1. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 衛星軌道上では地球の引力と衛星の遠心力が釣り合った地点で無重力(ゼログラビティ)となるので衛星は常に時速何千キロもの高速で飛んでいる状態である。宇宙空間に投げ出された宇宙飛行士が元の衛星に帰れる可能性はゼロだと思われます。高速で走っている新幹線に飛び乗る様なものです。衛星軌道上でなければ有りえるとは思うが、その点だけ少し引っかかった。 90分毎に破片が飛んでくるのではなく、自分たちが90分で地球を1周し破片の漂っている中を通過するからなので、実際飛んでいるのは自分たちの方である。 無重力(ゼログラビティ)の空間を感じる事が出来れば、地球上全ての物が地球の重力(グラビティ)によって成り立っている事に気づくのだろうと思う。 [DVD(吹替)] 7点(2015-01-05 06:41:20) |
2. クラウド アトラス
《ネタバレ》 6つの異なる時代のいろんな国・人種・性別の物語が同時進行で進んでいくストーリーは少し分かり難かった。一貫していたのは主人公には彗星のアザがどこかにあると言うこと。それと前の世代の主人公の記憶(痕跡)が微かに残っているということ。それは本や音楽・映画のフレーズ・宗教といったもの。これは1人の魂が輪廻転生をしていることを指していたのだと思う。 壮大な物語の様にも思えるが、1つ1つのストーリーは少し薄っぺらな感じもした。もっと一貫した共通のテーマみたいなものがあったら良かったと思います。 [映画館(字幕)] 7点(2013-06-27 05:01:54)(良:1票) |
3. インセプション
《ネタバレ》 人の夢の中に入って機密を盗む組織、夢の中の夢はいったい誰の夢、3層も深く潜ったといっても夢を見てるい人の記憶の一部だから、結局は1層なのでは? ラストの駒が少しグラッとなったところでエンディングになった場面は、ラストシーンが夢かどうかを観客の判断にさせる演出で夢と現実が分からなくなってしまいだんだん混乱してしまった、 人の夢を覗きたいという心理はよく分かる。そもそも映画だって人が作った夢を映像化した物だから。 [映画館(字幕)] 8点(2013-06-09 23:16:26) |
4. レギオン
《ネタバレ》 天使と云うよりハードゲイのおっさんたちがくんずほぐれつと云った感じでした。 神様が人類を裁くといったスケールのデカイ話なんだけど、田舎のドライブインでの攻防戦のみだったのはかなりスケールダウンになってしまった。婆さんは怖かったけど・・・ [映画館(字幕)] 5点(2011-05-17 06:30:05) |
5. ナイト&デイ
《ネタバレ》 トムとキャメロンのゴールデン爆笑コンビ。この二人には銃弾の雨も避けて当たらない感じです。どんな緊迫した場面でもどこか安心感がありました。スパイ映画とすればマイナスなんだけど、コメディなんだから、まいいか・・・。 [映画館(字幕)] 6点(2011-02-09 00:59:56)(笑:1票) |
6. ホワイトアウト(2009)
《ネタバレ》 南極もののミステリーサスペンスと言えば物体Xばりのサスペンスを期待したのだが、意外とあっさり系の刑事もので犯人も簡単に分かってしまった。もう少し何か工夫が欲しかった感じです。 怖かったのは、凍傷になると切断するしか助かる方法がないことで、冷地には絶対行きたくないと思った。 [映画館(字幕)] 6点(2010-08-29 08:14:49) |
7. アリス・イン・ワンダーランド
《ネタバレ》 アバターでは3Dを見損なったので、今回は単純に3Dを楽しみたいと思い観てきました。ストーリーについては子供のおとぎ話なので細かい事は気にしない様にしましょう。 アリスは婚約を迫られその場を逃げ出し、再びアンダーランドに迷い込む。赤の女王を倒し元の場所へ帰ってくる。婚約をきっぱりと断り出て行く。少女が成長していく過程を表わしていたと思います。 キャラクターも独特でジョニデプの帽子屋はもちろん、ヘレボナの3頭身赤の女王、お気に入りはチェシャ猫だがトトロのバス猫に似てる気が・・・ とにかくバートンのファンタジーの世界に迷い込んだ感じを3Dで体感出来て十分楽しめました。 [映画館(字幕)] 6点(2010-05-29 09:33:46) |
8. アバター(2009)
