1. インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
《ネタバレ》 半分は純粋に期待を込めて、一方で義務感で見た。冒頭CGで作られた若インディの列車アクション場面は満足。ヘレナの心情変化が不可解で、なおかつ最後にインディを殴る始末で終始納得できないまま終わった。チェイスシーンが回数が多く尺も長すぎる。ハリソンフォードは顔のアップはまだ見られるが全身が映るともう残念でしかない。最後、干してある帽子を取る行為はどう考え受け止めるべきか。村井インディが大好きなので吹き替えで鑑賞。 [映画館(吹替)] 5点(2023-11-21 16:51:38)(良:1票) |
2. ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
《ネタバレ》 90分間、可愛いキャラクターたちが元気に明るくスクリーン内で上を下への大騒ぎで見せ場も多く、お話がテンポ良く進む。あっという間に終わってしまって、もっと見たい!と思わせる楽しい作品だった。キノコ王国での特訓(ボニー・タイラーの曲はスポ根によく合う!)やドンキー・コングとの試合での、何度やられてもめげずに挑戦してクリアする下りは、ゲームを楽しんだ自分と重ね合わせて見られる良いシーンだった。虹ロードのカーチェイスシーンも同様で、家族や友人とゲームを楽しんでいるような感覚で緊迫した場面だがワクワクしながら見られるシーンだ。ピーチ姫がバイクを駆る姿がカッコよくて印象的。ここでの作戦失敗(挫折)とマリオとコングの「親に認めてもらえない」事への共感といった”お約束”シーンを湿っぽく描写せずにサラッと流し、速攻、脱出に成功するところが良かった。クッパの悪者っぷりやピーチ姫への一途な想いも突き抜けていて、当然のようにマリオたちを応援したくなる。悪に染まった境遇や葛藤など、これまた”お約束”のない勧善懲悪モノに映えるよい悪役だった。 音楽は大仰でやり過ぎに感じる部分もあるけど、全体的には原曲をよくアレンジしていたと思う。クライマックスのスターを取ったところはグッとくるものがあった。オープニングのクレジットで宮本氏の名前があって安心して見られた。キャラ設定や世界観など壊されずに済んだのはきっと氏のおかげと思う。吹き替え声優について事前情報無しでみたので不安だったが芸能人吹き替えがなく満点。3D効果は、1回や2回は飛び出すくらいあるかなーと期待したが平凡だったので残念。 [3D(吹替)] 8点(2023-05-10 23:48:08)(良:2票) |
3. ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
《ネタバレ》 ワールド・シリーズは「スター・ウォーズ」でいうところのエピソード7-9だろうか。もう完全に蛇足。悪役設定も恐竜プロレスもマンネリなうえ、新機軸を考えたらとうとうバッタ映画になってしまった。パークの三人も合流して豪華キャスト共演も、恐竜と人類の共存(?)する世界は変わらないまま終わってしまった。3D鑑賞したが、あまり3D感のない画面でがっかり。吹き替えはまずまず。 [3D(吹替)] 5点(2022-10-24 01:41:39) |
4. バズ・ライトイヤー
《ネタバレ》 久々劇場で3D鑑賞。3D空間を駆使した画面でなかなか迫力があってよかった。3Dブルーレイでの発売がないようなのが残念。吹き替えは鈴木亮平の声の演技が上手で嬉しい驚きだった。ザーグ登場で見覚えがあったのだけど、最初のレビュアーの方のコメントで解決。そうそう「ロスト・イン・スペース」だ。アンディが夢中になってはいないだろうなと思いつつ、しかし楽しい映画ではあるのは確か。 [3D(吹替)] 6点(2022-10-24 01:26:58) |
5. ジャングル・クルーズ
いろいろな“配慮”が鼻についてそんなシーンやセリフが出てくる度に冷めてしまって楽しめなかった。 [インターネット(吹替)] 5点(2021-11-20 01:29:40)(良:1票) |
6. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
