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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1727
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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1.  マンダレイ 《ネタバレ》 
マフィアのボスと美しい娘。演劇のようなセット。 あれ?「ドッグヴィル」と同じだなと思ったら、ラース・フォン・トリアー監督の続編だった。ただ、キャストが違っている。 「ドッグヴィル」はニコール・キッドマンが恐いくらいにハマっていたので、今回のブライス・ダラス・ハワードはどうしても見劣りする。とても可愛いんだけど、存在感やハマリ具合が違う。 グレースのキャラも、ギャングの力をバックにして黒人に民主主義を教え授けてやるという上から目線があるので、前作のような可哀想な女神感がない。 トリアー監督のことだから絶対ハッピーエンドでは終わらないと思ったが、やっぱりの皮肉な結末。前作には及ばないものの、それなりの面白さはある。
[DVD(吹替)] 7点(2017-12-27 20:14:21)
2.  奇跡の海 《ネタバレ》 
良くも悪くもラース・フォン・トリアー監督の作品は印象に残る。人間や社会のダークな部分をえぐり出すのが巧みだからだろうか。 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ドッグヴィル」「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」「ニンフォマニアック」 中には悪趣味なほどに後味が悪いものもあって、ハッピーな気持ちにはなれないが、何か突き刺さるものはある。 宗教色の濃いものはあまり好きではないのだが、神を信奉するベスの生き様が凄まじい。歪んで真っすぐな愛と献身は、神に手酷く打ちのめされたような結末で哀れを誘う。 ベスの願いは聞き入れられて瀕死の夫は奇跡の生還を果たした。が、最愛の妻を惨殺された夫にとっては皮肉な結末でしかない。
[DVD(字幕)] 6点(2017-03-13 19:48:24)
3.  ニンフォマニアック Vol.2 《ネタバレ》 
ジョーは突然性感を失ったにも関わらず、子供を産んでも落ち着くことなくSEXに耽るのが不思議。ジェロームが手に余って他の男漁りを提言するほど異常ってこと。極め付けは、言葉も通じない黒人をナンパして、その黒人兄弟と3Pになるシーン。プレイの最中に兄弟がどっちの穴に入れるかを巡って勃起しながら喧嘩を始めるという笑える展開。しかも、若いステイシー・マーティンではなく、肌のたるんだシャルロット・ゲンズブールが演じているのもシュール。  失ったセクシャリティを回復しようと、ジョーは会員制SMクラブのようなところにまで出入りする。そんなことで回復できるとは思えないのだが、とりあえず何でもやってみようということか。夫と子供を失ってでもムチ打たれに出かけていくいくジョーは、凡人には理解不能。ジョーは集団カウンセリングで「色情狂」と自己紹介し「セックス依存症」とはっきり区別しているようだが、その違いさえもよくわからない。  ジョーが借金取りになって男の性的嗜好を探りながら責めるシーンも面白い。大男が脅迫してもオチなかった男の下半身を露出させて、いろんな性的嗜好の物語を聞かせ反応を見て、ついには男児愛好家とわかるや男は泣きながら金を払うと屈服する。色情狂としてのいろんな性体験が仕事に生かされることもあるわけだ。性的疎外者であるジョーが同じ孤独を味わう男児愛好家にフェラしてやるのも色情狂ならではの共感の印なのか。  蘊蓄を語りながら分析するセリグマンの博識ぶりがすごい。ジョーがムチ打たれたときに縛られた縄の結び方が、登山のプルージック結びと推察して、それが生まれたエピソードまで披露している。 その紳士然として性欲など無縁のような童貞老人が、ラストに豹変したのはビックリ。おまえも性欲から逃れられない男だったのかと。 セクシャリティをすべて捨てることを決心したジョーも、結局そこからは逃げられなかった。セリグマンがジョーに拒絶されて最後に言ったセリフ――「大勢の男とやったくせに」 それまでの博識な紳士像を全部引っくり返してしまうインパクト。  神経症を抱えたトリアー監督の、人間の性や業を冷徹に見つめる屈折した皮肉な視線を感じる。 この監督、皮肉が好きなようで、ジョーが片腕として育て上げたPにジェロームを寝取られた上に小便を掛けられたのもそう。 丁寧に積み上げたものを最後に粉々にぶち壊してみせる感じ。  もっと軽いタッチの映画かと思ったら、とても深くて数学、バッハ、聖書など、いろんなメタファーがこめられているようだ。深すぎて理解するのが難しい。特に、聖書や宗教が絡むと、その方面での関心や知識がないので、東方教会や西方教会が出てきてもピンとこない。 でも、わからないながらも幾つものシーンにインパクトがあって印象に残る。この特異な映画の全体を理解したい気もするが、一方でそれができない自分に安心する気持ちもある。
