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あばれて万歳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1201
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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621.  宇宙戦争(2005)
  何人かの方が既に指摘しているように、この映画の魅力はカメラが常に主人公視点を離れない事につきます。その徹底ぶりは見事なほどで、観客はマクロの状況を最後まで把握できなまま、襲来する謎のマシンの恐怖に耐えながら主人公といっしょに映画の中を逃げ惑う事になります。     その徹底した主人公視点を採用する事で、映像的にウリに出来そうな派手な戦闘シーン等は一切排除するというストイックさ。    世界が今どうなってるか..という状況説明もまったくなく、あるのはただ主人公視点でミクロに描かれる状況だけ(地下室に入ったらほんとに周りでおきてる事がわからん)という素敵なパニック映画になっています。 だからこそ弱った敵をやっつける勝利シーンも実にミクロに小さいわけです。 あくまでも主人公枠でのカタルシスって事で。   この一本筋の通った描き方によって、観客は、主人公目線だからこそ逆に描く事が可能になった宇宙人の圧倒的な恐怖に酔いしれる事ができるわけで、今回の監督の選択に僕は賞賛を惜しみません。   もちろんシナリオ的に突っ込みどころは満載なわけですが、この映画は理屈度外視で主人公といっしょに状況を堪能してこそに価値のある映画だと思います。    かつてのSF映画少年としては、あの「宇宙戦争」つか「火星人襲来」が、基本的に同一シナリオでありながら「新しい映像」と「新しい切り口」でしっかりリメイクされていて大満足の出来だったわけですが、不評の方の気持もわからないではないです^^   
[映画館(字幕)] 9点(2005-07-11 10:58:16)(良:5票)
622.  メリーに首ったけ 《ネタバレ》 
正直言って観る前は単なる下品なコメディだとばかり思っていたのですが.... 予想を裏切るすばらしい出来にびっくり!の映画でした。あぁ今まで観ていなかった自分の馬鹿!!!       映画として素晴らしい箇所の一例をあげれば、劇中で何度も描かれる「知恵遅れの弟の耳を触ると興奮して大暴れ」の伏線とそのオチです。 この伏線は何度も出てくるんで「きっとなんかあるんだろうな」と観客に思わせるわけですが、重大に見えるこの伏線はラスト前のシーンで実にあっさりと解決されます。   それは、自ら身を引くことを決意したテッドが部屋を出しなに弟の耳に「バイ」と言い弟が「またね」と答えるシーン。   これ「弟がテッドになら耳を触れられても大丈夫=テッドって..」という非常に非常に大事な事を表してるシーンなわけですが、その大事な伏線の解決シーンを実にあっさり流しちゃってます。(そのシーンについてフォローするシーンがないからただ流れさるだけ) 観客が漫然と見ていると気づかない事すらあるだろうという見事なまでのあっさりっぷり。 映画の伏線ってそれでいいのか?と。ちょっと考えてみたり。    しかし劇中ここぞというシーンで伏線を「どうだ!」とばかりに解決してみせて悦にいってる映画が多い昨今、このあっさりした伏線の処理の仕方はむしろ見事と言うほかないんじゃないでしょうか? 単に下品なコメディに見えるかもしれませんが、この映画は細部にかなりのきめ細かい配慮をもって製作されていて、一見バカ映画にしか見せませんが、実はじっくり鑑賞してこそ面白い映画なんじゃないかと思います、うん。  ..まぁじっくり観ても本質はバカ映画なんでしょうけど、バカ映画で何が悪いのか、と。 
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-04-30 00:55:57)(良:4票)
623.  ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 
