1. 2番目のキス
全てが予定通りに流れていく映画です。 そこがいい。 小難しい映画や緊張する映画を観たくない気分の日にBGMでも聞くように観る映画。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-17 10:21:45) |
2. ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
チープなホームシアターセットを購入し久しいのですが、刑務所でジョニーが登場する前のシーンでサブウーハーから発する低音が窓を震わせ臨場感バッチリでした。もっとも近所迷惑だから速攻でボリューム落としました。話は逸れるのですがホームシアターを考えている方は家や部屋の遮音を考えた方が気兼ねなく楽しめると思います。いや、マジで新築2年の家を新規設計で作り直そうかと考えるくらいで…。さて、なんの予備知識も無く、ジョニー・キャッシュって誰?ホアキン&リースの主演だったの?と見ながら気がつく体たらく。そんな訳で暗いシーンがダラダラ続く印象を受けますが、間に入る演奏シーンとのメリハリの利いた演出を感じました。まあ、伝記モノはチョット苦手なんでこの程度の点数しか楽しめなかったのですけど。 [映画館(字幕)] 5点(2006-09-21 08:56:42) |
3. マイアミ・バイス
やはりあまりに平和な日常を謳歌し過ぎているせいなのか、人が撃たれるシーンは胸が痛くなります。特に額とか撃たれたりなんかしたら、僕の額までズキズキするんですよ。実は今、これを書きながらも思い出して額がムズ痒い…と言いつつ楽しんでいる自身を見出したりもするから我ながらM属性ありかな?と不安になったりもして…。さて、この映画、予備知識全く無しの状態での鑑賞でしたが、思ったよりも楽しく見れました。しかし、心の底から面白かった!と思えないのは、多分登場人物の「笑い顔」が極端に少なかったからではないかと(っうか思いだせんし)。みんな真顔です。『真剣です』。だからこそ、最後の銃撃戦も不思議な説得力を持って見ることが出来たのだと思います。7点を付けさせてもらおうと思ったのですが、ラブストーリーが私には少々長すぎたので-1点と言う事で…。 [映画館(字幕)] 6点(2006-09-08 09:24:12) |
4. M:i:III
裏切り裏切られ、どんでん返し。良い出来だと思います。楽しめました。 [映画館(字幕)] 7点(2006-07-18 17:12:41) |
5. ヒトラー 最期の12日間
榴弾の弾着音がBGMのベルリン陥落直前の総統地下壕、憔悴し諦め切った軍首脳部と現実を直視しようとしないヒトラーもついに4月22日にあきらめる…。しかしその後も地下壕の外ではモーンケSS少将ら武装SSや国防軍の必死の抵抗が続いている…ほんの少しだが原作から脚色されているが、ほぼ想定される史実どおりの展開(マルティン・ボルマンの運命には異説もあるが…)であり実に良く出来ている!私生活でのヒトラーは申し分の無い紳士で人当たりも非常に良かったと言われている。その一方で人種絶滅などを推し進める極端な2面性。この両面を一本の映画の中で描ききったのは初めてではないか?考証的にも非常に良いと思う(SSルーンの使い方に疑問を感じなくも無いが…)さすがドイツ製作の映画。ただソビエト兵の略奪・暴行のシーンは一切無かったですね…味方を撃つ人がやはり大悪人であると思うのか、外交配慮というか敗戦国の悲劇と言うべきなのか…。 [映画館(字幕)] 9点(2005-08-22 10:15:37) |
6. モーターサイクル・ダイアリーズ
チェ・ゲバラがどのような人物かはよく知らないが、この映画でみるチェ・ゲバラって不器用でバカ正直な好青年である。私小説の感想を求められ酷評するなんて前代未聞ですよ(笑)しかし、正直ゲバラのどこがこの旅で変わったのか良く分からない。革命家として有名な彼だけど、この旅では革命思想は確たるものになっていないんじゃないのかな?と思った。漠然とした思想の芽生えっぽい感じ。だからこそ、妙に小難しく感じないで済む原因なのかもしれないなぁと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2005-06-06 08:46:01) |
7. アビエイター
思ったよりも退屈だった。しかし絶望的に退屈と言うわけではなく、少し中だるみするって程度。ハワード・ヒューズという人物の知識は皆無に近いのだが、(以前ヘリコプターで地上撮影した時に着陸と同時に飛び降りて吐いたヘリがヒューズ社製だった事くらいしか知識が無い)権力に媚びないで自分の道を突き進んだその姿に真に富豪という感じがした。まあ、多少精神破綻者に近いものもあったのだろうけどね。あれくらいなら許容範囲じゃないすか?暴力ふるうわけでもないようだし。 [映画館(字幕)] 6点(2005-04-14 09:08:56) |
8. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
生涯独身か?の切羽詰った33歳のブリジッドが幸せをつかめるのか???という主題の映画なんだと思うのですが、ブリジッドが可愛すぎる。個人的にはレニーの体も顔もステキだと思うんですよ。実際、私もマークみたいな性格なんで(内心ではヒューグラントの役みたいなの演じてみたいのも山々なんですが…)「うんうん、あの手の女性に弱いの分かるよ~」と思ってしまいました。「ドジなブリジッド」…愛すべき女性です。映画そのものについても、前作のような統一感は無いのですが、どうなるのか分からない先行き見えない(ロマコメだからわかっちゃいるんですけど。^^;)展開でドキドキしました。 7点(2005-03-22 09:29:57) |
9. ボーン・スプレマシー
相変わらずのヨーロッパ紹介映画。ついでに上質のスパイアクション。そこがいい! 7点(2005-03-14 09:11:54) |
10. アレキサンダー
母親を嫌悪する感情と慕う感情はアンビヴァレンスの代表的な例であるが、それをアレギサンダーに当てはめるとは正直感心した。もっとも人間が落ち着くべきところの家庭において、偉大な父親との絶え間ない比較、母親の持つ狂気にさらされる続けるアレギサンダーにとっては、戦争と侵略、世界の果てをみるという目的が彼にとって安住の地だったのだろう。それが終わった時、彼は更なる目的、アラビア遠征を企画したことからも彼にとっての安らげる場所は、戦場であり戦友であり自分の部隊であった。そしてそれらの仲間から彼は弑逆される。偉大な功績を残した彼は本当に幸福であったのか?この映画は、近年のリアル伝説路線のトロイ、アーサーに比較しても段違いに題材を掘り下げられているように思う。 8点(2005-02-07 12:02:59)(良:1票) |
11. グッバイ、レーニン!
コメディなんだろうが、その笑いにはどこかしら「西側」の人間から見た東側の滑稽さが笑いの種としてあるように思う。しかし、この映画は「東側」の理不尽さを描いた映画ではない。私たち西側の人間からしてみれば「東側」には人権も何もない不自由な生活を強いられていたと思わせられていた節がある。それは総体的にみれば正解なのだろうが、この映画では、その人権無視の東側の庶民はその体制の中でさえ、牧歌的ですらある安穏な生活が行われていたという私が見落としてしまうような事が描かれていた。そのような生活を無条件に信じていた人たちにとって東西ドイツの統一がどれだけ多くの犠牲の上でおこなわれたのであろう。これのテーマに正面から取り組めば重いだけのたんなる「ドキュメンタリー」となっていたであろうが、コメディを含める事により、「西側」向けの娯楽を絡めなければ政治的な話を聞いてくれない私のような者にもそれを意識させる事が出来る。東西ドイツ統一直後に旧東ドイツを旅行しながら西ドイツ地区ではあまり見かけなかった壊れた建物や農機具を見て東西ドイツの統合はどのような影響を残すのだろうと考えた私の一つの答えを見たような気がした。 8点(2004-10-21 10:16:12) |
12. 恋は邪魔者
どなたかも書かれてましたが、レニーの告白は驚きはするものの不必要のように思います。おかげで話が急に重く感じてしまい、それまでの軽々した感じが薄れます。この映画の場合には、あのまま軽い感じで最後までやりきった方が良かったんじゃないでしょうか?しかし、告白のシーンの時のレニーの長セリフには驚きました。よく覚えられるなぁ~「ブリジッド…」でアンチダイエットをしたりと彼女はプロだよ!と私の中の評価は上がりました。 6点(2004-10-19 11:07:01) |
13. スクール・オブ・ロック
70、80年代に青春時代をすごした人には分かるであろうロックの名曲の数々。ジャックブラック演じるヒューイが宿題として生徒に渡したCDを全部持っている私としてはなぜか嬉しい。それにしても、「偽のバンド」発言には笑ってしまった。マノウォーというHMバンドが「偽者のメタルをぶっ飛ばせ」みたいな事を言っていた事を思い出し、たしかに、マノウォーのメンバーが教師をしたら「授業の最大音量のギネス挑戦…」とかしそうでメチャクチャな感じが実感できる。また、最後の演奏シーンでもメンバーの服装が、さり気に80年代していたし、生徒役も上手い…演奏が…私の1000倍以上…。観ていて楽しかった。個人の趣味も勘案して少し甘めですが。 9点(2004-09-30 09:56:16) |