[DVD(字幕)] 7点(2017-02-28 20:37:25)
4.  ニンフォマニアック Vol.1 《ネタバレ》 
ボコボコにされて倒れている女を初老の男が連れて帰って、女のこれまでの人生を聞き出していく形で物語は進む。 ヒロインのジョーは友達とお菓子を賭けたゲーム感覚で男漁りをするようなヤリマン女。となれば、下衆で俗っぽいストーリーになるのかと思えば、哲学的な話も交えてどこか高尚な香りがする。例えば、3+5突きで終わった屈辱の初体験。そんな下ネタもフィボナッチ数になぞらえてしまう。  一番印象に残ったシーンは、妻子ある男と不倫して、捨てられそうになった夫人(ユマ・サーマン)が子供3人を連れて乗り込んできたところ。たまたま訪ねてきたジョーのボーイフレンドも加わって、なんとも言えない雰囲気の中7人がテーブルで向かい合う。夫人の抑えきれない怨念と怒りが滲み出て、トリアー監督の才気を感じた。 この監督にこのシーンの調子でコメディを作らせても面白そうだけど、暗くてシリアスな映画ばかり作っている印象がある。  セックスシーンは随所に出てくるが、ステイシー・マーティンの顔はキレイでも体が華奢すぎてそそられない。 全体に落ち着いたトーンで、どこか不思議で面白い雰囲気を持っている映画。セリグマンがジョーの話を聞くさまは、博識の老学者がカウンセリングをしているかのよう。 バッハの旋律にもフィボナッチ数が潜んでいるとし、低音部、中高部、高音部の三部によってポリフォニーが作られる。一見ジョーの色情狂とは何の関係もないような話だが、バッハとジョーの話を関連させていくのがユニーク。 ジョーは大勢との性交渉も単に性的体験の総体としてしかとらえていない。だから男は一人だけと同じことなのだと。毎晩7、8人の男と寝ていたジョーは、低音部、中音部、高音部に男を分けて振り返っていく。 単なるヤリマンの話かと思えば、すごく哲学的な分析にまで発展して、ちょっとついていけない。  ラストは、あれだけヤリまくってた色情狂が、ベッドの上で男とまぐわいながら「何も感じない」と泣き出す。 つまらなければVol.2は見ないで済まそうと思ったが、この後どうなるのか続きを見たくなる。
[DVD(字幕)] 5点(2017-02-26 08:24:50)
5.  特捜部Q 檻の中の女 《ネタバレ》 
加圧装置の中で監禁して真綿を締めるような責め苦に、犯人の憎悪の深さがうかがえる。少女のせいで家族が死傷して挙句に養父に性的虐待されるはめになったと思えば恨んで復讐したくもなるか。 主人公が笑わないキャラというのもあって終始シリアス。少し地味だけれど、相棒のアラブ人とのコンビがいい。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-11-03 21:29:18)
6.  オンリー・ゴッド 《ネタバレ》 
犯罪者に俺様基準で制裁を加える警察官vs毒母の意のままに復讐を果たそうとする主人公。グロやバイオレンスの中に、シュールなカラオケシーンがあったり、登場人物のキャラが濃くて独特の世界観。それが独りよがりにも感じられて、あまり集中して観ることができなかった。
[地上波(字幕)] 3点(2015-05-12 22:19:14)
7.  ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮 《ネタバレ》 
王妃とストルーエンセの二人に思い入れが持てないので、ストルーエンセが処刑され、王妃が追放されても心が動かない。 あの時代なら王の目を盗んで不義の子を宿すのは当然処刑される大罪だし、王妃が悲劇のヒロインのようになっているのにも自業自得の面を感じてしまう。 確かに王はエキセントリックで変人&愚人だけど、これだけコケにされてはかわいそうになってくる。 王妃が王太后を責めていたが、王太后としては二人の罪を見逃すわけはなく、逆ギレにしか見えない。 愛もなく結婚されられた相手があんな王なら、他の男に寄り添いたくもなるだろうが、バレればこうなるリスクはわかっていたはず。  ストルーエンセは腐った政治を改革しようとした素晴らしい人権思想家なんだろうけど、不倫を利用した手口が好きになれない。 強引で手段を選ばないやり手によく見られる嫌味が感じられるが、それでも映画では美化されていたほうで、実際はもっと傲慢で傍若無人な鼻持ちならない野心家だったようだ。 