1. マイル22
全般通して、内容がさっぱり分からない。 何十年と映画を観てきたが、こんなに筋の分からない映画は初めてだ。 ひとつひとつのシーンは迫力のあるものなんだけど、内容がまったく無い。もったいないとはこういう映画に使う言葉なんだと思った。 ネタすら無いのでネタバレにもならないでしょう。 [地上波(吹替)] 0点(2021-02-25 23:31:47) |
2. PLANET OF THE APES/猿の惑星
《ネタバレ》 マーク・ウォールバーグ。 ポッドをちゃんと着陸させる事が、チンパンジーに出来てお前になぜ出来ない?! 2回とも壊しちゃって・・・人間の恥さらしだなぁ。 いくらオリジナルより劣っていても、そういうところはしっかりしようよ。 2点(2005-01-29 20:07:43)(笑:2票) |
3. ミッション:インポッシブル
TVシリーズを知ってるからこそ納得のいくオープニングシーンと、あの導火線に火を点けて流れるテーマソングで感動してしまう私は、古い人間なのか、ただ単純なのか? ここで感動を味わない若造と鈍い奴らよ!ざまぁみろ!!と声を大にしたい程に、すこぶる心地良い出だしで、のっけから入り込んでしまいました。長らく忘れていたのはこの乗りだ!! さすがデ・パルマ。古きTVシリーズを尊重&うまく料理してやってのけた。・・・この小気味良いテンポは、TVシリーズを「あの時代」にリニアに観てないと分からないのかなァ。 そして、TVでは終始姿を見せない往年の「フェルプスくん」を、なんと裏切り者にするなんて!! 思いもよらない、掟破りの思いきった設定! トム君、よくぞ脚本に参画してくれました。TVシリーズをこよなく愛するがゆえに、ひっくりかえるほどにこの展開には驚きました。往年のTVシリーズを現代に復活させるのに、最もうまい繋がり方を採用した、優れた脚本力だと思います。 デ・パルマとクルーズが、どれだけスパイ大作戦を愛しているかが伝わる程に、楽しめた作品です。 10点(2004-01-21 00:19:28) |
4. デモン・シード
《ネタバレ》 私にとってこの映画は、B級映画のなかで傑作の部類に入ります。 26年前に劇場で観て以来、自分としては、他のB級SFホラーものでこの作品を抜くものにはなかなかお目にかかれません。特殊撮影技術はとっくに負けちゃいますが、内容の良さは未だに負けてない、それほどに良い映画でした。 後になって原作である「悪魔の種子」を読みましたが、改めて原作を越えた素晴らしい出来の、すごく珍しい映画だったと再認識しました。こういう現象にはなかなかお目にかかりません。 もともと私は原作と映画で比較するのには否定的で、映画単体として面白く出来ていて楽しめれば、それはそれでいいじゃん!派でした。しかしこれは比較しちゃいます。映画の方が断然良いのですから。 短い時間枠のなかで原作の緻密さに負けてしまう映画が多いなか、たった96分のなかで、見事に原作を上回る作品に仕上がってます。なによりテンポが良い。例えば妊娠期間が原作では通常の10ヶ月に対し、映画は遺伝子操作でたった28日。(1997年に原作者自ら書きなおしをした「デモン・シード 完全版」で、なんと映画をパクッてる)。映画でカット割りすればこんなとこ同じ、とせずに、28日という日数が観ているものにプロテウスの驚異を理解させられる。 ラストは原作を完全に凌駕しています。なんたって、原作では昆虫まがいの子供は殺されてしまうのに、映画は生きてるのですから・・・しかも原作者が逆立ちしても思いつかなかった姿で。結末の衝撃は感動ものです。 10点(2004-01-18 11:50:30) |