないストーリーに惑わされる事なく私達はカミーラベルの魅惑のボディラインをじっくり堪能できちゃうのです。 なんてすごい映画なんでしょう!!  しかし、そんなすごい映画にもさすがに終わりが訪れます。  ラストになってやっとお話が動き、ついに犯人登場! そしてそこで観客はさらに衝撃の事実に直面するのです!  「…お前誰やねん??」  ガチで誰なのかわかりません。 最後に思わせぶりに犯人の顔がアップになるんですが…だからお前誰なの? そもそもずっとカミーラベルの一人芝居を延々と見ていただけの観客には、彼女以外の登場人物の記憶はありませんし、そもそもこんな人は出てなかった気がします。 てか急に自分がベビーシッターだった事を思い出したらしく途中までまったく登場しなかった子供2人が急に増えてるし! 脚本家の頭の中は大丈夫なんでしょうか?ちょっと心配になります。  延々と謎の一人芝居を観た後は、意味不明のラスト。 スリラーの新境地を切り開くほんとすごい映画です。  しかし考えてみれば現実の猟奇殺人というのは、行きずりの見知らぬ人に殺されたりするもの。 この映画は忘れがちなその事実を我々に教えてくれるすばらしい映画なのかもしれませんね。
[地上波(吹替)] 3点(2017-12-08 15:43:35)(笑:1票)
336.  ミッシング ID 《ネタバレ》 
wikiによると公開時の評価は「酷評」らしく、実際このサイトでの平均点も5点を切っているという、どう考えてもゴミ映画。 しかし、有名映画ブログあたりにはこの映画を「そこそこいい」と褒めてる人もいて「どっちやねん?」と思ってたらちょうどテレビでやってたので。  で、感想としては、そもそもハードルが低い事もあり「この手のミステリースパイ系娯楽映画としてごく普通の出来でそこまで悪く言わなくてもいんじゃね?」というのが正直な感想です。 まぁ「誰がオーブンに時限爆弾セットしたんだよ!」とか「友達の高校生が万能すぎるだろ!」とか映画中にツッコミどころは多々ありますが、しかしまぁ許容範囲内じゃないでしょうか。そこまで酷評されるほどでもないんじゃないかなぁ…と。  特に序盤部、気になる女の子が課題をやるために部屋にくるとき、あわてて部屋を片付けたり無意味に部屋の中でポーズをとったりちょっと腕が触れ合うとときめいてみたりするところは、ほんわかしててなんかいい感じでした。 いやそこ映画の本筋じゃないですけどね! アメリカ人でも女の子が部屋にくるとあわてて部屋を片付けるんですな。  あとは主人公の目と眉の間が狭すぎることがやたらと気になったんですが、まぁこれも映画の本筋的にはどうでもいいところですね。
[地上波(吹替)] 5点(2017-12-04 16:21:33)(笑:1票)
337.  ユナイテッド93
911のときの事は今でもはっきり覚えています。  仕事が終わり家に帰ったのが22時頃、でテレビをつけたらちょうどニュースステーションをやってて画面には煙をふいてる世界貿易センターが映ってるわけです。 あれ何事だろう?と着替えながら観てて他のニュースを見ようとチャンネルを替えたら、まさに旅客機がビルに突っ込んで爆発する瞬間なんですよ。 「は???」ですよ。 映画じゃなくてニュースの映像です。しかもリアルタイムです。 本当に何が起きてるのかわからなくて、もうその夜は眠らずにずっとテレビを観ていました。 あの日の事は一生忘れないと思います。  さて、この映画、その911の際に、ハイジャックされながらも唯一目標に到達せず墜落したユナイテッド93便を描いたノンフィクション映画です。 リアリティを出すために、出演者は無名の俳優ばかり、それどころか管制官などの一部は当日現場にいたまさに当事者が本人役を演じるという、本当にノンフイクション映画なのです。 よく考えてみれば、この映画はよくテレビで放送されている「あの事件の真相」的再現ドラマをより大規模に撮っただけのものにすぎないんですが、何しろ元の事件が下手な映画よりよほどすさまじい代物だし、何よりも真摯に映画化されているため、その緊迫感はハンパなものではありません。  映画の間、ずーっと眉間に皺を寄せて映像を見続けなくてはならない、こんなの娯楽じゃありません。 なのに目が離せないのです。 しかも何しろ実話ですから、何が起きるかを僕らは知ってるわけです。ユナイテッド93便は最後は落ちるのです。生存者はいないのです。 そのどうやっても避けられないラストに向けて繰り広げられる機内ドラマ…これはきついですよ、ほんときつい。 しかもきついのに最後まで見続けちゃうんですよね…地獄です。 このサイトには「ネタバレの有無」をチェックする欄がありますが、そもそもこの映画にはそれも不要なのです。 この映画の内容についてはみんなネタバレしてるからです。 93便には早稲田大の日本人学生が乗ってた事でも知られていますが、これも映画中ちゃんとキャスティングされててこの人だってわかるんですよね…つらいつらい。(マサト・カモさんという役者だそうです)  さて、今回あらためてこの映画を観て気づいたのですが、これ2017年の今見ると、実に極めてシンゴジラに近いのです。特に前半から中半部。 事件を受けてノーラッドや各空港の管制塔でいろいろな人があたふたするのですが、何しろその瞬間にアメリカの空を飛んでる航空機は4000機以上いるのに、そのどれがハイジャックされてるのかどうなってるのか全くわからないわけです。 情報は錯そうし、何をどう対処していいかまったくわからないままどんどん事件が起きるんですよ。 時間があればなんとかなるんでしょうが、ハイジャックされてから突っ込むまでわずか30分や1時間、混乱してるだけでほとんどなにもできてません。  そして例えば「軍用機がハイジャックされた旅客機を見つけたとき撃ち落としてよいか」「撃ち落とすしかない」「でも誰がその命令をどんな権限で出すんだよ」的な会話が行われるのはまさにシンゴジラの会議室のそれ。 