むしろ、その辺りを徹底して嫌味な部分を前面に出しながらリアルに映画化したほうが面白かったような気がする。 人に憎まれるアクの強い男を、汚れを削ぎ落として綺麗に描こうとしているようで、そこに違和感を感じてしまうようなところもあったので。 王妃寄りの視点で描かれると、どうしてもそうなってしまうのだろうけど。  全般的にちょっと地味な印象はあるが、細かい心理描写は巧みで見応えがある。 恩赦が出ると言い聞かされて処刑場へ向かう馬車の中で、ストールエンが自分の運命を悟るあたりはお見事。 セリフのやりとりがなくても、ちょっとした仕草や表情だけで十分に伝わってくる。 民衆を解放しようとしたストールエンが、民衆に罵倒される皮肉な最期。 正確な情報がない時代には、民衆を扇動するのは簡単なことだったろう。 誰がつけたのか邦題が重厚な内容に合わず、B級お色気映画のようでいかにも安っぽい。
[DVD(吹替)] 6点(2015-04-03 00:26:31)
8.  シージャック(2012) 《ネタバレ》 
リアリズムに徹していて、ドキュメンタリーのような見応え。 ソマリアの海賊にシージャックされた『キャプテン・フィリップス』が実話を元にしているだけにリアリティがあったけれど、本作はフィクションにも関わらずそれよりも更にリアル。 予定調和のハリウッドものとは対極にあるので、先の読めない緊迫感がある。 でも、何か物足りない。 映画はフィクションなのだから、それだけじゃないような。  海賊と直接交渉にあたる社長に共感できるか、できないか。 日本の会社とのビジネス交渉での辣腕ぶりが、海賊との交渉にも発揮される。 社員の命がかかった交渉を専門家に任せずに自ら引き受けるなど、自分だったら恐ろしくてとてもできない。 責任感と勇気があふれているともとれるが、社員の命を軽く見ているからそんな交渉を引き受けることができたとも思える。 ビジネス交渉と同じように、身代金の額をどこまでも強気で値切ろうとするスタンスからもそれはうかがえる。 交渉を何ヶ月も長引かせるのは、人質の健康や生命を第一に考えればできないことだ。 会社の姿勢に対するシェフの苛立ちと家族の焦りが胸に迫る。 もちろん社長もいろいろ悩んではいるけれど、こういう人間を好きにはなれないし、カッコいいとも思わない。
[DVD(字幕)] 5点(2015-01-13 23:36:24)
9.  ブレイカウェイ 《ネタバレ》 
ギャングの下っ端がボスを裏切り金を奪っての逃亡劇。この4人がグダグダで人間味たっぷり。揉めてばかりいるが、奇妙な友情でつながっていて破綻することはない。それは少年時代からの長い付き合いだったからか。 挿入される回想で、一緒に道を外していった過程が想像できる。居場所のなかった少年4人が出会ったシーンは、哀愁があって良かった。そこからの見えない絆が、大人になってからも感じられる。 非行の影には必ず家庭の問題がある。問題があっても立派な社会人になる人間はいっぱいいるからそれが免罪符にはならないけれど。この4人にははね返す強さはなく、ギャングの下っ端にまで堕ちていったのだろう。  血生臭い暴力もあるけれど、ところどころにコミカル&爽快な要素もあって緩和剤になっている。ギャングに殺されそうになった時、思わぬ助っ人のイカれた大活躍が面白かった。トーキッドが無神経でウザい女にパンチを食らわせたのも胸がすく思い。料理の不味いおっさん4人のレストランが流行るとは思えないけど、一度行ってみたい気はする。やっと居場所を得た不器用なおっさん達の姿が微笑ましい。  しばらく後に再鑑賞してみたが、やっぱり良い。 家庭に居場所のなかった孤独な少年4人が出会って、今に至る絆が微笑ましい。
[DVD(邦画)] 7点(2014-10-02 19:10:47)(良:1票)
10.  ドッグヴィル 《ネタバレ》 
演劇のような映画で、こういう作品は初めて。 作り手の挑戦的な姿勢には好感が持てる。 ニコール・キッドマンのこの作品での美しさは、思わず見とれてしまうほど。 それと対比的に、天使に甘えて牙を剥き、エゴの捌け口にしていく人間の醜悪さに不快感が募っていく。 集団で一人のよそ者という弱者を奴隷化していく過程が見事に描かれる。 理不尽な行為を正当化して善人を装う人々に虫唾が走る思い。  力を持たない者に対して露呈した傲慢な残虐さ。 その捌け口になった弱者が実はマフィアの父という恐るべき力を持っていた。 圧倒的な暴力によって報いを受けるラストは、なるべくしてなったもののようにも感じる。 同監督の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」もそうだが、人間のダークな部分をえぐり出すのが実に巧み。 3時間の長尺で、前半は少し退屈で先が思いやられるが、村人たちのエゴがさらけ出される後半は引き込まれて時間が短く感じる。 ニコール・キッドマンが妙にハマっていて、他の女優だとここまでうまくいかなかったような気がする。
