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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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1.  ゴースト・イン・ザ・シェル 《ネタバレ》 
超未来アクション。 アニメも見たことありましたがあまり記憶にないです。 なのであまりアニメとの比較はできませんが実写化としては申し分ないです。 ハリウッドも今後のことを考えてか本気でアニメの実写化を仕掛けてきたんですかね? 映像美で描かれた電脳世界がアニメ版と比べてもほぼ遜色ないと思います。 ただ音楽はアニメ版の方が好きです。 実写ですがシーンによっては3Dアニメとやっていることがあまり変わらない気はします。 見ていると違和感が無くなってきます。僕の頭の中でアニメと実写版の境界が外れてきました。 大きな功績は(局部がないことで実現した)ヌーディズムアクションです。裸にみえる服なんでしょうか? ブレードランナーの再来とまではいかないかもしれませんが 映像だけを見るとやりたいことはまんまブレードランナーという感じがします。 サイバーパンクな街の雑踏、広告や情報、文化が氾濫した光景はブレードランナーのようです。 もっと薄汚れていてもよかったかもしれませんがそれは好みの話です。広告が溢れたとこが少し東京っぽいと感じました。 青い色味までブレードランナーです。芸者さんなんてまんまでした。 巨人みたいのは何なんですか?広告にしては大きすぎますね。某の巨人ブームがありましたからね。 アメリカ人は芸者、ヤクザが大好きなんですね。そして変な日本語「カクテル 高めろ!」が味わい深いです。 アニメ版の少佐のプラモデルってないんですか?もし今後発売されるなら商品開発が遅れてますね。
[映画館(吹替)] 7点(2017-04-15 00:10:48)
2.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
ゼログラは未体験の無重力体験を味わえる映画でした。 無重力の法則をここまで見事に再現した映画を自分は見たことがなかったです。 スローなのにハラハラするアクションはちょっと新しいと思います。 主観でとらえた場面からは臨場感が伝わります。 広大な宇宙に取り残された絶望感を自分は初見ではあまり感じ取ることができませんでしたが、 無重力で起こる様々なことが怖いと感じました。 (映画作りをしたことがない素人の意見ですが、 もっと人間が宇宙にとって小さなものであり、宇宙空間が無であることを伝える描写がさらにあればなお良かったです。 私の理解力の問題かもしれませんが、あるいは視点が主観に近いからなのかもしれませんが、これはごく個人的な感想です。) 宇宙のシーンは美しく神秘的で、音楽もそれを助長させていました。 ラストは重力の偉大さと壮大さを感じさせました。 「宇宙船とヒロイン」が「胎内と胎児」を思わせるシーンがありました。
[DVD(字幕)] 8点(2016-06-09 23:27:48)
3.  ギャング・オブ・ニューヨーク 《ネタバレ》 
時代背景に惹かれるものがあります。 陽気さと野蛮さと埃っぽさが開拓時代のアメリカっぽくて楽しいです。 構想30年を要したといわれるだけあって 人間と時代のドラマに壮大さが感じられました。 キャメロンディアスの赤髪は自分的になしなのですがやっぱ彼女は素敵だと思います。 憎むべき敵に慕われ、またその敵に自分の父親の姿を投映してしまう複雑な心境が見どころでした。 運命あるいは宿命的なものを感じさせる展開が時代の渦とともに 巨大なものと化していく感じが男としてはたまらない要素です。 正直細かいところはよく分からなかったんですが。 登場人物のキャラクターが洒落ています。ゲームやファンタジーに出てきてもおかしくないキャラもいました。 ビルが印象的でした。
[DVD(吹替)] 6点(2016-05-05 23:01:15)
4.  KEN PARK ケン パーク 《ネタバレ》 
あちらの国の十代の感覚がありありと生々しく描かれていました。 まああっちの国ならばどこの家にもありそうなエピソードが大半を占めますが そのほとんどが女子ならば「最低」といいそうな内容でした。 僕的にはみんな間違った方向にいっているようにしか思えない話ばかりでしたが そのどれもに何故か愛着を覚えます。 十代の感覚の重要なポテンシャルを占めるのが性衝動であり、 それが破壊的な衝動にまで繋がっていく気がします。 (極端な例を除けば)ユニークだけどどこにでもあるあるな境遇が描かれていて面白かったです。 その反面で「この映画なんなんだ」って思います。 結構シェットでダサい街みたいなことを言っているんですけど地元愛みたいなものを感じるのは お国柄なんでしょうか。 こんな生々しいク××シーンを映画で見たのは初めてです。
[DVD(吹替)] 7点(2016-05-05 23:01:07)
5.  REC:レック/ザ・クアランティン 《ネタバレ》 