人から聞かされてつまらない話の筆頭は「その日見た夢の話」だとよく言われますが、そんな感じの映画ですね。        この映画を観る際にほとんどなんの予備知識も持たずに映画を観はじめたので、映画を観ている間はどうにも映画のゴールがつかめず 「これはつまりどうしたい映画なのよ?話の落としどころとしてどうするつもりなの?」という思いのまま最後まで観る事になってしまいました。      結局たいしたオチのない単なる父息子愛の映画だったわけですが....途中あれこれ考えていただけに、最後まで見た結果「それだけかよ...」という思いで僕の心は一杯に....    鑑賞中、なまじ「どんなオチなんだろう...」というあれこれの思いを持って映画を観ていただけに、この映画の凡庸といえるほどにシンプルでプチ感動っぽいオチにある意味失望したわけです。   そういう意味では、僕にとってまさにビッグフイッシュ、風呂敷を広げすぎた映画だったといえます、この映画。 
[映画館(字幕)] 5点(2005-01-12 10:21:11)(良:2票)
624.  ヴァン・ヘルシング 《ネタバレ》 
冒頭から細かい設定等をまったく説明せずに終始ただ暴れまくるだけのストーリー。 緩急?そんなもんはない!突っ走れ!みたいな。  いかにも謎を秘めていそうな主人公だけど映画を見終わってみても彼の正体ははっきりしません。まぁ多分続編を想定してでしょうが、しかし「お前は結局何?」と観客はもやもや。 まぁ本人も自分探しをしてるようだから、そりゃ本人がわからない事が観客にわからないのは当然なんですが。  アクションシーンはまぁまぁ派手で何も考えずにそういうのを楽しむならいいんじゃないでしょうか。
[DVD(字幕)] 5点(2005-01-05 12:53:14)(笑:1票)
625.  白雪姫
我が家に1937年アメリカ製の真空管があります。VT-63(46) という球なのですが、これを使用した自作の真空管アンプは、今でもきれいな音を奏でてくれます。  そこらの家電量販店で手に入る凡百の安いオーディオ製品など足許にも及ばないそれは綺麗な音です(自画自賛ですが)。  その真空管は、ただ単にオブジェとして眺めているだけでも惚れ惚れするくらい丁寧な作りの逸品で、70年近く前にこんなものを作っていたのかと.....当時のアメリカがいかに凄い国だったかを痛感させてくれる生き証人みたいな代物です。  その真空管と同年に作られたこの映画もまさに同じことを感じさせてくれる映画で、製作年を考えて見れば「これが70年前に作られたアニメ映画なのか」と驚くしかない出来です。  このアニメーション映画については正直採点不能なのですが、ここは点を付けざるを得ないのでとりあえず7点。 なんだか中途半端ですけど(いや、歴史的価値は認めても話自体はたいした事ないわけで)     ちなみに1937 年という年は、あの「ハンナ&バーベラ」の2名がMGMに入社した年でもある(そして1940年[ピノキオが作られた年だ!]にトム&ジェリーの第一作を製作する事になる)ので、アニメーション映画の歴史を語る上では忘れられない重要な年だと言えます。 (この時代のトム&ジェリーこそまさに現代でも通用する優れたアニメーション作品だと思うのですが.....それはまた別の話。)
[ビデオ(吹替)] 7点(2004-12-07 13:29:28)
626.  G-SAVIOUR<TVM>
ある意味「ゴジラ」よりアメリカ人と日本人の感性の違いを思い知らせてくれる映画、それがこのG-SAVIOR。  内容は出来損ないの「スターウォーズ」.....いやいや出来損ないの「宇宙空母ギャラクティカ」レベル。 (そもそもギャラクティカをあれ以上出来損ないにできるのか?という疑問があるが...)           「モビルスーツ」というアイテム以外、ガンダムとの関係は全くないと断言できる、ありがち駄作B級SF風宇宙戦争映画である。   ガンダムを語る上で大事な要素が全て欠落しており、とにかく「俺達のガンダムってのはそうじゃねーんだよ!」と声高に誰かに訴えたくなるそんな出来。    しかもなんでサンライズが製作してこの出来なんだ..とまたまた誰かに訴えたくなるわけだが、見たそばから記憶から消去したくなるような出来なので、訴えることすら叶わず忘れ去っていくのみだ。   ..ってか今まで忘れてたよ。 
