1. サヨナラの代わりに
《ネタバレ》 順風満帆なセレブが、ある日突然 不治の病(ALS)に侵されてからの云々・・・ 『最強のふたり』辺りに似た設定だったけれども、変にお涙ちょうだい的な演出ではなく素直にジーンと来ました。 野球界の野村克也氏の『うまくいってるときは、周りにたくさん集まる。だが、一番大切なのは、どん底のとき誰がそばにいてくれたかや』の言葉の通り、 最後に心通じあえる友が出来て良かったなぁ~と。果たして自分にどれだけ心通じあえる友がいるのだろう?という自問自答の余韻にしばし包まれ鑑賞し終えました。 [映画館(字幕)] 6点(2015-12-03 16:20:55) |
2. 雨に唄えば
《ネタバレ》 正直、ストーリー的には面白いとは思えない・・・が、序盤のパントマイム風に踊るシーンや部屋の中で3人で踊るシーン、そして有名な雨の中をソロで踊るシーンなんかは素晴らしく観ている者に元気を与えてくれる。 そう、面白いというより素晴ら元気なんです(勝手に造語)。 これらのシーン、ふと気づいたらニヤケて観ている自分がいた。 そして、出来もしないのにタップ踏んでみようと思ったりもした。 実際、踏んでみた(下の階の人、ごめんなさい)。 もうバイブスやばい!!←(使い方あってる?)って感じの映画です。 [インターネット(字幕)] 8点(2014-08-01 14:31:13) |
3. ワナオトコ
《ネタバレ》 なんという邦題なんだろう・・・ どうせなら『人間ホイホイ』とでもすれば良かったのに・・・ ダメよ~、ダメダメ・・・か。 しかしながら、結構ドキドキさせてもらいました。 が、90分弱と尺が短いのに長く感じてしまったのは何故だろう・・・ 罠、罠、罠に落ちそう~♪なんて唄も昔ありましたね~・・・関係ないですね、失礼しました。 [インターネット(字幕)] 6点(2014-07-20 07:10:41) |
4. 鳥(1963)
《ネタバレ》 幼少の頃、母と一緒にカラス一羽に追い回され、数年後この『鳥』を観た私は、人一倍カラスに警戒心を持つ少年時代を過ごしました(一羽ですら恐怖を感じたのに、あんな大量の鳥に襲われたら・・・と、ブルッた記憶があります)。 その後、警戒しているにも関わらずに、二度ほどカラスに糞を落とされ直撃をくらうという被害にあっている私でもあります。 とどのつまり、鳥を“なめんなよ”ということを、ヒッチコックは教えてくれているのです。 [DVD(字幕)] 8点(2014-07-20 07:02:06) |
5. 猟奇島
《ネタバレ》 短い尺の中(この短さが逆に良かったような・・・)、意外と?ハラハラドキドキもし、盛り沢山な感じで楽しめた。 監督の演出が光る逸品では?・・・と。 [インターネット(字幕)] 6点(2014-06-28 15:23:09) |
6. [リミット]
《ネタバレ》 『棺桶と蛇と私』です。 [インターネット(字幕)] 2点(2014-04-27 08:32:51) |
7. 超高層プロフェッショナル
《ネタバレ》 汗の匂いがプンプンしてきそうな漢たちの物語。 よくあるベタな展開だが諄くなく、主人公とヒロインが変に深い恋愛感情に発展しない所も良い。 エンドロールで、この映画を“A.J.バクニス”に捧ぐ・・・とあるのは、ジョージ・ケネディの落下シーンでのスタントで着地に失敗して亡くなったのが彼だそうで、その映像がそのまま劇中に使われたそうです・・・合掌。 余談ですが、幼少時に両親の営みを見てしまった人は、高所恐怖症になるとか、ならないとか・・・ どうなん? 高所恐怖症のお方・・・?? [インターネット(字幕)] 6点(2014-04-16 15:10:25) |
8. 知りすぎていた男
《ネタバレ》 細かい事は抜きにして、我が子に聴こえる為だけに『ケ・セラ・セラ』を歌う母(ドリス・デイ)の愛のシーンだけで心打たれ満足な私・・・ そして子供の誘拐を含むサスペンスなのに、随所にユーモアを絡めている辺りはヒッチコックの真骨頂だと思う。 その最たるシーンがラストで、何事もなかったように友人等の待つホテルの一室に息子を連れて戻って来るシーンに、ヒッチコックの悪戯っぽさを感じ、そもそも要人暗殺の陰謀などなかったのでは?なんて思わせる位で(洒落た夢オチのようにも感じた)・・・ [DVD(字幕)] 8点(2014-02-02 02:49:33) |
9. 北北西に進路を取れ
