1. 愛の奴隷(1994)
コネリーのエロ映画と思い、かなり期待して観た。しかし一時間くらい観て気づいたわ。これ邦題おかしい。後、これを官能コーナーに置いてるレンタルビデオ屋もおかしい。これはチリでの軍部の残虐行為を描いたちゃんとした社会派ドラマやねん。しかも後半の逃亡劇は結構ハラハラする。後半の俺の心理ベクトルは、観る前とはあきらかに違った方向むいてもうてた。エロモードやったのに、ラスト付近では普通にちょっと感動してもーてるし。ちなみにコネリーのエッチシーンはちょっぴりあるが、そこも全然エロくありません。ただ、チリの内情を描いてるわりには、最初の方すごいシーンがあるんやけど、そこだけオカルトチックというかSFというか。なんであんなシーンいれたんかまったくわからん。だから、この邦題と最初の方のオカルト部分とで、最初の一時間はかなり観る方が混乱する映画やと思う。そして後半になってよーやく理解できてくるんやけど。これは軍部に怒りをもって観るちゃんとしたドラマやって。だからちゃんと観ればそれなりにはおもろいかもしれんけど、観る気分違うので多分この映画おもろないとは思う。ただ、俺は後半、映画にのめり込んで観てもーたので、この点数。 5点(2004-04-13 23:22:48) |