見ていてリメイクされる必要性がいまいち分かりませんでした。 モキュメンタリー映画のリメイクってちょっと無理があると思います。 オリジナルと同様に地獄絵図のような様はありますが、オリジナルよりも臨場感は無いと思います。 オリジナルよりも怖くなくなっています。 ただのパニック映画になってると思います。 暗闇の中の不可解な存在がオリジナルでは印象的でしたがリメイクだとインパクトが弱いです。 それでも勢いはあったので楽しめました。
[DVD(字幕)] 6点(2016-01-13 22:57:02)
6.  スマイリー 《ネタバレ》 
まるでエイのような笑顔。 絶大なインパクトのある殺人鬼”スマイリー”。 スラッシャーホラーは殺人鬼のキャラクター性が重要といってもいいのですが、 そういう意味では満点です。 前半は引き込まれていくのですが題材が題材だけに後半からは少し展開が読めてしまいます。 著名性の悪意が描かれていて良かったですが 最後は強引に持っていった感じがしてしまいました。 もっとちゃんとスマイリーを存在させてほしかった気がします。 エンドロールは最後まで見てよかったです。 音でびっくりさせ過ぎ。 なんか見ていてスクリームを思い出しました。
[DVD(字幕)] 5点(2016-01-13 22:56:50)
7.  ダークシティ 《ネタバレ》 
究極のイマジネーション。 「アレックスプロヤス監督の傑作SF映画だ」というのではじめに想像したのは 「アイロボット」みたいな近未来の映画だったんですが、 実際には「クロウ」みたいにゴス要素の強いダークな質感を帯びた映画でした。 暗い夜の町はなかなか雰囲気が良いです。 ジェニファー・コネリーはこの映画のダークな質感にマッチした黒髪美人でした。 中盤あたりから見てる世界が完全に裏切られていくんですが それがまた刺激的で良かったです。 やっていることがかなり大がかりな気もしますが、 面白いのでいいです。 次々とスタイリッシュに物事が起こっていき、先が気になりました。 そして一番はダークな映像に魅了されました。 このタイトルはピッタリです。 あと少しだけ"モモ"を思い出しました。
[DVD(字幕)] 8点(2016-01-10 23:21:06)
8.  L.A.コンフィデンシャル 《ネタバレ》 
ダーティーな傑作ミステリ刑事ドラマでした。 部署内のドロドロした腐敗がリアルに描かれていて面白かったです。 組織内に蔓延した腐敗は変えられるものではないですが、前向きに妥協しているので深いです。 タイプの違う主役がそれぞれ男らしくて面白かったです。
[DVD(吹替)] 8点(2015-11-17 21:54:53)
9.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 
カイザーソゼのミステリアスな存在感、 仕掛けられる罠の鮮やかさが見事な映画でした。 キャラクターが良くてクライムサスペンスとして面白かったです。 クライムサスペンスってぶっちゃけそんなにみませんが。 社会の影で重要な人物ほど存在を上手く消すことは実際にあると思いますが、 この映画でもそのようなことがあってそれを実感しました。 しゃべくりの演技は味わい深いです。
[DVD(吹替)] 8点(2015-11-17 21:54:43)
10.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 《ネタバレ》 
タイムトラベラーもので一番面白いヤツです、これ。 未来の時間設定が2015年の10月だったので10月中に急いで観賞しました。 思ったよりも当時の未来予想が現在の風景と近かったのが驚きです。 今回は巡り巡って物事が変わっていく様子が面白かったです。 運命を変えてはいけないという制約の中で運命を変えるというのがなんだか面白いです。 行ったり来たりがとても忙しいのですが隙はありません。 完璧です。 結構しつこいんですけどくどくはないです。 ビフが最低すぎます。マーティの息子がダメ過ぎます。 でもマーティもドクも最高過ぎで、もしあんな友人がいたらきっと人生が楽しくなると思います。 (私の認識が間違ってるのかもしれませんが)スポーツギャンブルに勝ち続けて大富豪になったみたいですが、 時間が歪めばレースの結果も変わってくると思いますが、そんなことはどうでもいいのですね。 タイムトラベル最高です。 いつまでも浸っていたい魔法のような映画です。
[DVD(吹替)] 8点(2015-11-17 21:54:25)
11.  バック・トゥ・ザ・フューチャー 《ネタバレ》 
観る人に夢を与えてくれる傑作映画だと思います。 これほど夢を与えてくれる映画も無いです。 完璧すぎて隙がないです。 母親が自分のいってることとやってることが違い過ぎて面白いです。 父親はイケてない人間として描かれてますが過去の彼の髪型は結構イケてると思います。 ドクは無償でよくやるなと思います。 映画としての在り方が数ある映画の中で最もちょうどいい位置にある映画だと思います。 マーティとドクが最高過ぎます!