1点(2004-12-01 20:27:07)
627.  Mr.インクレディブル
文句なく面白い。    今回、たまたま吹き替え版で見たけど、事前に吹き替えが「三浦友和」という事を知った上で意識して観てなお「三浦友和...うまい。」と感心。あまりに自然な吹き替えで三浦友和だか誰だかわからんくらいの上手さ。 黒木瞳は「あ、黒木瞳だ」とわかる声だったがこちらも雰囲気があって文句なし。      ただこの映画に関しては、国籍不明の「モンスターズインク」や「ファインディングニモ」などと違い「アメコミヒーロー」が主人公。   ここはやっぱり英語字幕版を見た方が雰囲気が出る気がするな。    ピクサー映画のテーマといえば「愛」だが、この映画で語られているのは、まず「夫婦愛」そして「家族愛」。 こう言ってはなんだが、今回はくたびれたお父さんが見るのにふさわしい..映画になってる。   どちらかというと「家族愛」より「夫婦愛」や「日常生活にスポイルされがちな大人の倦怠感とそこからのブレイクスルー」に話の重心がおかれていて、家族の中でも子供たちのキャラの立て方はイマイチである。 (子供達のエピソードも結構あるように見えるが、実は子供をダシにして夫婦を引き立てるためのエピソードになってる..なんてシーンも多いのだ。)    家族愛映画としてみるならもう少し子供の描写に力を割くべきだろうが、 そうすると「夫婦愛」が不鮮明になりそうに思うので、個人的にはこのバランスでよいと思う。     一方、ポスターなどの絵ではイマイチ感のある「インクレディブル夫人」。 これが実際に映画で見るととっても魅力的でもうびっくり。 戯画的に誇張された体の線といい絶妙な性格といい.... こんな素敵なヒロインは久しぶりに見た..って感じで僕はもうメロメロ。 「今年最も魅力的なヒロインで賞」を彼女に進呈いたします。 
9点(2004-11-30 00:24:53)
628.  オクトパス
豪華客船、テロリスト、怪物の造形....等、あきらかに「ザ・グリード」にインスパイアされたと思われる映画。 ....インスパイアってかパクリだが。    向うがメルギブソン似の主人公なら、こっちはキアヌリーブス似の主人公で勝負!ってところか。      なにせ安直なパクリ映画だけに映画全てがあまりにもムムムな出来なのは確かだが、でも、わざわざここで低い点をつけて祭り状態にするほどの映画でもないだろう...と思ってしまう、まさにハシにも棒にもかからないそんな映画。 
3点(2004-11-29 11:56:09)
629.  キャットウーマン
ハルベリーは好きだし、猫も大好き。しかしこの映画は、ムムム、びみょ~...    映画の最初の方では「なかなかおもろいやん、こら7点くらいの出来か?」と 思っていたんですが、見ているうちにどんどんつまんなくなっていって.... 最終的にはこのくらいの点数で。    ワンカットでやたらとぐるぐる回すカメラワークが印象的な映画ですが (一瞬、昔の「ワンフロムザハート」の冒頭シーンを思い出しました) しかし、そのシーンはくどくて決して好印象じゃない。映画中の効果としてはあきらかに逆効果。   猫をイメージしたのであろう、駆け回るキャットウーマンのCGアニメも微妙だし。 なんつーか、製作者のセンスに疑問バリバリなまま映画を鑑終わってしまった感じ。    で、実は私がこの映画で一番びっくりなのは映画の内容にではなく、 年増役のシャロン・ストーンと、若い(はずの)ハルベリーが、 実際の年齢ではイメージ程に差がないこと。   ハルベリー、もう37歳だからなぁ..   映画中の印象では45歳対25歳くらいのイメージだが、実は45歳対37歳。 十分おばさん対決じゃん^^  37歳なのにこんな役なのかハルベリー?とそっちに疑問もったりしそうだけど、いやいや、こんなに美人なのにこういう色物役をガンガンこなすハルベリーはやっぱり素敵です。  
5点(2004-11-24 18:28:44)
630.  ロッキー
