1. 17歳のカルテ
心に深い傷を持った者同士がだんだん打ち解けて友情も生まれてくるのだけど・・・あの日記のホンネ(?)には、観てるこっちもショックを受けた。そんなふうに感じて見てたなんて・・・私ならもう友達に戻れないと思う。繊細な主人公の人間性は良く表現されていると思うけど、物語は(“映画用”に)ちと綺麗にまとめられすぎてる感があるように思う。 8点(2004-06-16 15:06:43) |
2. ダーク・ブルー
ネタバレ 顛末は『サイダーハウス・ルール』のようで、ただただ切ない・・・です。 5点(2004-06-16 14:21:04) |
3. ジャスト・マリッジ
全くの他人が家族を作っていくんだもの、結婚って大変。気が合っても、それまでの生活環境や習性、好みや味覚その他もろもろを上手く合わせていくには随分な根気と時間が必要。同棲は順調にいってても旅行でゲッとなることもそりゃああるでしょう。我慢できないとことか嫌なとこがたくさんあるのに、それでも「愛してる」って言いきれちゃう・・・それが恋愛の妙で、その部分が繋がってる相手と出会うのは奇跡に近いんだけど、必ずいる!はずなのよね-。・・・で、どこにいるの、私の相手は?はよ出て来い~っ! 7点(2004-06-03 16:35:05) |
4. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
かーなり好きです!すべての出演キャラにありがとうの言葉と愛を送りたい。誰に聞いたか天国での海話を、ラストにボスが繋げてくれちゃうとこがニクい~。実際に身近で『死』に直面してると必ずしも笑えないテーマだけど、深く突っ込まず、単純に“娯楽映画”ととらえて多くの人に楽しんでいただきたい一作です。もうこのドイツ人のノリにはまりまくりです~。 10点(2004-05-21 17:41:40) |
5. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
このキャスティングでこんなに眠い映画に仕上がるなんて誰も思わないでしょー!! 3点(2004-05-19 17:42:13) |
6. コンフェッション(2002)
サム・ロックウェルは脱ぎ好きなのか?『キャメロット~』から数年経つけど、相変わらず見事な肢体でした。でも、一番印象に残ってるのが、ブラピとマットの1シーンだなんて・・・これでいいのか、クルーニー!? 6点(2004-03-31 16:27:03) |
7. 閉ざされた森
ネタバレ 名前がややこしくて「もう、いや~っ!」となり、もう一回観よう、と思ってたけど、オチを観てその必要がなくなった。意味ないもんね。演技に演技を重ねたトラヴォルタにしてやられました。どんでん返しでまだ返すか~っ!ってラスト、好きですね。『HERO』みたいに滑稽に終わらなくてよかった。 9点(2004-03-29 15:33:14) |
8. デュースワイルド
ブラッド・レンフロ、キレ過ぎ。抗争だけで、熱いモノに欠ける…。悪と知ってても思わず憧れちゃうような人物も出て来ないし、特に成長もしないし…何を訴えたいのかようわからん。 4点(2004-03-29 15:05:29) |
9. ウェルカム トゥ コリンウッド
↓偶然にも【なにわ君】さんと同じで『ミニミニ大作戦』と一緒に観ました。プロフェッショナルもいいけど、こちらの「おいおい、大丈夫かヨ?!・・・」あ、やっぱり・・・な感じ、好きです~。メイシーの(見た目だけだけど)悪そうなナリとクルーニーの変装(役自体不必要)・・・ヨイッ! 7点(2004-03-29 13:59:18)(笑:1票) |
10. 過去のない男
ネタバレ 出演者が揃いも揃って映像に耐えられるギリギリの線の風貌なのに始めは打ちのめされそうになったが…それが逆にファンタスティック度を高めるのに功をなし、「人間っていいな」と心地好ーくさせてくれる。お金や思い出が無くたって、楽しく生きることは案外簡単!って励ましてくれてるよう・・。過去を無くしたことで、新しい自分や真実の愛を手に入れられたんだから、この人は幸せ者。こんなに平和でのどかで優しい人達…ありえないって思ってしまいがちだけど、人間って本来こうだったはずだよね…。 8点(2004-03-25 13:51:51) |
11. ファイト・クラブ
な~んかヘンなの!っていうのが、面白いんだろーなぁ。でも、1回でいいや。 5点(2004-03-12 17:36:16) |
12. ノーラ・ジョイス/或る小説家の妻
信じられないくらい、ストーリー無いです、小説家(の妻)の話とは思えないほど。色情魔・・・?!エロくて気分悪くなってしまった・・・。 1点(2004-03-12 17:10:16) |
