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コメント数 58
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1.  スピード・レーサー
アニメ現役世代として文句なし!よくぞやってくれました。何でアメリカではヒットしなかったんだろう。主題歌に日本語オリジナル一部使ったからかな?もっとも原色ギラギラでほとんどCGの映像のせいか何度も観る気は起こりませんが…。 
[DVD(吹替)] 8点(2009-05-22 03:06:27)
2.  硫黄島からの手紙
結構厳しい批判が多いのに驚いた。(もっとも下記の理由で頷けるが)アメリカ人にとっては仇敵ともいうべき当時の日本軍を、アメリカのスタッフがここまで公正に描いたことを大いに評価しても良いのではないだろうか?もちろん本来アメリカの大衆向けのエンタテインメントなのだから多少は大目に見なければならない点もあるかも知れないが、国が違うだけで同じ人間が殺し合わなければならない戦争の悲惨さ、(前作と合わせて)日米の民族性や兵士の置かれていた状況の違い、当時の日本社会が何よりも日本人にとって一番辛いものだった、というポイントが押さえられていたと思う。それに昨今の、時代背景を無視して不自然なほどヒューマニズムを強調した、正真の日本の戦争映画よりも「日本映画」として違和感が少ないのは賞賛に値する。このような映画を巨費を投じて丹念に製作し、アカデミー賞にまでノミネートしてしまう、アメリカの懐の深さには感心するしかない。ただ、難を言えば、アメリカナイズされた「栗林中将」が最も有能で魅力的な人物だったのだという、いつもの「アメリカが一番」を言いたいが為の映画なのか?と考え出すと、鼻持ちならなく成って来てしまう。ここは、彼こそ現代的な西欧の合理主義的聡明さと武士道の美徳を合わせ持った人物と捉えておきたい。
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-02 23:33:50)(良:1票)
3.  続・猿の惑星 《ネタバレ》 
個人的な趣味で言えば前作に負けず劣らずの作品ですネ。何しろミュータントという伏兵が凄すぎる。核汚染の地下都市で2000年も生き延び、テレパシーを殺し合いの道具に使うは、金色に輝くコバルト爆弾(って何?)を神として拝み、挙句の果てには賛美歌の最中にいきなりマスク取って血管丸出しの化け物顔を曝け出したり。幼い頃見たときは、全編最初から最後まで胸がキュンキュンしっ放しでした。原作者ブールのイメージでは「猿=日本人(軍)」ということらしいが、「ミュータント」は言わずもがなの人々でしょう。今回、見返して思ったのは、「このケダモノが…」と瀕死のテイラーが起爆スイッチに手を伸ばすシーン、って同原作者の『戦場にかける橋』と全く同じではないか!いくら原作者が同じだからと言って…。ラストの「その青く小さな星は今はもう存在しない…」という突き放した語り。こんな恐ろし過ぎるラストで納得できる分けがない、ということであと3本続きます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-11-24 01:49:36)
4.  シッピング・ニュース
原作は未読だが、とにかく映像もストーリーも文句がない。自分に自信を持てないしがない人生を送る男が、行った事もない先祖の土地に戻り(一種のIターンかな?)、チャンスを掴んで人生をやり直す。この監督「やかまし村」の監督だそうだが、素晴らしい才能を持っていると確信した次第。どうしようもない自分が過去の自身の先祖の教育や経済活動の結果である、というのはまぎれもない事実。普段我々はそれを意識せずに生きている。どうして自分の人生はこうなんだろう?「親の因果が子に報い」という言葉があるが、西欧文学の傑作の法的式である聖書的な題材も踏襲している。過去の親や先祖の邪悪な行状を知り、だからと言って主人公はなおさら自身の殻に閉じこもったり逃げ出すのではなく、町の人々と時には葛藤しながらも誠実な隣人関係を結んで行く。(もっとも彼にチャンスをくれる新聞社への雇用も、彼の出自を全て知っているオーナーのトップダウンという所が因縁めいている)彼の人生のやり直しは、親や先祖の邪悪な歴史からの解放と密接に結びついている。この映画のラスト、一夜の嵐で粉々に吹き飛んでしまった先祖代々の家を前にして彼と愛娘は呆然と立ち尽くす。彼は新しい彼の家を建て、娘がそれを引き継いでいくのだろう。万人共通のテーマを孕んでいるのだが、観る人に(一般的な)宗教的感受性がないとなかなか理解して貰えない映画かも知れない。
[DVD(字幕)] 8点(2007-11-23 23:56:27)
5.  市民ケーン
「薔薇の蕾」という謎の言葉を残して死んだ大富豪ケーン。貧しい家に生まれながら、持ち前の才気と強引な手腕で「新聞王」に成り上がり、一代で巨万の富を築き、望むもの全てを手に入れた彼の人生は、資本主義の価値観では間違いなく成功者だ。しかし、「薔薇の蕾」の意味が分かった時、「そうか、そうだったのか」とこの悪漢の別の人生が見えて来て胸を打つ。「薔薇の蕾」に隠された秘密は、ほんの数秒のシンプルな映像で、ラストにこっそりと明かされる、それだけに、心に静かに且つ痛烈に訴えかけるものがある。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2007-09-09 04:27:03)
