661. バットマン・フォーエヴァー
バートンの手を離れ、がらりと趣向を変えたバットマン。監督の交代は失敗だったと言わざるを得ない。トミー・リーが頑張っていた。 [ビデオ(吹替)] 5点(2007-10-30 06:38:35) |
662. サイン
《ネタバレ》 ホアキンが死ぬほど驚いていた宇宙人登場シーンで、観客は必死に爆笑をこらえていたことだろう。 [映画館(字幕)] 5点(2007-10-24 21:32:45) |
663. 007/消されたライセンス
親友を半死半生の目に遭わされ、復讐に赴くというストーリーはひと昔前のアクション映画によくあるパターンで、あえて007でやらなくても良いと思う。これではセガールやバンダムの映画と変わらない。ダルトンも終始暗い顔で、ジェームズ・ボンドというキャラクターの持つ余裕や華やかさがあまり感じられない。もっとも、ダルトンはムーアのボンド像からの脱却を図ったものだったので、これも仕方のないことか。終盤のタンクローリーでのカーチェイスは一見の価値あり。今回も女性関係は真面目なダルトンでした。 [DVD(吹替)] 5点(2007-10-23 21:46:30) |
664. X-メン
マグニートのヘルメットがダサい。でもシリーズを通して観ていると慣れてきた。他にもダサい人がいっぱいいるから。公開当時、「『マトリックス』を超えた!」みたいな宣伝をしていたのでガックリきたが、人種差別を扱った重厚なテーマはこのシリーズならでは。次から次へと変なミュータントが出てくるのも楽しみになってきた。 [映画館(字幕)] 5点(2007-10-23 09:56:58) |
665. キャビン・フィーバー(2002)
70~80年代のホラー映画へのオマージュに満ちた愛すべき作品。デビッド・リンチ的な不条理感と意味不明のギャグが何とも言えない(不真面目な警官がいいキャラしてます)。ちなみに、イーライ・ロスのインタビューによれば、パンケーキ少年は南部の田舎で発掘した「本物」だそう。そっちの事実の方が映画より怖い。 [DVD(字幕)] 5点(2007-10-23 08:52:10) |
666. ホステル
《ネタバレ》 投稿数が意外に多いのでびっくり。やっぱりタランティーノ効果ですかね?正直、想像していたよりはグロくない。ただ、『悪魔のいけにえ』なんかでは、いかにも異常な人が異常なことをしていたのに対し、本作では、一見普通のおじさんが大枚はたいて拷問殺人に参加するという、人間の欲望の底知れなさが怖い。後半、復讐劇に転じるのは、ちょっと意外。ただ、ホラー映画がスッキリ終わっちゃいかんでしょ! [DVD(字幕)] 5点(2007-10-23 08:44:44) |
667. リーピング
《ネタバレ》 『エクソシスト』のようなオカルトホラーだと思って観ていたら、突如『アルマゲドン』な展開に…結構お金かかってますね、この映画。しかし、なぜオスカー女優のヒラリー・スワンクがこの作品を選んだのか?一番の謎。 [DVD(字幕)] 5点(2007-10-23 07:49:24) |
668. インベージョン
《ネタバレ》 人間性を失うことにより戦争がなくなるという皮肉。都合4度目となるジャック・フィニイ原作「盗まれた街」の映画化。こんな風に人類は終末を迎えるのかもしれない。宇宙人の襲来といえば、『宇宙戦争』や『ID4』のようにド派手なものを考えがちだが、知らぬ間に身体を乗っ取られるというのは怖い。しかも眠ったらアウトという極限状況。ただ、いくら正当防衛とはいえ、あれだけ人を殺しておいてハッピーエンドというのは解せない。ニコール・キッドマンの下着姿に5点献上! [映画館(字幕)] 5点(2007-10-23 07:26:40) |
669. ロッキー3
海辺でロッキーとアポロが抱き合うシーン、ちょっとキショイ。うちのカミさんが吹き出してた。 [DVD(吹替)] 5点(2007-10-11 16:34:41) |
670. キャンディマン(1992)
主役(?)でもあるキャンディマンにあまり存在感は感じられないものの、ヒロインが泥沼に嵌まっていく様が何とも凄い。もしかしたら全ては彼女の妄想の産物かもしれない、というサイコ・サスペンス仕立てのところが、80年代のスプラッター・ホラーとは一線を画している。ヴァージニア・マドセンは悪女のイメージが強かったが、このような被害者型のヒロインも演じられるのだと知り、幅の広い女優なのだと思った。 [DVD(字幕)] 5点(2007-09-21 16:31:26) |
671. ゾンゲリア
《ネタバレ》 ものものしいタイトルとは裏腹に、サスペンス要素溢れる独創的なゾンビ映画。いわゆるゾンビらしいゾンビは出てこないが、一見親切な村人たちが突如集団で襲いかかってくるというのはかなり怖い。『トワイライトゾーン』のような驚くべきオチが用意されており、脚本のダン・オバノンは、『バタリアン』といい『エイリアン』といい、相変わらず良い仕事してます。特殊メイクはスタン・ウィンストン。包帯男の眼球に注射針をブスッと刺すシーンは痛すぎ! [DVD(字幕)] 5点(2007-09-14 21:23:01) |
672. 悪魔の棲む家(2005)