《ネタバレ》 最近のスピーディーな展開の映画に慣れてしまうと、尺が長いとの御意見もあるだろうが、そんなことを感じさせない位に最後までハラハラドキドキさせてくれるし、隅々まで良く出来ている。 改めてヒッチコックの手腕に驚かされるし、相当後のサスペンス映画に影響を与えていると思いますよ・・・やはり凄い。 本当、古典の良さを堪能させて貰える訳で・・・ゾンビで言うなら、走るゾンビではなくロメロのゾンビってとこです。 [DVD(字幕)] 8点(2014-01-19 07:32:15) |
10. めまい(1958)
《ネタバレ》 サスペンス・ミステリー・オカルト・ラブストーリーと書かれたボードを廻されたように鑑賞者の私が“めまい”を起こしそう・・・ しかし粗はあるにしても良く出来ていると思う。 最初は主人公目線で進み、ネタバレしてからはヒロイン目線で進む二段構え(この辺は、勘が良く最初から事の成り行きがうっすら解っている人でも楽しめると思う)。 ただ私には、キム・ノヴァクが知り合いの金髪のオカマに思えて仕様がないのと、ミッジ(バーバラ・ベル・ゲデス)の扱いがあっさりしていたのが残念。 余談ですが子供の頃の初見時は、キム・ノヴァクの二役に気付かず(髪の色と髪型で全く別のオバちゃんと思っており、オッちゃん(ジェームズ・スチュワート)は一体何をしているの?と)、ストーリーがチンプンカンプンで別の意味で“めまい”を起こしていた幼少時代の思い出深い映画なのです。 [DVD(字幕)] 7点(2014-01-14 16:41:52)(良:1票) |
11. フラッシュダンス
《ネタバレ》 何かもうストーリー云々及び、ダンスシーンがモロ吹き替えだろ・・・とかを抜きにして(抜きにしていいのか?)、この映画の公開時は青春真っ只中でアイリーン・キャラの曲を聴くだけで、その頃にフラッシュダンスぢぁなくフラッシュバックする貴重な映画(私にとって)。 何をやっても中途半端だった自分だったが、当たって砕けろとばかりに少しづつでも前に進む勇気を貰えた作品でもある(砕けてばっかだったが・・・)。 80年代って良かったよ、本当(懐古オヤジでスマン)。 そんな訳で、ストリートダンサーでもあった私にとっては(ウソです)、大好きとは言えないまでも嫌いになれない映画なのです・・・ゴメンナサイ(誰に謝ってるんだか・・・笑)。 ブサ可愛いワンちゃんのグラント君も必見で影の主役!! [DVD(字幕)] 7点(2014-01-05 13:05:31) |
12. ハリーの災難
《ネタバレ》 ハリーも災難ではあったが、従来のヒッチコック作品と思って観てしまうと、鑑賞者の方がある意味災難に遭います。 でも何故か好きな作品でして、その理由を考えてみたら日本人にとっては落語っぽい話のような気がします。 ほのぼのとしたなか、閉まりの悪いドア、昨日・今日・明日を把握してない坊ちゃん等、何気ない小ネタが上手く絡まっております。 そして紅葉がとても綺麗なので秋口に観ると気分が高まります。 この作品がデビュー作のシャーリー・マクレーンの初々しさも必見。 個人的ツボは、ハリーの履いていた靴下の柄が中年男としては素敵!! このセンスを見習いたい?と思った次第です。 [DVD(字幕)] 8点(2013-12-29 01:46:40)(良:1票) |
13. ヒッチコックの ファミリー・プロット
《ネタバレ》 ヒッチコックの遺作です。 これまでの作品の集大成とまでは言えませんが、この分野では巨匠・・・いや大巨匠ですから個人的には、そうそう貶せません。 というかコメディとシリアスの塩梅がよくウィットに富んでいて普通に面白いです。 お気に入りのシーンは、故障した車で暴走した際の彼女(バーバラ・ハリス)のウザさにイライラさせられつつも、憎めないキャラをよく演じていたと思います(忙しいのに纏わりついてくる幼い頃の愛娘を思い出してみたりしたではないか・・・)。 ラストのウィンクもキュートで、ちょっとキュンときた(単純なオレ)。 おっと忘れちゃならぬが、もう一方のカップルのカレン・ブラック嬢もセクシーでしたよん。 [DVD(字幕)] 7点(2013-12-27 15:13:37) |
14. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 手に汗握る、久々に映画の醍醐味を感じさせる作品(劇場で観てこそな逸品)。 初めてジェットコースターに乗った時のハラハラドキドキ感に似て、ラストのサンドラ・ブロック嬢が大地を踏みしめるシーンは、度合いは違えどジェットコースターを降りて生きてて良かった~という思いとダブる・・・か? そして消火器が火を消す為なだけじゃないなんて何とも宇宙の神秘?で(この映画を観たからには、宇宙にひとつだけ持っていけるなら何を?と問われたら、迷わず消火器と答える)、この歳になっても知らない事が多いもんだと、この年の瀬に感じつつ良き新年を迎えられそうです。 [映画館(字幕)] 8点(2013-12-21 17:05:30)(笑:1票) |
