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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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1.  石の微笑
またしてもやられた。最初に誘拐報道があるのにすっかりとそのことを忘れさせてしまうその手口に。わけのわからない不穏を纏いながら母子家庭ゆえの些細な諸問題が描かれる。そこにはファムファタルとしか言いようのない女を招いてしまうことになる男の性が描かれている。例えば冒頭、息子と母親の執拗なまでの切り返しで見せる会話よ!ただ親子の会話があるだけなのに、あきらかにその映し方は「異常」を演出している。映画はいずれ終幕へと向かう。物語全てがその終幕を演出している。いつものシャブロルの映画のように。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-31 14:49:05)
2.  イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 
相変わらずというか、なんという選曲のセンス!『アラモ』で始まるオープニングに早速高揚してしまう。続いて『復讐のガンマン』の「エリーゼのために」を用いたモリコーネの旋律が流れるシーンにいきなりノックアウト。なんて美しい三姉妹。この美しさでこの家の主の過酷な判断を観客は許容する。そしてこのナチスの大佐のいやらしさよ!「復讐劇」の幕開け。イングロリアス・バスターズがいよいよ登場だ。しかし「復讐劇」とバスターズの話は一向に交わらず、終焉間際でようやく二つのストーリーが結びつくようにみえて実は絶妙な距離を残しながら交錯するだけなのだ。『パルプ・フィクション』のように。しかも主ストーリーはバスターズではなかった。ああブラピよ。この扱い。まるで『ジャッキー・ブラウン』のデ・ニーロではないか。しかしなぜかはまる。ブラピもデ・ニーロも可笑しいほどにはまってる。地下酒場の「正体当てゲーム」。ここでこのゲームかよ!そしてダラダラと、そして緊張感漲る会話が続く。正体がこの会話からばれると思わせて・・・。面白いなあ。音楽でいうと忘れてはいけないのがデヴィッド・ボウイの「キャット・ピープル」。めちゃくちゃ素晴らしい。ゴダール『カルメンという名の女』でトム・ウェイツがかかった瞬間を思い出した。選曲に関しては同等のインパクトを持っているがタランティーノはさらにここに「色」と「印」を使ってより印象的なシーンにしている。今後、ボウイの「キャット・ピープル」は赤いマフラーを巻いたナスターシャ・キンスキーではなく赤いドレスを着たメラニー・ロランを思い出させるであろう。窓の外のハーケンクロイツと共に。頬に塗るファンデーションがまたあからさまにインディアンを彷彿させてるんだけど(バスターズの皮剥ぎと共に)、かっこいいんだ、これが。そして映画は世界が成し得なかった「大復讐」をやってみせる。さすがは映画だ。映画バンザイ。天晴れタランティーノ。
[映画館(字幕)] 8点(2009-12-18 16:51:39)(良:2票)
3.  イーグル・アイ
シャイア・ラブーフは、いかにも厄介な事件に巻き込まれそうな顔をしている。同じ顔の兄がエリートだというのが想像しにくいくらいに。その困惑の表情が実に冴える。正体不明の何者かからの指示に従う男女の行動をその正体不明の何者かが援護してゆくという展開がまず繰り広げられる。D・J・カルーソー監督が以前に携わった『ニック・オブ・タイム』のようにタイムリミットを課しながら、同じくラブーフ主演、スピルバーグ製作総指揮の『トランスフォーマー』のように命を吹き込まれたかのような重機を使い、はたまた『ダイハード4.0』や『ミニミニ大作戦』(リメイク版)のように信号を自在に操りながら。スピード感はあるが反面、アクション(とくにカーアクション)はひどい。最近の流行らしい何かと何かがぶつかったり爆発したりするどアップの画面の短いカットの応酬の間に信号機やら重機が映し出されるのだが、その両者(何者かの操作とそのせいで起きる混乱)の因果関係を画面で見せずに想像で納得してもらうようなふざけたモンタージュに辟易。面白いのはどこにいようが監視されているという絶体絶命感。誰かの携帯電話、電光掲示板、カーナビを通して指示される展開にあり、そこに電車を止めたりドアにロックしたり、あらゆる機器を瞬時に使えるってのが面白さに拍車をかける。要するに面白いシチュエーションを見せてくれるが盛り上がるはずのアクションシーンで盛り上がれない作品。手垢のついた題材をもってアクションで盛り上がらなければキツイものがある。
[映画館(字幕)] 4点(2008-11-10 15:34:59)
4.  愛しのローズマリー
自分が好きならそれでいい。人がなんと言おうと。そんな純粋で当たり前で今さらなハッピーエンドを空々しくやってのけられるのは今やファレリー兄弟くらいしかいない。そこに落とすにはそれまでのドラマはちょっとずれてるようで、何人かの方が書いておられるように外見に対する差別が前提としてあるので不快感のほうが勝ってしまう人もいるようです。私も不快感とまではいかないまでも解せんなという思いはありました。だいたい心が美しいってどういうことよ。でも、これはファレリー兄弟の映画ということを忘れてはならない。動物虐待、身体障害者差別をギャグにしてしまう明け透けな兄弟だから、このデブとかブスという身体的特徴による差別を堂々とギャグにしてしまうのは明らかな確信犯。だからそこを突っ込むよりもむしろ差別をあけっぴろげにしながらハートウォーミングに仕上げてしまうというファレリー兄弟の悪魔的視点とそれをあくまで「おバカ」で包んでしまうクレバーさを賞賛しよう。5点だけど。個人的にはもうちょいと下品に仕上げてくれてもよかったと思ってる。
[DVD(字幕)] 5点(2008-06-17 16:11:55)
5.  インビジブル(2000)
透明になって最初にしたことが、居眠りしている女性動物学者のシャツをはだけさせてオッパイに触ることって、、、素晴らしーい!!(オイオイ)、、いやでも、エッチ系コメディでもないのに初っ端からこんなことするなんてある意味凄いことですよ。ただ、このエロ行為が透明になったことによる副作用なのか、そもそも主人公がスケベなのか、あるいは男なら誰でもそうなるのかが判りにくい。なぜなら冒頭で見せたゴリラの凶暴化のように何がしかの副作用の提示がなされており、実際主人公も凶暴化していることからこの副作用説を全く否定できないのだ。さらにこの凶暴化もはたして副作用なのかどうか怪しいと思ってしまう場面が、透明人間は目をつぶることができないというシーン。過度のストレスが原因である可能性まで浮上する。もちろんこれらが重なり合っての結果として見てさらっと流せばいいのだが、ココを明確にしてくれるとぜったいもっと楽しめるに違いない。ハレンチ行為も過剰な暴力も原因が明確だと、不快感が拭われる、と言ったら言い過ぎかもしれないけど、救いのないものの中に救いを見出したような気になるような気がするのだが。
[DVD(字幕)] 5点(2007-07-26 12:39:34)
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