[DVD(吹替)] 9点(2015-11-17 21:54:14)
12.  ロッキー・ホラー・ショー 《ネタバレ》 
ハロウィンの時期に見ましたが最高のテンションにさせてくれる映画です。 不気味で退廃的なのに最高に愉快でご機嫌な映画です。 世の中に蔓延する不安や不幸を一気に吹き飛ばすパワーがあるかもしれません。 倒錯的な世界観が現実をどうでもよくさせます。最高に明るいです。 パーティー的な楽しさが究極レベルです。 音楽が最高に良かったです。 怪奇映画の恐怖演出のツボを押さえていて、 その胡散臭さが効果的に使われていたと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2015-11-17 21:53:48)
13.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲 《ネタバレ》 
 物語が大きく動いたシリーズ2作目(作られた順で)。 今回はさらに宇宙の広大さが感じられます。 そしてメカデザインも広大になってます。 フォースの力が前作よりも物語のキーとなっています。 そのためか大自然の描写が強くなっている気がします。  いやーダースベイダーがカッコいいです。 チューバッカが大活躍していました。彼の鳴き声良いです。 宿命的な物語は男子に人気がありそうです。 それにしても男二人に美女一人はあかんですよ(ってこの先の展開を忘れてるし)。 個人的に好きなのは巨大犬型マシンAT-TEとメディカルロボット(メディカルドロイド?)です。 邦題も一番いいんじゃないっすか。
[DVD(吹替)] 8点(2015-11-09 23:03:42)(良:1票)
14.  リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 
「人の目を気にしなくていい」とか「どんな困難も家族で乗り越えていく」とかいろんな内容があると思います。 マイペースなノリでとても面白い映画でした。 脱力系なんだけど退屈させないところが良いと思います。 肝となると思っていたミスコンがグダグダな感じだったのに見終えた後でこんな生き生きとした気持ちになるのは不思議です。 とんでもない家族です。 自分の価値観なんて小さなものだと思わせてくれる映画でした。 ある意味で最低(というか負け犬)なのに前向きなのがいいです。 なんか元気の出る映画でした。 じいちゃんはとてもでっかい人間だと思います。
[DVD(吹替)] 8点(2015-11-09 22:46:55)
15.  ウォーターワールド 《ネタバレ》 
マッドマックスや北斗の拳のように荒廃し暴力と略奪が支配する世界観です。 しかしディズニーみたいにファンタジーです。 ファンタジーにしてもツッコミどころが多いです。 主人公の設定からして謎です。 個人的にウケるのは旗を振ってる人です。 しかし全体的にテンションが高いです。 お金かかってます。 ハリウッド映画以外の何ものでもない作風が魅力的です。 音楽が最高です。 海が綺麗です。 埃っぽい錆びた鉄と海の感じが大好きです。 爆破シーンが爽快です。 主人公の頭皮が透けているのさえ渋く感じます。 小便を濾過するなら海水を濾過したほうがいいのでは。 もしかしたらこの映画がなければ人気漫画のワンピースもこの世になかったかもしれません。
[DVD(吹替)] 7点(2015-11-09 22:46:43)(笑:1票)
16.  スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 《ネタバレ》 
スターウォーズの壮大さにも慣れてしまったのか、 本作ではその壮大さに感動することはあまりなかったです。 そのかわりドラマに重点が置かれていたように思います。  今回はCGが大々的に導入されています。 正直、当時のCGで描かれるクリーチャーはディズニーみたいであまり面白くありません(当時としての目新しさは想像できますが)。 昔の作品なのでCGだと丸分かりな場面もありますが、当時でこの映像のクオリイティは驚異的だったと思います。 前半でお姫様がエロい格好をさせられていたのですが全然記憶にありませんでした。 ダースベイダーの素顔が見れて良かったです。 本作はテディベア好きの方にお勧めです。 最後の民族音楽みたいのが最高でした
[DVD(吹替)] 7点(2015-11-09 22:46:29)
17.  スター・ウォーズ 《ネタバレ》 