しかし、こちらでは、あまりに時間がなく情報が錯綜し連携もうまく取れずただただ混乱の中で、対応できないままハイジャックされた旅客機が今度はペンタゴンに突っ込み…戦闘機も足りないので「非武装のF16しかないなら体当たりさせてでも止めろ」なんて話になってしまうわけです。  実際のところユナイテッド93便がなぜ墜落したのかについては諸説あり、一説では軍に撃ち落とされたという説もあったりでこの映画についてそのあたりに疑問の声を上げる方もいますが(特にYAHOO知恵袋はひどい)、それはこの映画の価値においては実はどうでもいいところなのです。離陸した時点でこの飛行機には落ちる以外の選択肢は残ってなかったのですから、そこはこの映画としてはどうでもいいことなのです。  あのときの混乱を関係者に真摯に取材して真正面から(一部当事者を出演させてまで)撮った真実の力、この映画の力はそこにあります。 そしてここで示される事実の前に我々は言葉をなくす事しかできないのです。  事実は小説よりも奇なり。  この映画は観ていて本当につらい映画ですし本質的にはテレビの再現ドラマの延長にすぎないのですが、映画の中で語られる真実の前にはどうしても高い評価を与えないわけにはいきません。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2017-11-28 20:34:36)(良:1票)
338.  特攻野郎Aチーム THE MOVIE
娯楽映画として非常によくできた作品。  オリジナルの特攻野郎Aチームのキャラ立てがうまかったという事になるわけですが、とにかく主役4人のキャラがすばらしいし、アクションシーンも単なるアクションではなくユーモア満載で一ひねり二ひねりが効いていてとにかく面白い。  映画の最後まで飽きずに魅せてくれる本作はアクション娯楽映画としてはほとんど非の打ちどころがない出来の映画だと思いま…あ、お色気シーンが皆無でした。 これはいけません。ほんといけませんよ。 せっかくのジェシカビール出演なんですから、もうちょっとエロい恰好を…って、あれ?なんかこれステルスのレビューにも同じ事を書いた気がします。 たのむよハリウッド、ジェシカビールにはエロい恰好させてくれよ!マジたのむ!!  とりあえずエロ要素皆無というのは娯楽的にはとてもまずい(←個人的な見解)ので減点は避けられません。残念!  さて、本映画がこれだけユーモアタップリで明るく楽しいアクション映画だったわですから、同じ監督&主演で作られた次回作「THE GREY 凍える太陽」にもなんか期待しちゃうわけですが…いやまさかあんなに地味で重苦しくて暗い映画になろうとは。 当然エロいサービスシーンもない…どころかあちらは女性が出演すらしてないんだよ!もうだめだよ!
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-22 23:37:32)(笑:1票)
339.  スターシップ・トゥルーパーズ
日本ではガンダムの元ネタの一つとして有名なハインラインの「宇宙の戦士」の映画作品なわけですが、日本のSFフアンにとってはこの原作、加藤直之デザインのパワードスーツの印象がとにかく強すぎます。つか原作は「宇宙の戦士=パワードスーツで戦う右翼小説」なわけですが、この実写版は、看板であるパワードスーツを捨て、さらに反戦パロディ映画として撮られていて右翼小説である原作とは180度真逆のスタンスで描かれていてます。  これ、そもそも監督が自分のやりたいネタ(ナチのプロパガンダ映画のパロディ)を撮ろうとしたら、ちょうど似たシチュエーションの元小説があったのでその名前で映画を撮ったという事らしいのですが、それってオリジナルの小説に対してかなり失礼な事なんじゃないでしょうか?つか失礼です。  まぁ最初と最後のプロパガンダパロディ部分は個人的に面白かったので、そこまでひどい評価にはなりませんが、面白いのはそこだけ。 本編はどうでもいいごく普通のB級娯楽映画にすぎず、「小説の映画化」としては、原作の基本要素をほとんど破棄して勝手に都合のいい反戦映画として撮っている時点で駄作というのもおこがましい(基本的な在り方として許せない)映画になっています。  とはいえこの映画、公開時にワシントンポストでナチ万歳のひどい映画だとレビューを書かれたそうで、それはちょっとワシントンポストの映画レビュー書いてる人がやばいんじゃないかと…どう見たって(安っぽい)反戦反ナチ映画だよ!さすがにそれくらいはわかろうよ>ワシントンポスト
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-11-19 18:44:23)
340.  エイリアン4 《ネタバレ》 
個人的に初代エイリアンから4までに順位付けすると エイリアン>>エイリアン2>エイリアン4>>エイリアン3となり、初代エイリアンの呪縛から解き放たれた感のあるこのエイリアン4はわりと面白いと思ってます。  ただこのエイリアン4、例のニューボーンがうるうるしたつぶらな瞳で「ママ!ママ!」「ひどいよママ!どうして僕にこんな事するの!!」と訴えかけてくるわけで、動物好きの僕的にはかなりしんどくてつらいところでした。 あんなこわキモい生物なのに可哀そうだとすら思っちゃいますからね。 おかげで終わった後充実感とか全然ないし!  つぶらなうるうるした瞳に秘められた力の凄さを僕に教えてくれた映画です。  つぶらな瞳に免じて明らかにおかしな科学考証、たとえば「クローンってそういうもんじゃないよね?」なんてとこにはこの際全部目をつぶってあげましょう!  
[試写会(字幕)] 7点(2017-11-09 14:49:48)(良:1票)
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