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正義と微笑さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  Vフォー・ヴェンデッタ 《ネタバレ》 
これは、テロ推奨、サイコ野郎のうんちく勿体ぶりくそ映画なのか?それとも文学と音楽への敬意に満ちた、崇高かつ確かなメッセージ性を持つ傑作なのか?ガラガラの映画館の中でグラグラ揺れていた。しかし私にとっての最後のドミノは残りました。仮面を一度でも取ればくそ映画決定だったかも。しかし取らなかった。面白い映画とは両者の間をスレスレで立ち回るものなのだ。サイコはヒーロー、うんちくは美学に変わる。またアメリカ万歳映画か、と臭わせるプロローグ。と、思わせておいて、意図的にあの国を軽視している態度が小気味よい。イギリスくさい映画。キャストも。それでいて米独合作ですか・・小さい頃観た「いちご白書」よりも政治色が強くて胡散臭い雰囲気が漂うにも関わらず、怪しい新興宗教の宣伝ビデオもこんな感じかなと思わせる台詞回しにも関わらず、これを観て霞ヶ関を爆破しようと思い立つ輩が出てきやしないかが心配になってくるにも関わらず、この映画に何故か思いっきり肩入れしたくなる。正義と復讐、テロと革命は、爆破と花火のように単なる視点の違い。「フォー・バンデッタ」が示すように、たまたま復讐の視点から描いている。が、本質はあくまで左右対称のV。勝手な想像だけど、シンボルとコンテンツが見事に一致している史上希な例だ。そこが気持ちよい。
[映画館(字幕)] 10点(2006-04-29 16:07:16)(良:1票)
2.  エスター 《ネタバレ》 
それは土曜日の穏やかな午後だった。因みに夜には「英国王のスピーチ」を観に行く予定だった。僕は家人が録画したエスターという名の映画を、眠たい眼をこすりながら何となく観始めたのだった。原題はOrphan、つまり孤児か。少女が主人公のようなので、どうやら赤毛のアンのような話かな?と勝手に想像を膨らませる。孤児院で育った少女が持ち前の利発さを武器に幸せをつかんでいくような話なんだろうなと。えっ、でも同級生を滑り台から突き落としたぞ。これはお転婆というだけでは片付けられないぞ。現代版赤毛のアンはどうやらシリアスな要素を加味しているらしい。あれ、なんで金槌なんて持ち出したのかな?あれ、それを躊躇無く振り上げ、、あれ~どうして~えーえーえっっ!赤毛のアンを観るテンションで黒毛のエスターを観てしまった僕の衝撃は、きっとこの映画を観た人には分かってもらえると思う。おかげで「英国王のスピーチ」が平坦なドラマに見えて仕方がなかった。平和な土曜日の午後を返せ!それにしても、イザベル・ファーマン!なかなかのど根性だ。この映画の主演に手を挙げる勇気は、国民の前でスピーチする勇気より100倍も重い。願わくば彼女の赤毛のアンを観てみたい。スタッフにもそのくらいのイメージ中和を配慮する義理があるはずだ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-02-27 01:09:21)(笑:1票) (良:1票)
3.  ターミネーター4 《ネタバレ》 
ガラガラのローカル劇場で鑑賞し、あまりの面白さに友達と語り明かしたT1。期待にばくばく胸膨らませて満員の劇場に向かったT2。期待しまくってさらにその期待をはるかに上回ることなんてそうざらにはない。期待の割にコナーの猿顔に馴染めなかったT3。そしてT4。期待通りもの凄くいい感じで進んでいく。キターーーと心の中でガッツポーズ。これは傑作かも。ルドガーハウアー演じるレプリカントとそれを追うハリソンフォードことブレードランナーを彷彿とさせる展開。主役を食うロボット誕生だ。しかしだ。心臓のくだりには引っかかる。劇中の台詞にもあったが、人間はhe。ロボットは所詮it。その価値観の枠を最後まで打ち破れなかった脚本が本当に惜しい。あそこはコナーの意志に反する英雄行為である必然性があったと思うのだ。ロボットヒーローものを見て育った私の価値観とは違っただけのことかも知れないけど。
[映画館(字幕)] 7点(2009-06-07 01:12:54)
4.  サウンド・オブ・サンダー 《ネタバレ》 
上映中コーラのペットボトルをずーぅっとペコペコ音立ててた君!虫が襲ってきたら「ペコッ」、マントヒヒトカゲに囲まれたら「ペコペコッ」、いつから映画館でへぇボタン押して良いことになったんだ。いっそ時空を旅して恐竜ハンティングに行ってくれ。恐竜にビビッて思わず隣のおねえさんの胸をペコッ。過去に何も残さなかったはずなのに、「音」を残したことは気づかない。それが未来への思わぬ影響を及ぼすのだった。というストーリーはどう?主演は自業自得をうやむやできるトムクルーズしかいない!女優はせめてキーラナイトレイクラスを持ってきて花を添えると。そして悪党にはもったいぶりっこの帝王ジャックニコルソン。これで「ペコペコペコペコッ」クラスの映画に格上げだ。あと、レンダリングはもち、パソコンでやってはだめだめ。キングコングの予算があればね。特に虫!映像を丸ごと入れ替えるべき。ストーリーには違和感なしだ。息子は「生涯ベスト5にはいる面白さ」と言ってた。虚飾を廃すれば、純粋な心には訴えたってことだよね。素性は決して悪くないのだ。今度はペコなしで観たいものだ。(しつこい?)
[映画館(字幕)] 6点(2006-04-01 01:32:48)(笑:1票)
5.  クラッシュ(2004)
ドラえもんが観たいという小五の息子を騙して2人で見に行きましたよ。 アメリカ人なら1つくらい身につまされるエピソードがあるんだろうと思う。それらを組み合わせて”設計”した脚本は、確かに精緻ではあるけど、エピソードの結合度が高すぎてどこか人工的。必然性のない偶然の一致もちと多い。。同じ群像劇でも、イギリスの「ラブ・アクチュアリー」には普遍性があり、エピソードの繋がりにもっとさりげなさがあったと思う。「人間に善悪の区別なし」というメッセージは、どうやらアメリカ人には有り難いらしいけど、日本人にとっては今更という感がある。ただ、天使のエピソードは印象深いし、言葉より顔に語らせるところに光るものを感じた。最後に小五の感想。「いかにもアカデミー賞って感じの映画。つまらなくはなかったけど、ちょっとした勘違いがどうしてあんなに怖いことになるのかわからなかった」・・まだわかんなくていいかな。
[映画館(字幕)] 6点(2006-03-25 00:57:59)
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