15. リアル・ハント
《ネタバレ》 怖い・・・ 脚色はしてるんでしょうが、実話を基にってのが更に怖い。 そして主演女優の狂気の演技が本当に凄い。 これ、なかなかの佳作だと思いますよ(どこかで観た様な演出も多分にあるが・・・)。 しかし最後まで観て、旦那さん避妊しなさいよ・・・と突っ込む私でもあったのでした。 [インターネット(字幕)] 7点(2013-12-19 16:11:03) |
16. アンタッチャブル
《ネタバレ》 勧善懲悪でオーソドックスなストーリー、言われなきゃブライアン・デ・パルマが監督したと気付かない程なのだが、その手腕と各キャラを演じる豪華俳優陣、そして音楽が見事にマッチしていて面白い。 数々の名シーンがある映画なのだが、私が何気に好きというか印象的だったのは、散髪屋でカポネの髭剃りをするシーンで誤って頬を切ってしまうとこ・・・まさに寿命が縮まるとはこういう事だって場面で、私が店主なら10年は寿命が縮まる思いでした。 そのアル・カポネを演じるロバート・デ・ニーロ、正直アル・カポネの容姿は知らない私でしたが、これまでのデ・ニーロの役作りの歴史からすると、この映画のような感じの人物だったのでしょうと自然に思えてしまう・・・本当、安心?して見れてしまう数少ない俳優の一人だなと。 それにしても、禁酒法って本当に悪法だよなぁ~・・・と、ボジョレーを一本空ける勢いで鑑賞させて頂きました・・・プハァ~。 [DVD(字幕)] 8点(2013-12-14 14:40:33) |
17. 殺しのドレス
《ネタバレ》 ブライアン・デ・パルマ監督が敬愛するヒッチコックの『サイコ』風な映画を作ってみましたって映画で、当然本家には敵わないし好みがはっきり分かれそうだが見所が沢山あって個人的には好き。 特にエレベーターでのカメラワークと映像演出には目を見張るモノがある。 と言いながら、一番ドキッとしたのは行きずり男との情事後・・・ その男の性病に感染していますの診断書にはマジ、ビビった。当事者でもないのに・・・(頭の中で、この辺だと泌尿器科ってどこだろう?って模索してしまった) [DVD(字幕)] 8点(2013-12-01 18:23:04)(笑:1票) |
18. 殺人魚フライングキラー
《ネタバレ》 原題がピラニア2で監督がキャメロンであるならば、『エイリアン2』が“今度は戦争だ!!”だったのだから、こっちは“今度は飛んでくる!!というキャッチにするべきである。 さてB級ホラーの鉄則、エッチなカップルは殺されるファーストシーンで掴みはオッケーだったのだが、この映画の一番ショッキングなシーンは飛んでくる殺人魚でもなく、喰い散らされた死体でもなく、妻が他の男とベットを共にしている不倫現場を見てしまったシーンである。 しかも旦那さん最後は、その妻を助けるのである・・・渋い、カッコよすぎる。 とても私には真似できない・・・見習うべきなのか?? [DVD(字幕)] 5点(2013-11-24 15:40:42) |
19. フューリー(1978)
《ネタバレ》 それこそ昔、今にしてみればスプーン曲げたからって何なのよ?って感じのユリゲラー氏がテレビで超能力云々てやってたガキの頃、近くの名画座の三本立ての内の一本でブライアン・デ・パルマ監督の『キャリー』の次の作品ということで興味津々で観た覚えのある映画。 今観ると、物凄いグダグダ感&間延び感満載だった・・・ それでも昔見た覚えが残っているのは、印象的なシーンが多々あるからなんですよね。 それがストーリーの面白さに繋がっていなくて残念ってのが今回観た印象。 そして今でこそ、ダグラスと言えばマイケル・ダグラスだが、この頃はまだ父ちゃんのカーク・ダグラスだったよな~と。 [DVD(吹替)] 5点(2013-11-24 06:14:31) |
20. 氷の微笑
《ネタバレ》 以前観た時は、例のシーンを筆頭にエロかった印象だけで内容を覚えていなかったんですけど、今回DVDで改めて鑑賞したら、やっぱり何と言ってもシャロン・ストーンの足組みシーン・・・ もう一時停止、スローの繰り返しで物語が全く進まず頓挫する私自身の相変わらずのスケベ心は、劇中のマイケル・ダグラスのエロおやじぶりに匹敵します。 で、意外にもストーリーもしっかりしておりサスペンスとしても十分引き込まれ面白かった。 が、また何年かしたらシャロン・ストーンがエロく、オッパイがお椀型で乳首がツンと上むいて理想的なオッパイだ・・・だけになりそうだけど。 逆に言えば、それ位シャロン姐さんが光り輝いている映画です。 [DVD(字幕)] 8点(2013-11-17 05:40:30) |