1. カウチ・イン・ニューヨーク
昔から、ジュリエットビノシュって、かわいいなあ・・と思ってたんだけど、彼女なぜか、難しげな映画や、深刻な映画ばかり出てんのね。そんな、暗い映画ばかり出らんと、肩の力抜いたラブコメなんかにもでて、明るい表情も見てみたいなあ~、と思ってたんで、これが出たときは「おお!」と、思いました。しかも、相手が、しぶいウィリアムハート!「これは、面白くなるぞ!」と、期待して見たんですが、見終わった感想は、正直、ちょっと物足りなかった。「こんだけの役者使って、こんだけ?」みたいな感じで、少々薄味。 でもまあ、ビノシュのニコニコ笑う顔見れたから、いいか! 6点(2005-02-18 23:53:58) |
2. プリティ・イン・ニューヨーク
ミラが、普通の女の子の役を、やってるってんで、借りてみた。 おお、ホントだ!普通の恋愛映画の、普通の女の子だ。なんだか、新鮮だな~。銃をぶっぱなす訳でもないし、精神状態が飛んでる訳でもないし、衣装も普通だ! 普通の女の子の役を、ちょっと照れながらも、嬉々としてやってる感じがして、とても初々しくて、かわいらしい。 お話は、可もなく不可もなくってところ。もうちょっと、面白ければな~。 ミラの、こういう役、もっと増えんかな。 5点(2005-02-18 23:31:27) |
3. ヘヴン
《ネタバレ》 破滅へと向かう恋愛映画というのは、いくつか見たが、これは一番説得力があった。寡黙な厳しい映像で、淡々と説得力あるエピソードを積み重ねて行く。有無を言わさぬ事実を見せ付けられたようで、納得はいくのだが、やはり、無残な感じがするよな~。ブランシェットが、きれいなだけに、後半ぼうずになるあたりは、もう、痛々しくて。いくら最後に二人が抱き合い思いを遂げても、天国へ向かうように、ヘリが上へ上へと上昇したファンタジックな映像があっても、暗く陰残なものが残って、やるせない。この、気のめいるような救いようのなさは、なんだろうと考えるんだけど、それは、やはり、冒頭で彼女がテロリズムを行使してしまったことに尽きるだろう。その瞬間から彼女は「幸福になれない、救われない」という決定されたトーンが、この映画の底に付きまとい、自分の気を滅入らせるのだ。・・・そう、どんなに、この恋愛が崇高なものでも、それがあるために、酔えない、美化できないのだ。人物とか一人一人しっかり描いてて、いい味だしてんだけどなあー、この映画。特に心の沁みたのは、主人公のお父さんで、逃亡中の息子に分厚い札束を渡しながら「自分はなんにもできない」とつぶやくところなんかは「そうだろうな~、・・でも、いい親父だよな~」と思いながら見てた。 7点(2003-12-08 06:23:48) |
4. スコルピオンの恋まじない
ベテランの演技陣が、肩の力を抜いて楽しみながら演じたようで、こちらも気楽に楽しめる。シンプルでいい。 個人的にヘレン・ハントは、生活感があって、あったかみがあって、いいなあ、と思う。 7点(2003-11-28 21:35:22) |