1. ダンサー・イン・ザ・ダーク
映像はドキュメンタリータッチで臨場感があり、主要人物(特にビョークとカトリーヌ・ドヌーヴ)の演技には鬼気迫るものがある。ただストーリーは後味の悪さだけがひたすら残るくらいダウナーなのに対し、挿入されているミュージカルシーン自体が粗雑でチグハグで浮いていたのが惜しまれる。正直言って歌うシーンは絞首台だけでよかった。ただあの絞首台のシーンは、今年観た映画のシーンの中でダントツによかったと思う。 7点(2001-08-12 00:10:05) |
2. キング・イズ・アライヴ
「砂漠版CUBE」ってフレコミが印象的だったんだ観たけど…。確かに「CUBE」よりはリアルで生々しかったけど、それ以外は疑問。なぜ極限状態で「リア王」の練習するの?ラストも説明不足で中途半端。映画的な題材を選んでるんだから、もうちょっとドラマチックな終わり方でもよかったのでは 3点(2001-07-08 01:09:44) |
3. ゼイ・イート・ドッグス
これはハリウッドでのリメイクが決定したらしいだけど、なにより秀逸なのは脚本。いい意味で「映画」のようなストーリーだし、笑いありバイオレンスありで全然飽きさせない。兄弟の暴走っぷりもグッド。ラストはなかなかそそられるつくりになっていて、モチベーションを保った終わり方になっていて好感。ただリメイク版がちょっと心配…(笑) 8点(2001-02-14 02:24:58) |
4. フラッド
ただの自然パニック物にしなくて正解。けど大金争奪戦の方がむしろ見応えがあった(←ってことは“洪水”は?(笑)) 6点(2000-08-07 04:52:08) |