名曲中の名曲「ロッキーのテーマ」を背景にダサくてかっこ悪くて熱くて熱くてあまりに熱くて汗が飛び散るんだけどそんなもんじゃ全然体温下がらないぜ、ってくらい熱くてベタベタな映画。ある意味王道中の王道、とことんベタなところが良いのだ。      正直、この映画中のロッキーのダサダサな生き様は、僕には全然相容れないもののはずなのに、 それでもこのあまりにも有名なテーマ音楽を耳にすると、今でもなぜかそのへんの階段を駆け上がりたくなるような衝動に駆られる。 (で、階段の上で両こぶしを振り上げて叫ぶのだ)   あるいは、何かのときに「よし!いくぞ!」というときには頭の中でこのテーマを高らかに鳴らして出撃する事もはめどあり。      本質的に共感できない僕ですらそうなんだから、共感できる人にとっては、そりゃさぞや熱いバイブルのような映画なんだろうなぁ、と素直に納得できる映画です。  
8点(2004-10-01 11:19:13)(良:1票)
631.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 
過去にインディアンに対する虐殺を行いトラウマとして抱え込んでしまった大尉が、異国の地で別種のインディアン(サムライ)に触発され同化し、ついに自分のトラウマから解放されるまでを語った物語。     この手の戦争トラウマものは、すでに、ベトナム戦争帰還兵物や、よく例に出される「ダンスウィズウルブス」など(見方を変えればレオンなどもそうだ。)で既に手垢のついた設定だけに、今回は目先を変えてサムライで映画化してみました、とそんな映画。    さて、異文化というものは、異なるものであるからこそ、時に奇異で受け入れ難いものにも見えるし、また時には圧倒的に美しく魅力的なものにも見えるもの。  トラウマ大尉はここでは後者のスタンス。    「なぜそんなに自国民を嫌うのかね?」と昔の上官に問われてしまう程に自国に対する「裏切られ感」たっぷりで、自分の居場所or死場所を求めていた彼が、遠い異国にて全く異質の「武士道」(微妙にインディアンとの共通点あり)に惹かれたのはまさに必然。  そんな彼の視点で描かれているこの映画の「武士道」は当然ながら美化されすぎており、それはもう薄ら寒くなるほどで、そういう視点で撮られた映画である故、素直に感情移入ができない。   日本人として突っ込み所満載なのは、皆様ご指摘の通り。   この映画は「ロードオブザリング」のようなファンタジー世界だと思わないと日本人としてはちょっとキツイ。   この時代にこんな侍はそもそもいないだろう、というような歴史的事実もさることながら...画面の植生がなぁ、どこの国だよ、と。 日本じゃないのがまるわかりだからなぁ。それから忍者!漫画かよ!と。   それに「吉野の国」と字幕出てたけど..それは劇中の移動を考えるとやっぱ無理だし。 とか....気にならなければ気にならないんだろうけど..やっぱり気になっちゃうのは、それこそ「アイアムジャパニーズ」なのでしょうがないのです。    
7点(2004-09-28 11:25:47)
632.  ターミネーター3
ターミネーターシリーズに特に思い入れの無い僕にとっては、物議を醸したラストについてはなんの疑問もない、というかむしろつながりを考えると「こうあるべき」なんじゃないの?と。     ..で、それはいいんだけどラストとか以前に映画の内容自体がつまらないのは勘弁してほしい。 派手でがちゃがちゃしてるだけで空虚なシーンの連続。見ていてあっという間に飽きる。    例えば冒頭のカーチェイスシーン、巨大クレーンカーなど使って金は思いっきりかかってるわけだが、内容はひたすら薄っぺらく、それが延々と続くもんだから見ていて激しく萎え。   (この感じは、以前どっかで見たな~と思ったら、そう「ザロック」のカーチェイスシーンのそれと似てる)   別の例でトイレで格闘のシ-ン。これ「トイレである意味不明」。なんでトイレなんだ..しょぼすぎるよ..と、まぁ一事が万事そんな感じ。        結局のところ、話自体のスケールが小さいのよ、とことん小さい。そのしょぼいお話を無駄に金だけかけて映像化してるから空虚に感じちゃうのかなぁ、と。     それから、この映画のヒロイン、登場シーンで30代かと思ってたら..23歳の設定なの?老けすぎだ..  