14. ウェルカム トゥ コリンウッド
まったく、ジョージ・クルーニーの役どころは不要ですよね。けど、そんなところが面白かったりする。ゲラゲラ大爆笑という映画ではなく、クスクス苦笑が似合う映画です。けど、そんな映画は好きです。尺が短いのも好感。カタルシスはないけどね。 7点(2004-09-14 10:12:03) |
15. ベッカムに恋して
みなさんが評価しているとおり題名で少し損をしている気がします。この邦題だとベッカム目当ての人は不満が出るだろうし、ベッカムキライな人間は元から観ないでしょうから。各言う私もシロのチームの人は嫌いです。ついでにマドリーを「レアル」って呼ぶのにも抵抗あります。閑話休題。この映画、キーラナイトレイが出ているって知りませんでした。最近良く出る女優さんですが、この映画でもしっかりオーラを出しています。主人公よりも存在感あるように思いました。さすがです。ストーリ展開に?部分もありますが、中盤までは一気に見せてくれました。しかし、やはり主人公とコーチの関係は行きすぎのような気がします。無理やりハッピーにされても…と思わせました。総じて「マイビッグファットウェディング」の「サッカー」バージョンって感じでしょうか?? 7点(2004-09-09 08:58:43)(良:1票) |
16. ダーク・ブルー
ネタバレ 中盤くらいまで『RAFのチェコ義勇軍パイロットの物語①WW2で活躍②途中親友と仲たがいするも最終的には和解③本国に帰国後、理由無く収容所に送られるも、最終的に脱走④英国で幸せに暮らす…』そんな展開を予想し「こ、これは近年まれに見る当たりか!」と思った。が、しかし、人生と同じで理想は現実とはかけ離れている…。最初の違和感、カレルの墜落死。あれ?和解するんじゃないの?次の違和感、英国の恋人の旦那が無事帰国…。あれれ、主人公は最終的にここに戻るんじゃないの??最後の違和感、あれれれ???脱走やめて今の自分の境遇に満足しちゃったよーーっ…。キミは満足でも私ゃー不満足だぞっ!とまあ、映画以上の妄想を走ったおかげで、今ひとつ乗り切れなかったが、映像と雰囲気は十分に堪能できた。佳作と言って良い。(追記、アルゲマイネSSに在籍したと思える医師の懺悔のような回顧が心に残った。大量虐殺に加担した一般親衛隊員の多数が良心の呵責に悩まされ続けていた事実を少しではあるが表現してあるように思う。) 6点(2004-03-12 09:42:46) |
17. スコーピオン・キング
WWEのスーパースター、ザ・ロック様が好きなので、借りてみました。いやはや…なんと言っていいのか…。"Kick your candy Ass!"って程でもないしな…。かといってストーリー云々を言い出すとロック様に"It's Dosen't mattar"って言われそうだし…。でも、"Just Bring It!" のロック様以外の主演では、そんなに売れなかっただろうと思う。なんだかピープルズエルボーをもらった気分。 5点(2004-02-13 14:51:44) |
18. アメリ
想像していたよりも遥かに良かった。主人公への印象が好き嫌いの別れ目なのか?私はアメリに好感を持ってしまった。映像もキレイだと思う。オトコのバイク、最初は自転車かと思った。欲しい!どこかに売っていないかな? 9点(2004-01-07 09:17:21) |
19. 戦場のピアニスト
ネタバレ 多くの人が言っているように、主人公は幸運でした。それ以上にユダヤ人迫害のシーンは見てて辛かった。だから、映画に楽しさを求めるとなるとお勧めできる作品じゃないです。主人公を助けたドイツ国防軍将校がソビエトで死亡したというのも、悲しい話です。しかし、劇中にその結末を暗示する伏線があるので、仕事で責任のある立場にある人は教訓になると思います。 (287・veryautumnさんのレビューを読んで付けたし)私も指摘があるまで国防軍の将校であることには気が付いていましたが、ナチス(一般SS)との明確な区別をせずに見ていたと気が付かされました。確かにユダヤ人虐殺に加担したのはナチスであり、国防軍はナチスのユダヤ人虐殺を食い止めようと消極的な反抗をした形跡が見て取れます。(もっとも最終的には投げ出すわけですが…)その点を踏まえて、終盤のドイツ兵につばを吐くシーンをみるならば、戦争という悲劇をより感じることが出来る気がします。勉強になりました。 6点(2003-12-25 09:54:04) |
20. ラン・ローラ・ラン
主人公の走り方は、良かった。それに道ですれ違う人の運命も変わる細かな演出も好感。ただ、他の人も言っている様に多少しつこさも感じないわけじゃない。 6点(2003-12-12 10:26:56) |