[DVD(字幕)] 9点(2014-05-10 22:57:04)(良:1票)
11.  偽りなき者 《ネタバレ》 
善意の勘違い人間が一番始末に終えない。 子どもの嘘を真に受けて、無実の男の人生や家族をメチャクチャにしてしまう。 特別なストーリーではなかったが、誰にでも起こりうることだけに身につまされる。 邦画では『それでも僕はやってない』に誰にでも起こりうる冤罪の恐ろしさを感じさせられたが、本作はさらにインパクトが強い。 誤った情報に扇動されて、その思い込みによる「正しい」信念に基づく攻撃的行為は、本人に悪意の自覚がないだけにタチが悪い。 園児を守ろうとした園長や園長に依頼された専門家が、ルーカスを犯人と決め付けていく過程がリアル。 専門家の誘導尋問にかかれば子どもの口から聞きたい答えを引き出すのは簡単だ。  ルーカスの冤罪が親友のテオの娘クララによって生じたことから、人間関係が一変してしまう。 親は子どもの言うことを信じるもの。 でも、子どもは嘘をつかないなんて幻想でしかない。 それでも遅まきながら、テオがボロボロになったルーカスの訴えに耳を傾けたのが救い。 ただ、一度思い込んでしまうとその考えに固執してしまう人もいる。 狩りの最中にルーカスを狙った銃口が憎悪の根深さを感じさせる。  真実は一つのはずだが、それを見極めるのは難しい。 ここでは性的虐待という濡れ衣を大人が着せられていたが、現実の世界では大人が性的虐待をしながら自己保身で否認しているケースの方が多いだろう。 だから、訴えられたほうがやっぱり疑われてしまう。 監視カメラが街中に設置される時代になったが、「神の目」のようにどこであろうと真実だけを映し出すカメラがあればいいのに。 この映画を観ると、そんなありえない空想を抱いてしまう。
[DVD(字幕)] 8点(2014-03-23 14:12:17)(良:2票)
12.  ヘッドハンター(2011) 《ネタバレ》 
こういうストーリーは主人公に感情移入できなければドキドキ感は半減する。 主人公に肩入れしてこそ、どこまでも追跡され殺されそうになる展開にハラハラできる。 低身長でコンプレックスを抱えながら、美術品を盗んだ金で美人の奥さんとセレブな生活を維持する陰気な顔の主人公。 そんな主人公にあまり魅力を感じなかった。 肥溜めに全身浸かって身を潜めたり、追跡発信機のジェルを落とすために丸坊主で全裸になったり、元軍人から必死で逃れる姿は目を見張るものがある。 サスペンスのストーリーはよくできているが、自分にとってのハラハラ感につながらなかったのは残念。  4年程してもう一度見たが、物忘れがいいのが幸いして内容をはっきりとは覚えておらず、サスペンス自体は楽しめた。 が、元軍人のクロスが親の敵のようにどこまでも執拗にロジャーを殺そうとする合理的な理由がわからない。
[DVD(吹替)] 5点(2013-12-18 22:17:20)
13.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 
セルマの愚かさで自分自身不幸を引き寄せている部分もある。 が、それにしてもかわいそすぎる。 ミュージカルは嫌いだけど、プレスの機械音が音楽に変わっていくのが面白い。 つらい現実から楽しい妄想に逃れるものの、それが仕事のミスにつながり現実に引き戻される。 セルマに突きつけられるのは、どこまでも厳しい現実。 それから逃れるために、死刑執行の間際にも好きなミュージカルの妄想に浸るしかない。 ビルはセルマを巻き込まないで自分で死ねばよかったのに最低の男だ。 ウソと偏見にまみれた裁判も気分が悪い。 ビルや息子を守るために最後まで真相を語らないセルマの愚かさにもイライラが募る。 絞首刑でマスクを取らせる演出のあざとさがどぎつい。 ストーリーには引き込まれたが、これほど救いのない映画はなかなかない。 それを嫌悪する人が少なくないのも十分理解できる。 評価の分かれる作品だろうが、感情が揺さぶられるという点で駄作ではないと思う。 見た目はパッとしないが、ビョークの表現力はすばらしかった。
[ビデオ(字幕)] 7点(2013-01-05 00:38:45)
14.  ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
リスベット役のノオミ・ラパスに魅力を感じないのがつらい。 中性的でエロさが皆無だから、どこか引いて観てしまう。 良くも悪くもリスベットに惹かれるかどうかの映画かも。
[DVD(吹替)] 5点(2012-12-24 00:50:05)
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