1. ターミネーター4
《ネタバレ》 前作に非常に落胆していた一人としては本当に楽しめる作品でした。迫力も圧巻! 何しろ1と2に思い入れがある身としては随所にちりばめられたちょっとした 繋がりの小ネタが嬉しくて嬉しくて。まずスカイネットの暗殺リストの2位が ジョンだと知らされ、ジョンが1位は誰なんだ?と聞いた際の答えの 「カイル・リース」という一言は、20年以上前にマイケル・ビーン扮する カイルにすっかり乙女の恋心を抱いた私としては、ジワッと涙がにじんでしまいました。ジョンがモトターミネーターというバイク型マシンをおびき出すのに 使った曲が2のメインテーマ・・・製作者側の気持ちが伝わってきました。 しかしなんと言ってもスカイネット本部内でジョンが遭遇する“あれ”ですよね。 まさかあんな形で登場するとは知らなかったので嬉しいびっくりでした。 そして前作ではジョンのあまりのブサイクさに心底キャスティングした製作側を 恨んだものですが、若き日のカイル役の俳優がエドワード・ファーロングを 彷彿とさせる憂いを帯びた美少年(^^♪だったので大満足。 マーカスという完全な新タイプのターミネーターと抵抗軍との間には この映画の見所のひとつでもある、人間とターミネーターとの心の触れ合いが 描かれており、溶鉱炉に沈むターミネーターを泣いて悲しむ前作のような 感傷的な部分もあります。 3で離れたターミネーターファンを取り戻すのには十分過ぎるほど楽しめる作品です。 [映画館(字幕)] 9点(2009-06-28 16:40:06)(笑:1票) (良:1票) |
2. 2番目のキス
《ネタバレ》 なかなかおもしろく最後まで観れました。レッドソックスの熱狂的ファンの教師と昇進を目指すキャリアウーマンのラブロマンスコメディーです。 この教師のレッドソックスマニアっぷりが尋常では無い所の描写がとてもおもしろい。 ラストのプレー中の野球のグラウンドを裸足で横切ってベンに駆け寄るリンジーは最高に可愛いです。 ここからネタバレで私が好きな場面ををいくつか。1)初めてリンジーとデートするのに彼女の自宅へ迎えにきたら、食当たりでやつれた彼女が。デートを断る口実と思い怒って帰ろうとしたものの、洗面所でゲーゲー吐きっぱなし(この表現が結構リアル)の彼女をほっておけず、流れで徹夜の看病をする羽目になるベンがとってもお茶目。彼女がうつろな目で汚れた便器と犬の歯を磨くベンの姿をぼんやり見てる箇所がとっても好き♪(なぜ彼女の犬の歯を磨いているかというと訪問時に吐く彼女に犬が付いて行って彼女の吐しゃ物を食べたという会話があるから) 2)レストランで彼女の両親と食事中の隣のテーブルでレッドソックス戦の会話が聞こえてきて必死に奇声を発しレロレロレロレロとか言って自分の声でなんとか聞こえなくするベン。それを見て彼の耳を塞いで、あっけにとられる両親に「レッドソックス戦を録画してるから結果を聞きたくないの。」と説明するリンジー。ロブスター料理で手がベタベタの彼の代わりに耳を塞いであげるやさしいリンジーに見ているこちらの頬が緩みます。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-04-19 14:42:01) |
3. ゴースト・ライト
邦題のゴーストライト、原題のハーフライト(Half Light)、どちらをとっても映画の内容・ジャンルがさっぱりわかりませんでしたが、なんとなく鑑賞。 デミ・ムーアの美しさと作品中で着ている服のセンスの良さに惚れぼれしながら観ていました。 内容はホラミステリーとでも言いましょうか、でもホラーの怖さは全然無く、 鑑賞者を騙す手法(シックスセンスのような?)でしたが見終わった感じは ちょっと中途半端。 この映画の一番の見所は美しい風景描写でしょうか。 本当に美しい場所でのロケーションでカメラワークも最高です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-04-19 14:15:15) |
4. スクール・オブ・ロック
《ネタバレ》 最後のステージのところは妙に泣けてしまいました。 コメディ映画で泣けるなんてそうそう無いですよね。 ジャック・ブラックはハイ・フィデリティで知った俳優ですが あっちも良かったけどこれも最高です。 10歳の子と対等にやりあっている「S先生」は素晴らしいですね♪ あのクラスの子達も皆個性的で演技力も素晴らしく。 ワウワウで見たのですがDVD買いに行きます! [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-10-03 15:41:25) |
5. レッド・ドラゴン(2002)
《ネタバレ》 なかなかかっちりまとまった良質のサスペンスだと思いました。 ただ前作、前々作の作風が好きな人には物足りないかもしれません。 私にはハンニバルは強烈過ぎて二度と見る気が起きませんので 今作くらいが丁度良いです。 レイフの表現力は素晴らしいです。猟奇的な殺人犯、物静かな作業員、 どちらもうまかったですね。 そして一番アクセントになったのが盲目役のエミリー。彼女がいなかったら この作品が引き締まらなかったでしょう。 レクターに刺されても、ダラハイドに撃たれても死なないエドワードノートンも なかなか良かったです。 忘れちゃなんないレクターがすっかりはまり役のホプキンスは今回は おとなしめで、ちょっとかわいく思える場面もありました。 もったいなかったのはカイテルです。彼にはもっといい役やらせて あげてほしかったな。 7点(2005-01-29 23:10:41) |
6. ターミネーター3
《ネタバレ》 ターミネーターファンのみなさんごめんなさい。私は男前が好きで1のまっすぐにサラを愛していたマイケル・ビーン、2での繊細そうで思わず守ってあげたくなってしまうような美しい少年ファーロング、とそれだけでも充分楽しめてしまう上にストーリーも面白く大好きな作品でした。しかし・・・・・誰だよこいつ?!とまで思うほどあの俳優はひどい・・・他にいくらでもいたでしょうに(TT)ジャンキーでも良かったからファーロングにしてほしかった。それだけで見る気も失せ、ストーリーもツマラナく女ターミネーターも2のパトリックの演じた型よりも恐怖心を感じられずダメダメです・・・ 3点(2004-07-18 16:54:54) |