《ネタバレ》 オリジナル版ではほとんど悪霊は姿を見せず、地味~なポルターガイスト現象が起こるだけだったが、リメイク版の本作は、出るわ出るわ、お化けのオンパレード。Jホラーの影響なのか、突然ドーン!と(効果音も怖い)幽霊が出てくるのでかなりビビる。でもそれだけ。ストーリーはオリジナルを踏襲しており、地味なままです。 [映画館(字幕)] 5点(2007-09-11 22:00:48) |
673. バスケット・ケース
一部で絶大な人気を誇るカルトホラー。いかにもB級でチープな作りだが、残酷シーンの創意工夫など、手作り感が楽しめる。ストップモーションでカクカク動くベリアルも笑える。深刻な題材を扱いながら、どこか突き抜けた明るさがあるのも人気の秘密か。 [DVD(字幕)] 5点(2007-09-11 21:46:17) |
674. クリープショー
《ネタバレ》 ゴキさんも衝撃的でしたが、個人的には「箱」が面白い。ストーリーが凝っていて良かった。悪趣味満載のキッチュなホラー・オムニバス。ロメロはこういう軽いのもイケる。深刻ぶった作品も結構だが、鑑賞者の加虐心を満足させることもホラーの役割だと思う。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-11 21:33:12) |
675. ゴールデンボーイ(1998)
《ネタバレ》 原作のラストも狂っていて良かったが、こちらの方が後を引く怖さがある。邪悪で頭の良い人間が権力を持つことほど怖いものはない。少年が後のヒトラーとなるのは想像に難くない。キング原作の映画化の中でも衝撃の一作。 [DVD(吹替)] 5点(2007-09-11 17:54:18) |
676. スティーブン・キング/ランゴリアーズ<TVM>
《ネタバレ》 結構好きですよ。ストーリーがしっかりしているので、観ていて飽きない。最後のランゴリアーズの登場にはビックリですが…TV作品なのであれが限界かと(むしろ視覚化しない方が良かったと思うが)。デビッド・モースも出てるし、女の子が可愛かったな。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-11 17:41:38) |
677. クジョー
《ネタバレ》 まさに陸のジョーズと言った感じ。炎天下、故障した車に閉じ込められた母子が、狂犬病のセントバーナードに襲われる。キング原作の映画化の中でもかなり怖い方だが、まだ幼い子供がぎゃーぎゃー泣き叫びながら(演技がリアル)襲われる様は観ていて相当キツい。原作では最後に子供が死ぬそうだが、映画では生き返る(ビックリ!)。キング自身、小説のラストはつらすぎたようで、映画化によって少しは救われたみたい。 [DVD(字幕)] 5点(2007-09-11 16:51:10) |
678. サランドラ
《ネタバレ》 この作品が酷評されているのって、例の「ジョギリ・ショック」によるものだと思うのだが、そんなことはいい加減忘れて、ひとつの作品として観た場合、決して悪い出来ではない。90分ノンストップに狂気を堪能できる『悪魔のいけにえ』ほどではないにせよ、ラスト20分の壮絶な報復合戦はかなりの見物。文明人が獣性に目覚めるという展開は、インテリらしいウェス・クレイブンならではの視点(クレイブン作品の登場人物は殺人鬼にただ黙って殺られるばかりではない。それはデビュー作の『鮮血の美学』から一貫している)。ざらついたラストも印象的(ちなみにDVDに収録されている別エンディングでは、生き残った家族が再会するラストが用意されている)。『ハイテンション』のアレクサンドル・アジャが監督したリメイク版にも期待大! [ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-11 09:09:01) |
679. オーシャンズ13
《ネタバレ》 前作の反省を踏まえてか、軌道修正されたオーシャンズ。もはや泥棒映画でなくなっているのがナンだが、明確な悪役を設定することで、娯楽色豊かな作品となった。相変わらず誰も死なないので(予告編を観てルーベンが殺されるのかと思ったが、裏切られたショックで倒れただけ)、お気楽に観られる。ベネディクトが味方についたのには驚き(最後には良い人になってるし)。ナイトフォックスの登場など、前2作をきちんと把握してないと「?」なシーンが多いので、他のレビュアーの方も言っているが、前作の復習は忘れずに。個人的にはメキシコの騒動が面白かった。ジュリア・ロバーツはいなくて正解。 [映画館(字幕)] 5点(2007-08-14 14:09:16) |
680. シーズ・ソー・ラヴリー
《ネタバレ》 ことあるごとに「金持ってないんだけど…」と正直に白状するショーン・ペンが可笑しい。で、周りの人たちも何故かとっても親切。やはり凄いのはペンの演技で、どのようなアプローチでこの役を演じたのだろうか(『アイ・アム・サム』より断然凄い)。まるで天使のような男なのだ。内容はもう目茶苦茶で、ラストは呆気に取られること請け合いだが、そこには世間一般のモラルを超えた何かがあると思う。大体、平気で人を殺しまくるアメリカ映画界にあって、元の旦那と駆け落ちするぐらい、そんなに目クジラ立てるようなことではないのかもしれない(実際には嫌だけどね)。 [DVD(字幕)] 5点(2007-08-12 22:37:56) |