2. ストックホルムでワルツを
超美人で歌も上手。そこは文句なく同性としても憧れる。でも、ひたすらガツガツと上を目指す肉食系ヒロインに人間的には何一つ共感できる部分がなく、残念ながら歌の才能と美貌以上の魅力を感じ得なかったのは残念。上昇志向バリバリの身勝手な女でも我が子だけは何よりも大切にした、みたいに描きたかったのだろうが、明らかに子どもより周囲の耳目(そして男の歓心)全てを集めなければ気が済まない厄介な女っぷりが目につくばかり・・。散々母親の我儘に翻弄されて、それでも健気にママ大好きと言う娘ちゃんがなんとも切なかった。 [映画館(字幕)] 4点(2015-06-06 21:53:12) |