6.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
ドタバタなのかな?世界各地のキノコ雲をバックにして、まるで花火大会でも眺めるように混声合唱が「それでは、みなさんさようなら」と美しく朗々と歌うエンディングが一番良いですナ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-31 01:20:12)
7.  カーズ
勝つことは嬉しい!だけど友情や他人を思いやる気持ちはもっと嬉しい!子供に安心して見せられる映画。仕事ばかりで家族を顧みる事が出来無かった監督ジョン・ラセターが、幼い頃父がしてくれたように、キャンピングカーでのドライブ旅行に一念発起。そこで得た体験の結実が「旅は人生のご褒美」という教訓であり、古き良きアメリカのマザーロード、ルート66の片田舎を舞台にしたこの「私的な」映画だそうだ。
[DVD(字幕)] 7点(2007-08-31 00:51:31)
8.  イージー・ライダー 《ネタバレ》 
団塊世代のメディア人とそれに感化された人々によって伝説化された作品、というイメージがあって今まで敬遠してきたのだけれど、先日、ヒマだったので鑑賞。まあ、ほとんど予想通りの作品でした。最後は尻切れトンボで「ショットガンでバーン」当時の若者達はこの映画を見て悲壮な気持ちで「社会への反抗」か「社会の歯車」を選んだんだろうか?なんてね。今の若者は生まれてから死ぬまで自由気ままな「自分探しの旅」が当たり前なんだから感性が合うわけないね。しかし、容貌が生まれ変われるならピーター・フォンダが良い、などと思ってしまうぐらいピーター・フォンダ格好良かったな。世の中のことで熱弁ふるうジャック・ニコルソンも濃いキャラ立ってたし。冒頭の爆走するオートバイと「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」、世代もあるのかも知れないが、なんだかんだで人に影響を与える映画かも知れないね。
[DVD(字幕)] 7点(2007-07-20 23:58:10)
9.  イングリッシュ・ペイシェント
壮大で美しい映像だけでも圧巻だが、主人公の不倫関係がそこまでに至る経緯とともに丹念に描かれている。緊迫感があり、とてもエロティック。女優も美しい。良くできているのでそこに印象が強く残ってしまうが、それがこの映画のテーマでは無いだろう。むしろ、身勝手でニヒリスト、他人とのコミュニケーション能力の欠ける「ダメな男」が周囲の人々を不幸に巻き込み、自らも滅んで行く救いようの無い姿から、人の愚かさと悲しさを痛烈に語っている。彼を看護する善意に満ちた看護婦や、彼の命を付け狙いながらも彼を許す男は彼のアンチテーゼのような存在か。人を愛するということはどういう事なのか、改めて考えさせられる作品。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-07-09 00:29:56)
10.  マドンナのスーザンを探して
天然ボケのウブな若妻を演じているロザンナ・アークエット。この作品以降、思いもしない映画で、クセのある役柄をこなす彼女を見かけるたびに何だか嬉しくなったりします。監督としても話題になりましたが。
[映画館(字幕)] 6点(2006-02-22 00:23:03)
11.  12モンキーズ
同監督の作品では、唯一素直に良いと思える作品で、何度見ても感動する。映像が素晴らしいので、物語の世界にぐいぐいと引き込まれる。皮肉な運命を背負った孤独なヒーローを演じているブルース・ウィリスもとても良い。『12モンキーズ』という異様なタイトルの伏線は相変わらず肩透かしを食らわせられたが、それを補って余りある素晴らしいストーリー。音楽の使い方も最高。絶望と希望、ヒューマニズム、そして現代文明への警鐘に満ちたSF映画の傑作。
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-02-21 23:36:28)
12.  未来世紀ブラジル
職人的な作品。映像はユニークで音楽も良い。しかし、あのラストはないでしょう。オーウェルの古典「1984」を読んだ人にとっては、オーウェルの書いた悪夢世界の別バージョンに過ぎないので、ことさら騒ぎ立てるほどの作品ではない。同時期に映画化されたマイケル・ラドフォードの本家「1984」がこの作品にすっかり食われてしまったのは、この監督の「見せる」才能なのかも知れない。「1984」の方はティム・ロビンスが再映画化すると発表していたが、どのような出来になることやら。
[ビデオ(字幕)] 4点(2006-02-19 03:40:36)
13.  タイムマシン(2002) 《ネタバレ》 
なるほどなるほど、タイムマシンをつくった動機が恋人の死だから、恋人の死の運命はタイムマシンでは変えられない。何事も動機が重要と。スゴイ、ひとつお利口になってしまった。しかし、そんなこと、タイムマシンつくれるほどの主人公は分からなかったのか?タイムマシンの開発に要した苦労は一体何だったんだろう?と思うのだが、ラストはアクション映画さながらの活躍のあと、未来人の恋人を見つけて幸せに暮らしました。とりあえず、めでたしめでたし。