《ネタバレ》 3D映像で話題となっている本作ですが、いつも行く映画館では2Dしかやってなかったのでしかたなく2Dでの観賞でした。それでも十分見ごたえはありました。 ストーリーも意外と分かり易い内容だったと思う。 [映画館(字幕)] 8点(2010-02-01 07:21:47) |
9. ハリー・ポッターと謎のプリンス
《ネタバレ》 ハリー・ポッターシリーズは今まで全て劇場で観ているため、ほとんど義務的になってしまっているので、これといって期待はしてないが、最終章が近いこともあり、新しい展開があればと思ったが、今回もたいした進展はなかった。 毎回お決まりのパターンで新学期が始まりホグワーツに集まる。新任の教授が入る。事件が起こりハリーがまき込まれる。クィデッチの試合がある。三角関係がこじれる。事件が解決し、誰かが死ぬ。 毎回ハリーの重大な秘密が明かされるという宣伝文句なのに、結果はたいした秘密ではない。肝心のヴォルデモートとの対決はいっこうに進展しない。 ただ単に話を引き伸ばしているだけでないかと思ってしまう。早く決着を着けてほしいものだ。といいつつも次作も観てしまうだろう。 [映画館(字幕)] 6点(2009-09-04 06:53:56) |
10. ターミネーター4
《ネタバレ》 クリスチャン・ベールのジョン・コナーは渋くってなかなか良かったです。T3のヘタレのジョンは見なかったことにしましょう。ストーリー的にも無しにしても繋がりそうだし。 [映画館(字幕)] 8点(2009-07-14 07:47:49) |
11. ゲーム(1997)
《ネタバレ》 なんと言ってもラストのドンデン返しは、あっけに取られた。 あそこまで騙されたら、怒るよりただ笑うしかないのだろう。 最後、ゲームの値段はいくらだったのか?気になりました。 [地上波(吹替)] 8点(2009-06-12 22:56:05) |
12. 天使と悪魔
《ネタバレ》 原作既読で挑みましたが、その必要はありませんでした。何しろかなりの出来事がカットされ、登場人物までもが変更されている。あれだけの長編を2時間にまとめるには仕方ないのだろうが、全く違う展開に驚いた。しかし逆にわかり易くするためにうまくまとめた感じでもあった。 それと、もう少し科学と宗教の対立を詳しくした方がよかったのでは?カメルレンゴの動機が少し曖昧のような感じがしました。 人間関係は原作の方が詳しく書かれているので、映画をみた後原作も読んでみたら、あっと驚く新事実が分かると思います。特にラングドンとヴィクトリアの関係や、教皇とカメルレンゴの関係など。 ローマ観光のガイドとしても見所があったので良かったです。 [映画館(字幕)] 7点(2009-06-10 07:50:47) |
13. ノーカントリー
《ネタバレ》 モスとシガーの逃走劇は緊張感があり良かったが、残念だったのは、保安官はシガーに追いつけづ、みすみす逃げられてしまったこと。それは保安官が老人(Old Man)だったからということか?なんとなくスッキリしない終わり方でした。 [DVD(字幕)] 6点(2009-05-27 03:49:32) |
14. 地球が静止する日
《ネタバレ》 人類の代表がアメリカという考え自体間違っている。アメリカは自国の利益しか考えず京都議定書にもサインをしなかった国です。 宇宙からの使者クラトゥは国連の代表に会うために来たのに攻撃し、事態は最悪の状況になっていく。そんな状況になっても大統領は話し合いをするつもりは無く攻撃を続けた。これで人類が滅亡したらと思うと腹が立った。 人類が滅亡すれば地球は生き延びられるとクラトゥの言葉は、地球にとって人類は寄生虫のようなものなのだと思わせた。実際環境破壊により多くの動植物が絶滅していることを考えれば、人類は地球にとっては害虫なのかもしれない。もしかしたら新型インフルエンザの流行などは地球の自己防衛のための浄化作用なのかとも思える。人類自体が変わろうとしないと本当に滅亡するかもしれない。 クラトゥは人類は変わる可能性があるとして宇宙に帰るが、これで危機が去った訳でなく暫くの猶予が与えられただけで、次にクラトゥが現れたときは人類が滅亡する時だということを肝に銘じておかなければならないだろう。 [映画館(字幕)] 6点(2009-05-10 18:32:19) |
15. ワルキューレ
