1. ドッグヴィル
奇抜なセットでの作品が弥が上にも目だつ本作。美術演出でごまかせないだけに、出演者の演技が観客を引き込むかどうか左右するという、ラース・フォン・トリア監督からの挑発的な挑戦状。で、結果は見事引きずりこまれてしまいました。終わってみれば、やっていたことはごく一般的なことだったんですけどね。普通に撮影してたら、ごく普通の映画になっていただろうに。この奇抜な一発芸に見事はめられたね。 8点(2004-10-13 00:13:04) |
2. ダンサー・イン・ザ・ダーク
ネタバレ ミュージカルってことで長いこと鑑賞しないまま放置していたことに後悔。重いテーマながら、セルマの心の描写をミュージカルとして表現することで、観るものを癒してくれています。秘密を打ち明けるシーンでは、思わず「しゃべっちゃダメ」と叫んでしまいたいぐらい見入ってしまいました。しゃべったことで盗まれることまでは想像できましたが、その先の展開には驚愕。ショッキングな展開だっただけに最後まで母親として気丈に生きたセルマの人生は涙なくしては、見る事ができません。間違いなく感動の1作です。 10点(2004-06-21 14:34:04) |
3. フラッド
やっぱモーガンフリーマンは、モーガンフリーマンですね。もっと大自然とのパニック物も想像していたのですが、洪水災害の中での犯罪物でした。おかげでなんか中途半端に感じます。建物内でのジェットスキーは楽しそうでしたね。俺もいつもの荒川じゃなく、こんなすっとんきょなところで走らせてみたいですね。 5点(2003-12-09 00:33:09) |
4. マイ・リトル・ガーデン
一人ゲットーで父の帰りを待つアレックス。11歳の少年が一人で健気に、そしてたくましく生き抜くさまは、涙なくしては見れません。最後は思わず「良かったね」と呟いてしまいました。でもこの邦題はどうにかならんかねえ。タイトルから秘密の花園みたいな作品を想像したのは私だけではないと思うのだが。 9点(2003-09-05 22:02:53) |
5. ゼイ・イート・ドッグス
レビュー数から見るとマイナー作品? でも中身はかなり濃いですよ。淡々と人が死んでいく中に”笑い”まで盛り込まれています。がんばったブークと、二人のコックに敬意を表して+1点。 8点(2003-05-29 17:44:14) |