[DVD(字幕)] 4点(2006-02-07 00:29:18)
14.  狼男アメリカン
ホラーのつもりで観たらコメディー?狼男の恐怖と悲哀と滑稽さをブレンドした絶妙なストーリー展開。製作者の並々ならぬ才能に驚いた。ラストの「ブルームーン♪」も皮肉たっぷりで最高。
[地上波(吹替)] 8点(2006-02-06 23:59:45)
15.  リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986)
 退屈しのぎに深く考えもせずDVDを購入。「人類SOS!」のようなB級ホラーを期待していたのだが…。リック・モラニス主演ということで、悪い予感がふと脳裏をかすめたが、その予感が見事に的中。結局一度見たきりでそのまま。こういうの好きな人は好きなのがわかるけど、簡単に言えば悪趣味なドタバタコメディーですよ。見ても疲れるだけ。
[DVD(字幕)] 3点(2006-02-05 14:57:50)
16.  猿の惑星 《ネタバレ》 
もう何度観たか数え切れないSF映画の古典。原作者は「戦場にかける橋」なども書いているフランスの反日(?)作家で、日本軍の捕虜収容所にいた体験をもとにこの小説を書いたらしいです。そんなこと知らなくても十分楽しめますが、知っていると、当時の白人の黄色人種に対する複雑な気持ちを伺えて興味深いかも知れません。ちなみにシリーズ全てがこの中篇の原作からインスパイアされて製作されていることがわかります。ラストはリメーク版の方が原作に忠実ですが、あえて「猿の惑星は実は地球だった」、とすることにより原作の破綻を見事に解決し、この映画を息の長い傑作にすることが出来たのだと思います。 
[CS・衛星(字幕)] 9点(2006-02-05 02:49:06)
17.  パール・ハーバー
 低レベルな娯楽映画。全くのフィクションならまだしも、史実に題材を取りながら、物語を自国にだけ都合よく描くのは現代の映画手法では無い。この映画を見て喜んでいる日本人も考えて欲しい。日本軍は幹部が原っぱやプールで作戦会議をするなんて、まるで未開の山岳ゲリラのような扱い。実際、史実では、アメリカ政府は日本軍の攻撃を知りながら、姑息な事情でパールハーバーを見殺しにしたことがバレているのに、映画では情報収集が間に合わなかったような描き方。そもそもアメリカなど列強がアジア諸国を侵略し、日本を目の敵にして孤立させなければ、無駄な戦争も無かった、という認識が当然のことながら製作者には無い。この映画で見るべきものは、もちろん巨費を投じて再現されたゼロ戦によるパールハーバーへの総攻撃のシーン。と、言っても人が死ぬシーンなので気分の良いものでは無い。もちろん、当のアメリカでも評価は極めて低い作品であることを付け加えておこう。
[DVD(字幕)] 3点(2006-02-05 01:36:21)(良:1票)
18.  砲艦サンパブロ
映像、ストーリー、豪華なキャスト。こんなに素晴らしい大作が人々の記憶から消えてしまっているのはとても残念な気がする。スティーブマックイーンが、その優しさ故に、軍隊生活に馴染めないトラブルメーカーの兵士を好演している。「俺はどうしてここにいるんだ」と叫ぶラストはとても悲しい。一生に一度は見る価値のある映画。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2006-01-06 03:06:35)
19.  ゴジラ FINAL WARS
東宝の子供向けジョークシリーズのファイナルと銘打つ作品。本当にファイナルにして欲しい。同じゴジラをアメリカ人が作れば娯楽大作になるのは証明済み。過去の栄光にすがって、もうこれ以上世界に恥を晒すな。ゴジラはこちらが本家と言いたいのなら、もっとマシなものをつくれ!頭でっかちでプライドばかり高く、クリエイティブな能力の全く欠如した日本映画の現状を証明するような自己満足的な作品。戦闘シーンはところどころ鑑賞に堪えうる場面もあったが、ストーリーと演出が酷すぎる。子供映画だからって子供をバカにするな!と言いたい。
[地上波(字幕)] 1点(2006-01-03 16:26:56)(笑:1票)
20.  太陽の帝国(1987)
 SF作家バラードの同名の自伝を映画化したスピルバーグの最高傑作。お決まりの英雄物や、同盟軍の蛮行を糾弾する反戦物とは全く次元の異なる作品。子供の目を通した戦争そのものを描いていて、映像はみずみずしく、印象的なシーンが多い。戦闘機マニアの主人公が、出撃する特攻隊の勇姿にみとれて「海行かば」に合わせて母国の子守唄を熱唱したり、同じ大空に夢を描く者として、少年特攻隊の一人と心を通わせたり、絶望のどん底で目撃する暁の空の虹色の閃光(少年は動けなくなった老婆の昇天する光と勘違いする)など、少年視点の独創的なシーンには心打たれる。  子役のベールの演技も素晴らしく、はじめは無邪気なおぼっちゃんが、ラストでは、両親の顔もなかなか思い出せないほど、疲労と苦悩を湛えた瞳の持ち主に変わっている。  この作品が日本帝国を美化しているという、不当な意見で低い評価を与えられているのだとしたらとても残念なことだ。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-15 17:10:47)(良:3票)
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