《ネタバレ》 『スター・ウォーズ』を、ファンを馬鹿にした前作エピソード8でシリーズに幻滅し、それでも最後を見届けないとおけないという義務と少しの期待を持って鑑賞した。皇帝の復活やファイナルオーダーの勃興、レイの出自、レンの葛藤など見所は多いが、本来ならエピソード8でやっておくべきはずのものもあり、相変わらずのお宝探しクエストとレンとレイの追いかけっこに時間を費やすストーリーには辟易する。おかげで最後の総力戦の描写が駆け足で何とも中途半端、迫力不足だった。一方、皇帝VSレイ&レンのフォースの総力戦は濃密で見応えがあり満足。フォースはさらに万能魔法の感が増したが、レイとレンのドラマを盛り立てており、これはこれでアリだなと感じた。悪の血筋と正義の魂を持ったレイこそが“フォースにバランスをもたらす者”なのかな、最後の黄色いセーバーは良かった。レンの死と同時にレイアの肉体が消えたのは何だったのか。レンの心変わりはレイアがある程度操作してたのか、レンの死を待ってあの世へ連れて行ったのか、しばらく話が頭に入ってこなかった。チューイもやっとメダルを貰えたね。ライトセーバークルクルはあったが、エピ1〜3のような殺陣ダンスでなくて良かった。音楽は今作もジャカジャカ楽器が"がなる"だけで魅力なし。 ホント、蛇足感のある三部作だったが、それでもスターウォーズの完結編と思うと感慨深いものがあった。スターウォーズのファンで良かったと思える作品に引き戻してくれたJJに感謝。 [映画館(字幕)] 7点(2019-12-20 23:34:41) |
7. ターミネーター:ニュー・フェイト
《ネタバレ》 キャメロンが関わってるしリンダとシュワも出演なので期待値して鑑賞。サラに対する生意気な態度のグレースにイライラ(こっちはサラがどんな人物か知ってるだけにね)、普通の兄ちゃんの残念な敵ターミネーター、同じことやってるなぁと思いつつも、T-800が出てくるまでは面白かった。シュワちゃんは出ないほうが良かったのでは。サングラスも掛けないし。ジョンは死に(未公開過去映像なのかと思ってたらCGなんですね。そういう撮影秘話が載ってるのがパンフレットだと思うんだけど、何も書いてなかった)、スカイネットに変わり新たな敵AIが登場するといった『T-2』全否定の設定がもうダメダメ。今後はもうターミネーターの新作がでても見ることは無いでしょう。そういう意味で、劇場のスクリーンでサラとT-800にお別れできてよかった。 [映画館(吹替)] 6点(2019-12-12 02:40:12) |
8. アラジン(2019)
《ネタバレ》 山ちゃんの声が聞きたくて吹き替え版で鑑賞。早くジーニーが出てこないかとウズウズ。アラジンとジャスミンの出会いを丁寧に描くが、衛兵らとの追いかけっこも長いし引っ張りすぎ。ジーニー登場シーンでは心の中で拍手喝采!歌と踊りのシーンはド派手で楽しく、とは言えアニメほどブッ飛んでないのも本当に素晴らしい。最後の3つ目の願いはアニメ以上にグッとくる良いシーンでした。画面的にもキャラ的にもストーリー的にも俳優的にも、ジーニーが出てる時の安心感といったらなかった。ジーニーを見るためだけに足を運んでも損はないと思う。 上映前の予告編で流れた『ライオンキング実写版』や、女性でも国王になった『リボンの騎士』を見るに、やはり手塚治虫は凄かった。 [映画館(吹替)] 8点(2019-07-09 02:42:14) |
9. メン・イン・ブラック:インターナショナル
《ネタバレ》 Mがエージェントになるまでの導入部や双子の敵との戦闘で武器があれこれ出てくるあたりまではワクワクした。仲間たちに追われ世界中を逃避行しながら敵を追いかけ、しかし真犯人が判明してビックリ!というありきたりなストーリーに疑問。 [映画館(字幕)] 5点(2019-07-08 23:44:37)(良:1票) |
10. ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