5点(2004-09-17 11:25:55)
633.  フォーン・ブース 《ネタバレ》 
観賞中はそれなりに緊張感もあり面白かったが、観賞後、結局犯人の動機とかが不明で、あらためてここで点数つけようとすると微妙な映画。    どうやら犯人は自主的仕置き人の類だったらしい....と考えると、今度は主人公がターゲットとしては善良すぎる点が気になる。   だって彼、一見、嫌な奴に見えるけど、実は結構まっとうな奴。  妻をめっちゃ愛してるし、浮気にしたってまだ未遂。キャラ設定を考えればむしろマジメすぎるくらい。 イタリア製のスーツ着ていい時計して..って、身だしなみに気を使うことはむしろいい事だろ。     まー、確かに見下ろし気味にえらそーに他人と話すのはどうかと思うけど、映画内に限って言えば話してる相手が相手だからしょうがない気がするし。 (ちゃんと制服を着てないピザ配達人に、コールガールやチンピラだからな、話相手。)  彼が狙われるくらいなら、もっと狙われるべき人間が世界に1000万人以上はいることだろう。     準備万端周到なプランニング能力や、電話を妨害したりする技術力、見事な狙撃の腕、逃走テクニック等、その圧倒的な能力はもっとマシな事に使え、と。まず犯人にはそれを訴えたいところだ。  犯人にもっとも訴えたい事は「お前が一番傲慢だからまず自分を罰しろ」という事なんだが、そんな事言うと僕が公衆電話に近づけなくなりそうなのでそれは言わないでおいてあげよう。   内緒だよ。 
6点(2004-09-16 11:46:22)(笑:1票)
634.  ベスト・フレンズ・ウェディング 《ネタバレ》 
この映画のテーマは2つ。表テーマが「親友」、裏テーマが「歌」ですね。   表テーマ「親友」については劇中でマイケルとジュリアン(男と女)、ジュリアンとジョージ(女とゲイ)この2組の親友模様を軸に描いていますが、これは皆様がレビューされてますので割愛^^ (ただ劇中でマイケルがどうにも嫌な奴にしか見えないので..そこがちょっとアレなんですが..)      裏テーマの歌については、式後のパーティでのジュリアンの「あなた達にはまだ自分達の歌がないでしょ。だからしばらく貸しといてあげるわ」というスピーチに象徴されていますが、「人と人とを結ぶのは歌だ」ということがこの映画の隠れテーマになっているかと思います。       その象徴的なシーンが何人かの方が言及されているシーフードレストラン(店員がカニ鋏型ミトンをつけてるからきっとシーフードレストランだ。)での合唱シーン。    ジョージのホラ話をきっかけに歌われ始めた歌がレストラン中に広がり大合唱になるという本映画中の白眉とも言うべき気持ちいいシーンです。   で、このシーンで歌われる歌が「小さな願い( I Say A Little Prayer)」だってことがミソ。     この歌は「いつもどんな時も、私はあなたの為に小さな祈りをささげ続けます」 という、まさに親友や恋人.....大事な誰かを思い続ける人の気持ちを歌った歌。    まさにこの映画のテーマを象徴する内容の歌なのです。     友人であるジュリアンを心配し、ここ1番の時には遠方から駆けつけ慰め励ましアドバイスしてくれるジョージ。   そのジョージの姿がこの歌の内容に重なります。     ジョージはホラ話の中でこの歌を取り上げることでジュリアンに伝えたかったのかもしれません。「僕はいつも君の側にいて君を見守ってるよ」と。   キザで演出過剰な彼ならやりそうでしょ? 
