1. アフガン零年
重たい映画だが、平和な日本でぬくぬくと毎日を送っている自分に 何かを突きつけられた気がして、突き動かされるものがあった。 この映画の背景になっているのはタリバン政権崩壊後とのことだが、実名が出てくるからドキュメンタリーのようで、どこからが本当の実情でどこまでを信じていいのか悩ましい。 映画としての出来は本当に素晴らしい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-20 23:50:56) |
2. マイ・レフトフット
ヒューマンものとして期待していただけに、最後までがっかり。 主人公の演技には目を見張るほど素晴らしいのだけれど、ときどき見せるヒステリーはにはへきえきした。 [ビデオ(字幕)] 3点(2008-08-30 12:22:30) |
3. ボクサー(1997)
テーマが重すぎて自分には合わないことが明白な作品だった。「父の祈りを」の時にも感じたことだけれど、自分はエンターテインメント性を重視しているので、政治的なセンスがいい人でないと面白くないのかなと思う。中盤まではともかく、最後の最後まで重い展開で、頭が付いていかなかった。期待していただけに残念な気持ちが大きく、正直がっかり。 [ビデオ(吹替)] 4点(2004-10-13 18:06:21) |
4. 父の祈りを
《ネタバレ》 ものすごく出来はいい作品。しかし、15年という重さを受け止められるかというと、それもまた難しい。「ショーシャンクの空へ」と似たような展開だと思ったけれど、最後になってやっと冤罪が晴れるなんてね。救われない。重い気分になるだけ。自分が理想とする映画は、何度も見られて、気分がすっきりする映画なんで、こういう映画はどうしても点数が低くなってしまう。でも、6点以下にすることはできない。それほどリアリティに満ちている。演技が迫真に迫っている。実話がベースなんだよね、これ。自分としては、燃やした紙が舞うシーンよりも、テープを引きちぎって人格が壊れるシーンが頭に焼き付いている。 6点(2004-07-28 00:19:28)(良:1票) |
5. イン・アメリカ 三つの小さな願いごと
《ネタバレ》 期待していただけに、非常に残念な点数。いい映画ですか?と言われればいい映画に違いないのだが、結局最後まで感情移入することができず、感動も泣きもせずに終わってしまった…。単純な感動一直線のストーリーではなく、話を分かりづらく複雑にしてることからして困った。結局、黒人のマテオはどうなった?病気はエイズだったってみんな分かったのか?3つ目の願い事は、結局何だったのか?分からなかったオレって、やばいのか?見終わったあとにやさしくなれる映画だと思っていたが、二人の姉妹の明るさに救われている感じ。ヒステリー気味の母親やイライラして自分を見失いつつある父親など見たくない。父親と子供が遊ぶ場面や「デスペラード」など、よさげな雰囲気を持っていただけに、残念。 6点(2004-02-18 11:37:50) |