《ネタバレ》 ゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラらの大見栄を切っての登場シーンがとてもカッコイイ。怪獣プロレスも大迫力だし、バーニング・ゴジラが 最高。ゴジラのテーマ曲が効果的に使われていて良かったが、もっといろんなシーンで聞かせて欲しかった。人間ドラマが邪魔に思わない適度なボリューム。怪獣を復活させる母親エマの動機は、息子を殺したゴジラを倒してもらうためなのかなぁと思ったら、人類の間引きが理由の狂人設定でビックリ。終盤の娘救出作戦では、芹沢は殺してこのエマを生かすストーリーじゃダメだろうと思って見ていた。どちらも自己犠牲の英雄的行動で死んだが、芹沢の今際のセリフがゴジラに「さらば友よ」で、エマの「王よ甦れ(だったかな?)」はギドラに向けての言葉だろうなぁ。このシーンで悲劇的な曲がかかっていたが、あれはあくまでも娘を助けるための行動であって、改心した訳ではないと思いたい。これだけのことをしておいて最後には元の良き妻・良き母に戻りました〜悲しいでしょ〜なんて設定なら-5点。続編があるようなので楽しみです。またゴジラのテーマ曲を使ってほしいですね。 [映画館(吹替)] 8点(2019-06-26 19:02:01) |
11. バンブルビー
冒頭のサイバトロン星のシーンに出てくる、昔のアニメ風デザインのロボット達に感動した。その後は特筆すべきことも、惹かれるシーンもなく終わった。 [映画館(字幕)] 6点(2019-04-10 22:33:04) |
12. クリード 炎の宿敵
《ネタバレ》 前作未見。ロッキーといえば「4」が一番好きなので、ドラゴと息子の登場となれば見ないわけにはいかなかった。親の敵討ちと初戦のお返しにもっともっと燃えるクリードを見たかった。先が読めるお話だから、赤ちゃんの話とロッキーとの仲違いという取って付けたドラマ部分も長く退屈。音楽もブラック・ミュージックと平凡なスコアだから、トレーニングシーン、ファイトシーン、エンドロールで盛り上がりに欠けた。ファイトシーンは迫力があってつまらなくはないが、大して面白くもなかった。 [映画館(字幕)] 5点(2019-01-22 01:19:21) |
13. ジュラシック・ワールド/炎の王国
島からの脱出まではとても面白かったですが、舞台が屋敷に移ってからはいつもの流れで、正直飽きたかな。ラスト、ブルーと頭突き恐竜は可愛かったけども。3D的面白さも無く、音楽も鳴っているだけで面白くなかった。ラストは納得いかない。 [映画館(吹替)] 5点(2018-07-22 16:27:54)(良:1票) |
14. ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
《ネタバレ》 ハンは登場シーンからもうハン。彼の人間性はどのようにして成ったかなんて話ではなくヒーローの冒険譚というのが潔く、ハンに似合ってる。列車強盗、TIEファイターとのチェイス、採掘場での大混戦、そしてケッセル・ランとたくさんの見せ場があり、メインストーリーとの関わりもちゃんとあって面白かった。 10〜15年前の設定だとしてもハンやランド役の人の顔がイメージと違いすぎて別人に見える。セリフや仕草など努力していて最後にはそのキャラに見えるかと思ったが無理だった。画面は全体的に暗いし、カメラも手ブレや忙しく・激しく動くので目が疲れた。 [映画館(字幕)] 5点(2018-06-30 10:52:46) |
15. レディ・プレイヤー1
《ネタバレ》 スピルバーグは人を楽しませるのが大好きで上手な監督ですね。今回もアクション、スリル、サスペンス、主人公と仲間の成長といったスピルバーグ節が満載で、最後まで楽しませてもらいました。金田のバイクもガンダムもメカゴジラもワンカット映ってますってレベルじゃなくて、ちゃんと役目を与えられて見せ場たっぷりの大活躍でしたね。キティちゃんでさえも、ぐるっと回るカメラの向こう正面にしばらく映ってるシーンがありました。本当に嬉しかったです。1つめの鍵のカーチェイスの場面は映像と音だけでBGMが無かったですが、様々な効果音とプレイヤーの悲鳴がよく聞こえてきて壮絶さと臨場感がよく表現されていたと思います。ラスト、イースターエッグを手にしたウェイドを見たソレントの複雑な表情は、先を越された悔しさと同時に喜びも表現しているように感じました。宝探しゲームがクリアできたことへの安堵か負けたことへの自嘲か、ハリデーの形見のイースターエッグを見られたこと(現実には見えてないけど)なのか。ハリウッド映画で悪の親玉が死なないというのも珍しい気がしますね。パトカーに乗せられる時に口から血を流していたけど、もっとあの場にいた人々にボコボコにされててもよかったと思う。 [映画館(吹替)] 8点(2018-04-23 22:51:58) |