7点(2004-09-07 11:50:23)(良:1票)
635.  キング・アーサー(2004)
映画冒頭にテロップが流れる通り、この映画は一般によく知られたアーサー王伝説ではなく、その元ネタと言われるハドリアヌス城壁守備隊長「アルトリウス・カストゥス」の伝承を元に作成された映画(らしい)。 たしかに手垢のついたアーサー王伝説を今さらそのまま映画化するってのも芸がないんで、これはこれでありかな、と。 (日本でもかつて「燃えろアーサー 白馬の王子」という「暴れん坊将軍」のイギリス版みたいなとんでもないアニメがありましたが^^) 伝説のアーサー王ではなく、史実に残る田舎騎士の泥臭い伝記。そう考えると、映画全体を覆う地味で泥臭い雰囲気も納得できるものがあります。  と、ま、それはいいんですが...   皆さんが書かれてるようにこの映画、映画として「ヘタクソ」 ツッコミどころが満載です。 例えば、映画導入部、ランスロットの出立シーンが描かれ、そこで意味深に渡されるお守り。これは映画中で重要な物のはず。 そして「15年後..」のテロップ後、出てくるのは当然大人になったランスロットってのが観客が期待する展開なのに..えっと...これは誰と誰?  そしてランスロットの名前がやっとセリフで出てくるのは実にそれから20分後。 観客はやっとそこで「どうやらこいつがランスロットらしい」と観客が把握できるのです。   意味深だったお守りにいたっては伏線でもなんでもなく1時間以上経過したのちチラッと無意味に出る程度。 その頃には冒頭のエピソードなんか忘れてますってばよ。(しかも忘れてても問題ないという。)    ..一事が万事この調子で、とにかくへたくそな構成で、状況や人物の描き方は舌足らず。 おかげで登場人物は区別がつかないし状況もよくわからず、映画を見ている観客の負担はかなりのものです。  ...と、文句つけ放題なこの映画ですが、なぜか私はわりとおもしろかったのです。 正直に告白すると「ロードオブザリング1,2」より間違いなく面白かった。 (そもそもあっちの方が状況や登場人物等、もっと区別つかないし)  ブラッカイマー映画は嫌いだし、こんなにだめ映画なのに..なぜか結構面白い。 (決してキーラナイトレイの妖しい戦闘用乳バンドに心を動かされたからではない!) ....私にとっては自分の心の不思議を感じさせてくれる映画でありました。
[試写会(字幕)] 6点(2004-08-26 11:21:56)
636.  アイアン・ジャイアント
「直球とカーブしかなくても、球威があればプロでも立派に通用します」という基本を思い出させてくれるそんな映画。 
8点(2004-08-09 11:48:47)(良:2票)
637.  ロミーとミッシェルの場合 《ネタバレ》 
ストーリーはほとんどないも同然で、キャラに乗れるかどうかで面白いかどうかがわかれるタイプの映画だと思います。  何にもできないくせに自己評価だけは変に高いおつむの弱い主人公2人。 個人的には嫌悪感しか持てず感情移入の余地が全く無いですから、僕はダメな側でした。
[DVD(字幕)] 3点(2004-07-30 14:34:47)
638.  X-MEN2
ウルヴァリンは相変わらず喧嘩っ早い単細胞ブルーカラー野郎だし(しかも弱い...) サイクロプスのだめだめぶりも1作目に輪をかけてひどい。    一方、映画中での老人と女性陣の活躍ぶりときたら...      例えミュータントに進化してもやっぱり現代成年男子はヨワヨワなのだ..という まさに今の日本を象徴するような社会派映画。ってアメリカ映画なんだが。 
7点(2004-07-26 14:50:37)
639.  X-メン
もう少し派手なミュータント対決を期待していたのですが地味ですよね。   それにしても続編共々サイクロプスの無能っぷりが目立つ。      考えてみれば、「自由に嵐を操れる」や「不死身」というのは 他で代替不可能な能力なのに、  「目からしょぼいビームを撃てるだけ」というのは ちょっと射撃が上手なおっちゃんでいくらでも代替が利く能力。 そう考えるとサイクロプスの存在意義はかなり微妙。      しかし、なぜか威張ってるサイクロプス。 ひょっとして自分を謙虚に見つめられないタイプなのかもしれない... 
6点(2004-07-26 14:47:43)(笑:2票)
640.  ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう
最近、実に20年ぶりくらいに見直しましたが、最後のエピソードがやはり一番好きですね。 「あ!バートレイノルズじゃん!」というのに一番驚きました。こんなのに出てたんだ..    おっぱいのエピソードは、片パイだけなんだから「あのおっぱいが最後のおっぱいとは思えない」という お約束の発言を誰かにしてほしかったなぁ..  
6点(2004-07-22 15:51:42)
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