861. チャップリンの霊泉
《ネタバレ》 徐々に皮肉の入ってきたチャップリン短編コメディ。今回は聖なる水が酒に代わっているというオチ。コメディは回転ドアにマッサージと多少しつこい部分もあったが面白かった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-04-03 16:55:06) |
862. 荒武者キートン
《ネタバレ》 前半は思っていたよりも笑いどころがなかった。しかし、後半はなかなかの盛り上がり。崖のシーンは冷や冷やさせられたし、滝のシーンも凄い。この体当たりのスタントは相当な評価に値するだろう。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-29 10:46:24) |
863. 手錠のまゝの脱獄
《ネタバレ》 やはり当時の社会状況から考えてこの内容は相当斬新だっただろう。手錠で繋がれた黒人と白人の二人はまさしく本来あるべき姿。心を開いて向かい合えば、これほどの友情が芽生えると言う監督のメッセージは素晴らしい。婦人が嘘をついた辺りからニューシネマっぽくなったが、死ななくて良かった。ポワチエの歌も良かった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-28 12:27:32) |
864. チャップリンの勇敢
《ネタバレ》 終盤のドタバタはなかなか面白い。チャップリンが警官というのも新鮮で、むしろ違和感がある。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-27 14:33:40) |
865. チャップリンのスケート
《ネタバレ》 スケートという手段を使い、いつものように繰り広げるギャグは本当に面白い。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-27 14:31:49) |
866. 真昼の決闘
《ネタバレ》 ジョン・ウェインなどかつての西部のヒーロー像を覆すような作風は確かに斬新だ。しかし逆を返せば、主人公を疎む動機がそこまでしっくりしない。確かに主人公が逃げれば面倒はなくなるのだろうが、後で殺されたなんて知らせが入ればやりきれない気持ちになるはず。リアルタイムで進行していくため、これまでの主人公を取り巻く環境などの描写が足らず、全ての展開においていまいち納得がいかない。そのリアルタイムで進んでいくのもそんなに効果が得られていないように感じる。そして、主演のゲイリー・クーパーもオスカー獲るほどの演技だったとは思えない。しかし、内容自体はそれほど悪くないし、リアルタイムで進行すると言う設定にしなければそれなりのドラマは得られたと思う。 [DVD(字幕)] 4点(2008-03-24 12:57:15) |
867. キートンの恋愛三代記
キートン作品にしてはあまり笑いどころがなかった。 [DVD(字幕)] 4点(2008-03-23 15:22:54) |
868. チャップリンの番頭
可もなく不可もなくといった感じ。時計のシーンは面白かったが。 [DVD(字幕)] 5点(2008-03-16 11:05:27) |
869. チャップリンの消防夫
確かにチャップリンの短編の中では、話にまとまりがある。ふざげた消防夫のチャップリンがやっとのことで現場へ向かい、人命救助をする。なんかチャップリンらしくないような感じが不思議な感覚の短編。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-16 11:02:55) |
870. サーカス(1928)
《ネタバレ》 この映画は「街の灯」に似た無償の愛が描かれている。チャップリンには切なそうな表情が本当によく似合う。ラストの置いて行かれた時のロングショットが素晴らしく、アングルの使い分けが非常に上手い。 [DVD(字幕)] 9点(2008-03-08 12:31:07) |
871. キートンの蒸気船
後半にかけて怒涛のスタント。そして、ドラマもあり、オチも素晴らしい。ただ、前半部分が少し地味。前半に見せ場があれば更に良かったかも。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-07 18:21:54) |
872. チャップリンのゴルフ狂時代
チャップリン対チャップリンになるのが面白い。本当にチャップリンの頭はアイデアの宝庫だったのだろう。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-06 15:55:13) |
873. チャップリンの給料日
やはり工場現場のシーンが一番面白い。逆回しを使ってレンガをキャッチするシーンはよく思いついたものだ。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-06 15:51:46) |
874. 一日の行楽
交差点での下りは面白が、それだけ。家族揃ってのドタバタなどがあれば良かったのではないか。 [DVD(字幕)] 5点(2008-03-06 11:50:19) |
875. サニーサイド
今作はひたすら蹴られており、ある程度の面白さはあるが、もう一展開欲しかったところ。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-06 11:48:14) |
876. 偽牧師
《ネタバレ》 チャップリンの優しさがにじみ出てくるような作品。ラストの保安官の優しさに気付かないチャップリンが滑稽で仕方なかった。そして、国境をまたぎながらのエンディングはまさにセンスの塊。 [DVD(字幕)] 9点(2008-03-06 09:40:05) |
877. 担え銃
《ネタバレ》 この展開であのオチならまぁいいかなと思わせてくれる何とも言えない作品。戦争とコメディを共存させる絶妙な塩梅。チャップリンだからこそ成し得た偉業であろう。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-06 09:32:30) |
878. 犬の生活
短編なのでもっとコメディ一色かと思いきや、後期のチャップリンに近い作品であった。サイレントならではの面白さが幾分にも散りばめられており、彼のユーモアセンスには頭が下がる。ニヤリとさせるエンディングも好きだな。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-06 09:25:23) |
879. キートンの大学生
《ネタバレ》 前半のスポーツシーンがラストの伏線となっているとはなかなか面白い。個別のシーンでは良いのもあるが、全体的に観るとそうでもないような印象を受けた。でも、キートンらしさは随所に出ており、走り高跳びのシーンはお気に入り。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-05 14:24:01) |
880. 赤い河
《ネタバレ》 少々いらいらする前半だったが、中盤からの意外な展開、軽快なテンポで後半から見事に盛り返した。やはり前半のダンソンには共感しがたいが、さすがに追放されるとは思っていなかったので、かなり驚愕させられた。そうしたことを考慮すればあのエンディングは正解だと思う。そして、何と言っても、スケールの大きさが凄い。あのたくさんの牛を大移動させるロケを実際に行ったのが凄い。ましてや、暴走シーンまである。このロケを行ったスタッフには拍手を送りたい。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-05 11:19:50) |