16. ダーククリスタル
《ネタバレ》 本当に素晴らしい。子供たちを楽しませようと愛情と情熱を込めて制作された映画を大人になった今でも楽しんで見てます。スケクシスとミスティックスの陰と陽の関係が面白い。「はっ!」「ふんっ!」ジム・ヘンソンってすぐわかりますね。可愛いキーラと違って、ジェンの顔は何度見ても好きになれないです。(笑) [ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-04-17 18:39:30)(良:1票) |
17. パシフィック・リム
《ネタバレ》 イェーガー対怪獣のプロレスは一挙手一投足に重みが感じられてとても良い。最高。ライバルや親子の確執、トラウマの克服、自己犠牲、家族愛などなど熱血格闘王道のストーリーも安心して見られる。大したメロディでもないのにテーマ曲がかかるとワクワクするね。3D効果もかなり高いので機会があれば是非。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-04-17 17:49:09) |
18. パシフィック・リム:アップライジング
《ネタバレ》 新人パイロット達の活躍や挫折などがあってこそのラストバトルだと思うのだけど、その辺の訓練の様子が全く描かれなかったため、怪獣を前に4体が揃い踏みし最終決戦の始まりだ!といっても何の感慨も湧かなかったです...。ロボット対怪獣を再び見ることができてうれしいし機敏に動くイェーガーもアリなんだけど、この映画ならではの心揺さぶるものがなくては『トランスフォーマー』アクションを見ているのと変わらず、本当に残念でした。 アニメなら爆発の炎や煙で簡略化するところを無数の瓦礫が飛散しビルが倒壊する様子を描写するのはさすがCG映像と未だに目を見張ってしまいますが、必要以上に街を壊しすぎ。東京の街を壊して楽しんでるような気さえします。市民の避難は完了したとはいえ、人気のない富士の麓に来るまで待つとか、もうちょっと努力をしてほしかったですね〜。 吹き替えで見て正解でしたが、三ツ矢雄二の滑舌の悪さ&棒演技っぽいのはわざと?年齢のせい?少しショックでした。ハーマン&ニュートン・コンビは相変わらず愉快だった。ユニコーン、まさか?と思ったけどやっぱ動かないよね。一瞬だけ映った、死を覚悟したマコの顔のカットが印象に残りました。 [映画館(吹替)] 6点(2018-04-17 16:07:49) |
19. ホーンテッドマンション(2003)
エディマーフィ+山寺の吹き替えが見たくて鑑賞し、期待に違わぬ演技に満足。ホラーは苦手なので怖くないホラーで安心して見られました。シーンやセット・小道具を見ては、モチーフになったアトラクションを思い出したりして楽しめましたね。ラストはめでたしめでたしで開放感あふれる画へ、後味の良さが特に良かった。 [インターネット(吹替)] 6点(2018-04-07 21:44:31) |
20. ヴァレリアン 千の惑星の救世主
《ネタバレ》 『フィフス・エレメント』がお気に入りの映画なので、今回も期待して鑑賞。平凡すぎるストーリーと映像だったが、キュートなヒロイン、個性的な歌姫、コメディ、メッセージ性といった“らしさ”はあった点は良かった。途中、太った種族を殺しまくる大立ち回りシーンがあったが、あそこはトムとジェリー的な追いかけっこ仕立ての方が良かったと思う。交渉する術がない程に排他的とはいえ釣った獲物を食べようとしただけなのに、主人公たちが脱出するからと皇帝から何から一族皆殺しという司令官と同じことをやっては、異人種・異文化に非寛容=パール人虐殺というテーマが霞んでしまう。 [映画館(字幕)] 5点(2018-04-06 11:18:17)(良:1票) |