1. エヴァとステファンとすてきな家族
《ネタバレ》 一つの家に色んな考えの人が集まり、衝突したり影響し合ったりしながら変化・成長(?)していくが、融合できない人は出て行ってしまうというような、群像劇的な話…という解釈でよかったのか?観ているぶんには、衝撃的なシーンの連続で飽きません。まあ、一人一人の主義・主張はそんなに大事じゃないんだろう。大人はただ単に身勝手な人が多くてなかなか共感しづらいし。まだそれほど汚れていない子どもたちが救い(ただこれから徐々に染まっていくんだろうな…)。ただ、個人的に。フリーセックス主義者(というと聞こえはいいが、実質はただの欲求不満女)の存在が不快で仕方なかった。このまま気弱な叔父があの女を受け入れていくのかと思いきや、あのラストで溜飲が下がった。そこに1点加算。ところで、まだ鑑賞し終えてないけど作品としての印象が「イディオッツ」と少しかぶるなあと思ったら、こちらもデンマークなんですな。満たされない現実を捨て去りたい人の駆け込み寺としてあったら楽しいかなと想像してみるものの…私には無理。無難に生きます。 [DVD(字幕)] 6点(2009-07-25 00:03:45) |