《ネタバレ》 史実上失敗することは分かっていたため、ハラハラ感は無かった。もしヒトラー暗殺が成功していたならば、シュタウフェンベルクは歴史的にも英雄として有名人となっていただろう。そういった歴史に埋もれていた人物を取り上げた点では良かった。それにしてもドイツ人の役なのに英語だったのは気になった。トム・クルーズが主演だったせいだろうが、やはりドイツ語の方が迫力がでたのでは? [映画館(字幕)] 7点(2009-04-19 01:14:18) |
16. ベンジャミン・バトン/数奇な人生
《ネタバレ》 80歳の体で生まれ若返っていった男の物語です。彼の人生が日記によって淡々と語られていくといった展開だが、ここで伝えたかったのは、自分自身の人生を生きることだと思います。ベンジャミンは生まれてすぐ親に捨てられ不幸であったかもしれないが、幸運な面もあり、捨てられた場所が養老院の前で介護師のクイニーに拾われ、養老院で育てられた。もし養老院の前に捨てられず、普通の子供のように育てられていたらどんな人生を送っていただろうか?人とは違った数奇な人生ではあったが、ベンジャミンは自分自身の人生を生きたのだと思う。 [映画館(字幕)] 7点(2009-02-21 15:03:46) |
17. ハンコック
《ネタバレ》 ハンコックは何者なのか?空を自由に飛べ、力は百万力しかも不死身とくればスーパーマン?しかし酒好きでキレやすく事件を解決しても被害を拡大するためみんなからは厄介者扱いでいつも一人ぼっち。そんな中助けた広告マンと仲良くなり自分を変える協力をしてもらう。みんなから慕われるスーパーヒーローに変わることが出来るか?といったところまでは面白かったです。そこから後がダメでした。 広告マンの奥さんの正体がハンコックの元カノだと分かり話が急展開。二人はまるで磁石のNとSの 関係でお互い引き寄せるがいっしょにいるとパワーを失くしてしまう。結局いっしょに居れない運命なんですね。月に落書きしちゃダメでしょう。 [映画館(字幕)] 7点(2009-01-28 07:51:26) |
18. ハプニング
《ネタバレ》 冒頭の生物の授業でミツバチがいなくなった理由が、自然界ではしばしば科学では説明出来ないことが起こることを正解としたとこで何かを暗示している感じがしたが、本当にそれが正解でいいのか疑問に思った。人々が次々に自殺していく原因についても明確に説明されてなく、植物が出す化学物質といった説もなぜ自殺するのかは曖昧で、植物に意思があり自然破壊に対する報復を理由にするのも強引な様に思った。もう少し科学的な実証があれば面白かったと思います。 [映画館(字幕)] 5点(2009-01-25 12:23:40) |
19. ダークナイト(2008)
《ネタバレ》 バットマンビギンズに次ぐクリスチャン・ベール版のバットマンで、ティム・バートン版の子供向けのファンタジー的な世界観に比べると、圧倒的に大人向けのリアルな世界観が好評のようです。 ヒース・レジャーのジョーカーは完全な悪で、ある意味主役だったように思う。一方バットマンはダークヒーローでいることに悩み公表し、地方検事のハービー・デントに意志を託そうとするが、ジョーカーの策略でハービーはダークサイドに引き込まれトゥーフェイスとなってしまう。最後はハービー殺しの容疑者となってしまう。 いとこのレイチェルの役者が変わっていたのが残念でした。 [映画館(字幕)] 8点(2008-12-25 07:51:22) |
20. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
《ネタバレ》 19年ぶりのシリーズ復活で期待が膨らむも、ハリソン・フォードの年齢を考えると65を過ぎて定年であるので、やはり不安も大きかった。 登場シーンはまず見覚えのある帽子が映りそれを拾う影、そこであのテーマソングが流れインディ・ジョーンズが登場。見た目は老けた感はあったが、体型はほとんど変わらずアクションも衰えを感じさせなかった。それだけでインディファンの自分にはヒーローが帰ってきたうれしさでいっぱいだった。 1作目のマリオンが戻ってきたこともうれしかった。(体型はだいぶ変わったが) ストーリー的にはXファイルじゃないかという声もありますが、インディの元気な姿を見られただけで十分でした。 ラストのマットが帽子をかぶろうとしたのを奪った場面は、まだ次作があるかもという期待をさせてくれます。 [映画館(字幕)] 8点(2008-12-03 07:49:38) |