13. NARC ナーク
レイ・リオッタの貫禄にびっくり!マザコンや変態役もいいけど、たまにこういうシリアスな演技見せられると、やはりタダモノではないと再認識させられます。緊張感が続くサスペンスでした。 8点(2004-03-09 17:46:04) |
14. デス・トゥ・スムーチー
ノートンが珍しく“見た目まんま”の徹底的にいい人で、ピンクのふわふわな着ぐるみが似合ってて可愛い。ロビンも汗をかきかきそのキャラで頑張ってました。途中ナチスが出てきたのはやり過ぎだろうと思ったけど、ロビンやデヴィートらが見せる大人の悪の世界の数々は、反面教師的で、いいお勉強になりました。キレそうになったら、誰かを恨んだりせずに「吠えよう」。うん、そうだねーなんて頷きつつ、イヤな奴を代わりに片付けてくれるお友達(のお母さん)がいていいなァ、とも思ってしまった…。 8点(2004-03-08 16:53:14) |
15. ゴースト・ドッグ
ここでもウィテカーが芸達者ぶりを発揮。この人、演技の為にいろんな事をかなりハードに訓練してるはずだけど、なんで痩せないんだろ?最後まで己の武士道精神を貫いたゴーストドッグはご立派。彼の魂のご冥福の為にも、勘違いだということは伏せておいてあげよう。しかし、『ラストサムライ』より、こっちの解釈の方が好きだわ。 7点(2004-03-02 14:36:25) |
16. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
冤罪モノは大嫌いだけど、これはそのものがテーマの一つになっているので興味深かったです。なるほど、なるほど・・・の連続で見ごたえがあり、すべてがスムーズに連動されてます。3回に分けてジャーナリストに語る内容もうまく計算されてて緊張感を持たせてます。サスペンスとして楽しめたと同時に、死刑制度に関しても考えさせられました。 9点(2004-03-01 14:57:08) |
17. 10日間で男を上手にフル方法
ケイトの笑顔は最高可愛いー!ママになっちゃったけど、ゴールディのようにずーっとコメディでぶっとばして欲しいです。これも面白かったけど、年齢的に苦しかったような気がする。学園もの向きのネタ…かな。フル方法だろうがフラれるよう仕向ける方法だろうが私の人生には全く必要ないのだけど…普段やってることがハウツーに入ってないかとちょっとドキドキしてしまった。女同士で観るべし。 7点(2004-02-24 15:57:54) |
18. バンディッツ(1997)
あーやっぱり…ご多分に漏れずハマってしまった…。観終わって即行サントラ注文しちゃいました。今ほんとに心躍らせて待ってる次第であります。早く来て~!!ルナがギターひとつで歌う彼女曰く“センチな歌”が良いの。あのシーン大好き。エマが「好きよ。とても」っていう顔が優しくてー。もっと早く観ればよかった。そう悔やまれるくらい大好きになっちゃった映画。 10点(2004-02-19 18:54:43) |
19. バリー・リンドン
数々のキューブリック作品で鑑賞中断し、挫折を繰り返してる私。『シャイニング』だけが唯一完全制覇できた作品でした。そしてやっとこ、これが仲間入り~。小難しくもなく、カルト色も強くなく気軽に楽しめました。しかし、到底物語の主人公になりそうもないダメ男の話を題材に選ぶあたりはやっぱりキューブリック・・・。ほんとに、何だったんだよ、何の教訓だよー?と問い掛けたくなる内容だけど、TVドラママじゃない、映画の贅沢さを思い切り満喫できました。 8点(2004-01-28 15:39:17) |
20. ヘヴン
ネタバレ 「美しい」・・・観終わった後に出てきた言葉はこの一言につきました。逃亡なんて自虐的な事本当なら推奨できないのに、手違いとは言え無関係の4人を死なせてしまってるのに、既に標的の始末も終えて思いは遂げてるのに、終わりは見えてるけどどうか少しでも長く逃げて・・・と願わずにはいられい。こんなにセリフが少なくて静かな映画、普通なら倍速くらいで見ちゃうけど、この『ヘヴン』は、過ぎていく時間がもったいなくて1秒1秒を一緒に感じていたくて、硬直状態で画面を見つめてた。頭を丸めて双子のようにそっくりになった二人の透き通るような白い肌は純粋さと運命の残酷さを浮き彫りにして痛々しい。絶望感の中田舎の広大な自然が、ひとときの安らぎを与えてくれるがその対比もまた悲しすぎる。感動的な話ではありません。破滅的でやるせない話です。だけど、本当に美しい・・・と感じました。そして二人は・・・限りなく空高く高く・・・ヘヴンへ。 10点(2004-01-19 14:36:37) |