1. デッドマン(1995)
数年前、深夜偶然テレビで観た。映像の美しさに惹かれ、何の映画かわからなかったが、観るうちにジム・ジャームッシュに違いないと思った。彼のとぼけた感じ、大好きなので眠気は抜けて見入った。もっとも、映画自体は夢を見ているような感じだけれど、さすがだなと感心して見終わったのを覚えている。好みが別れる彼のような映画が平均点で判断されるのが忍びなく、プラス票を投じたい。映画からエンターテインされなくてもOKなひと、もしくはそういうゆとりのあるときにみると、少しいびつではあるが作者が追求しているものの輝きがみえる。 8点(2003-11-30 01:41:12) |