映画にしてオープンワールド的な広大さを感じる超大作です。 設定の細かさと深さと広さが驚異的だと思います。 私の知り合いには「スターウォーズを見ているとカッコいい」みたいなイメージを持っている人がいましたが、 この作品って究極的にオタクのジャンルだと思います(トレンド的な感じはしますが)。 当時のアメリカのオタク文化って最高だと思います。 キャラクターがどれも個性的でセンスが良いです。 モブキャラ的なクリーチャー・ロボットで面白いのが沢山います。 ・・・いろいろと昔のゲーム機を思い出す場面がありました。 自分は昔(エピソード1のときね)ペプシのボトルキャップを集めてましたからこれ(つまりこのシリーズ)はコーラを飲みながら観賞したい作品です。 ダークヒーローって色々いると思いますがやっぱりダースベイダーが一番だと思いました。 ただ少し難があるとすると、エピソード1と4のどれから見ていいのか迷ったり、 ふってあるナンバーと年数が一致しないので入門の間口が狭く感じました。
[DVD(吹替)] 9点(2015-11-09 22:46:08)
18.  マルコムX 《ネタバレ》 
黒人マルコムⅩ。 一人の偉人を通して見えてくるのは、 この世界の仕組みは差別と迫害と搾取と私欲でできてるのだということでした。 残念な気持ちです。 しかし一人の人間としてそこに闘い続けなければならないという精神を宿した映画だと感じます。  最初は逆人種差別みたいな「白人が今まで黒人にしてきたのと同じように拒絶してやるぜ」みたいな内容の映画だと思っていました。 しかしそういった過激で好戦的な内容の映画でないことは徐々にわかってきます。過剰なプライドを示す映画ではありません。 しかしもっと深いところで自尊心が湧くような内容でした。 (・・・なんだか"教祖イライジャ"の吹き替えがちょっと変だなと思っていました。 そしてイライジャがやたらと性的なことを強調していうところに違和感を感じていましたら、なんだそういうことだったのですね)  僕が感銘を受けるのは偉人マルコムⅩという人が富や名誉といったものに無頓着であったということです。 感じたことは、"神との繋がり"を得た人ほどそういった私欲に無頓着になるということです。 それとは逆に指導者イライジャやブラックモスリムの人々は私腹を肥やし裕福になっていったようです。 序盤に登場した黒人のヤクザとブラックモスリムとはそんなに変わらないのかもしれません。 ただそこを責めるでもなく、自分を守ることもせず、黒人を兄弟と呼び心を開いた偉人マルコムⅩの聖人ぶり。 素晴らしすぎます。神聖な雰囲気も漂わせる映画でした。
[DVD(吹替)] 8点(2015-04-02 23:12:58)
19.  ザ・ハリケーン(1999) 《ネタバレ》 
素晴らしいヒューマンドラマ映画でした。 好きなアメリカのヒューマン映画でTOP10に入るかもしれません。 闇に落とされた英雄ルービンカーターと少年との心の交流が生き生きと描かれます。 この少年というのがまた心の綺麗そうな少年です。 カナダの慈善団体?のさり気なさもそうですが、 彼らの優しさがルービンカーターの心の牢獄をそっと包み込み、 やがては彼をそこから解放するかのような過程が観ている側も非常に癒されます。 人種差別の歴史は憎しむべきものだといえます。 なのでこういう映画を見ていると自分は得体のしれぬ黒い憎しみに囚われるのですが、 この映画は不思議とそういった感情に自分が支配されることは少なかったです。 判決が下された時に相手側はあまり映されなかったと思います。 そういった憎しみに偏らないようなところが好感の持てる映画でした。 この映画の登場人物の何人かには聖人の姿がほんのりと重ねられているためか、 何か神聖な雰囲気さえ感じられました。
[DVD(字幕)] 8点(2015-04-02 23:12:51)
20.  ランド・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
ゾンビに人格を与えてはいけません。 ゾンビが意志を持ってはいけません。 それをやってしまうとゾンビでなくなります。 ゾンビとは人を呑み込む「空虚」や「無」のようなもの、それが「死」を連想させるのかもしれません。 ゾンビが学習能力や集団行動をとるとそれは「生」に属することです。 それが「生」であるがゆえにゾンビの怖さは皆無です。 先に書いたことと矛盾しますが、 ゾンビは「生」と「死」のどちらにも属さない存在であり、 そのバランスを欠くとゾンビじゃないゾンビ映画になります。 そこを操作してユニークなゾンビ映画を作ることもできるのですが、 このランドオブザデッドはユニークとはいいがたい内容です。 ありきたりな展開をたどりながら先に書いたバランスを欠いています。 お金をかけた分、空虚さや荒廃感がありませんでした。 ロメロ自身の傑作「ゾンビ」では神がかっていた世紀末感や地獄感がありません。 しかし富裕層と貧困層で構成される世界観はカイジみたいで面白かったです。 黒人ゾンビがアホらしくて好きになってきました。
[DVD(字幕)] 5点(2015-04-01 23:20:08)
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