1. マンダレイ
《ネタバレ》 白人で美人で鼻に付くほどの甘い理想主義者、二コールがハマリ過ぎていただけにパワーダウンした感は否めない。先人の知恵を無視し、自らの理想に邁進し、時には使いたくない権力をも行使したのにもかかわらず、やがて現実は破綻していく。コントロールしていたはずの”バカな黒人たち”に騙され、駒として利用される。そんな”バカな白人美人”が似合うのはやっぱり二コールだ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-29 23:25:57) |
2. 幸せになるためのイタリア語講座
悩みや不安を抱え生きている不器用な男女が、イタリア語講座を通して出会い、幸福を手に入れる。カメラは好きになれないですが物語は結構好きです。 [DVD(字幕)] 6点(2005-09-05 08:36:11) |
3. ヨーロッパ
訳わかんない映画だ。何が言いたいんや!ナチも米軍も一緒って事かい?戦争は結局勝たないとだめなんだよね。表に伝わる”歴史の事実”とされるものは勝者のみの歴史として語られのですから。しかしホントに面白くない映画だ。この監督の映画は相性の善し悪しではっきりする映画ばかりだ。 1点(2004-10-06 18:14:40) |
4. ドッグヴィル
ネタとしては昔からよく使われていると思うが、貧困な村は共産主義的コミューンを思わせ、逆にラストはアメリカを強く意識させます。意図的な線で区切られたセットも、見えない壁が逆に人の心の中のダークな部分を透かすのに効果的でやられました。ライフアズアドッグ、軽蔑と高慢ということか。人間は欺瞞、偽善、傲慢、欲望、など性悪であり、悪の塊であるからこそ人は善に憧れ、人には善を求め、偽りの自分の皮を被りながら人から善人と思われようとする。善意による正義の秩序か力の正義による秩序か、どちらも正義である。DVDで再見してて思ったが、二コールがだんだんと米、朝、韓、中等に虐められる日本に見えてきた、またキレたら・・・ 10点(2004-03-02 00:31:17) |
5. キング・イズ・アライヴ
もっとサバイバルな映画を想像していたのでダメでした。全然極限といった風情が感じられず、のんびり演劇してるんだもん。砂漠をなめてないか? 0点(2003-12-23 09:09:39) |
6. ダンサー・イン・ザ・ダーク
大変な悲劇ではあるが、彼女の行った行為や人を拒絶した生き方、全てを自分ひとりで背負い込み悲劇のヒロインとして自分の世界にこもる。彼女より悲劇的な家庭環境、生活環境、障害を持つ人々など世の中に大勢おり、共感も感動も何もないし非常に不愉快な映画です。 0点(2003-09-11 16:42:08) |
7. ダーク・ブルー
イギリス・チェコの2国に振り回され、英雄から国賊へ、友情も愛情も失い何もかもを失ってしまう。全然救われないストーリーだが、戦争映画らしからぬゆったりとしたリズムとのどかさが戦争とのメリハリが利いている。自転車での戦闘訓練って子供の頃あんな遊びしたよって気がして好きです。 6点(2003-07-19 08:53:27) |