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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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1.  新しき世界 《ネタバレ》 
ギャングの跡継ぎ問題に、警察の潜入スパイが暗躍する。警察サイドで絵を描くチェ・ミンシクの手段を選ばない非道っぷりが見事。クセのある役をやらせれば本当に存在感がある。 韓国の俳優の中では、キム・ユンソク、ソン・ガンホと並んで、主役も張れるおじさん三人衆の一癖も二癖もある役の演技はいつも凄味を感じさせる。日本の俳優であえて探すなら香川照之のイメージか。 その上司に終始振り回される潜入捜査官のジャソン(イ・ジョンジェ)。捕まった同僚の女スパイを自らの手で射殺したのは、なぶり殺しにさせるのが忍びなかったから。 その辺りまではマフィアものとしてとても面白く、めちゃくちゃ期待値も高まったのだが、その後付いていけず失速。 警察官だとバレたのに、チョンが見逃したのがどうにも腑に落ちない。見逃したのには深謀遠慮があるのかと思いきや、若い頃から一緒にやってきたという友情が理由。それならばその堅い絆を築く過程を見せてくれれば感情移入もできたのに。ラストでちょこっとそれを見せられても響かない。 それにいくら友情があったとしても、相手がスパイで今まで騙してたとわかれば見逃すわけがない。 主人公ジャソンのキャラもブレてるように感じた。若い頃はチャンよりイケイケだったなら、葛藤している姿はすべて演技だったのか。 いろいろ振り回されたり葛藤してたりするわりには、最後の皆殺しの割り切り方が人格豹変のように見えてついていけない。意表を付いた展開というのにありがちな、不自然さを感じてしまった。「ゴッドファーザー」のマイケルのように、説得力のある過程が描かれていればついていけたと思うのだが。もったいない。
[DVD(吹替)] 7点(2017-09-27 20:11:49)
2.  アジョシ 《ネタバレ》 
質屋の元特殊部隊要員に扮する主人公のウォンビンが、文句なしにカッコいい。 ロワンとのタイマン対決は昔ながらの男と男の決闘という感じ。ロワンは拳銃を使えば簡単に殺せた場面で、あえてナイフでのタイマン勝負を挑んだり、少女を最後でイカれた医師から救ったり、敵だけれど憎めないキャラ。 少女も殺戮に慣れたテシクやロワンの心を動かすだけの何かを持っている。少女が臓器売買の餌食に…というそのまま終わっていれば後味が悪すぎるグロテスクなシーンもあったが、ラストはちゃんとカタルシスもある。  結局あの目玉は?と最初はピンと来なかったけど、見返してみると伏線は張ってある。子供を犯罪の手先に使ったり、臓器売買で殺してしまうマンソク兄弟の極悪キャラも、主人公を引き立てていた。 血生臭いシーンがテンコ盛りだが、それが嫌いじゃなければ楽しめる。『レオン』とまではいかなかったけど、これはこれで面白い。
[DVD(吹替)] 7点(2017-02-24 20:00:47)(良:1票)
3.  悪魔は誰だ 《ネタバレ》 
ネタバラシで意外な真相。でも、少し冷静に考えるとおかしな点に気づく。 誘拐されたボムは真相を知っているわけで、祖父が犯人だとされることに孫が黙っているわけがない。これはストーリーの致命的な欠陥。観客の意表をつくことを最優先して、孫の動向を無視した印象。  特徴的なのは時間軸が頻繁に前後しているところ。意識的にそうすることで、ミスリードに生かしている。 初見ではわからなかったが、犯人が誘拐する子供を物色して男の子を捕まえるのを諦めたシーンがあった。孫が誘拐される事件の直前にあったシーンだったために現在のシーンだと勘違いしていたが、よく考えるとあれは15年前の事件を起こす直前のものだろう。 テロップを使うとこのミスリードはできないので、テロップはついていない。そのために時系列がわかりにくく少し混乱してしまうのだが、それをうまく利用したわけだ。  このミスリードは上手かったが、やり方がずるいところもある。祖父がカバンを持って走るのがあれでは速すぎる。とても老人の動きではない。 また、15年前の事件ではあるが、子どもが誘拐されて死んでいる未解決事件なのだから大きなニュースになっていたはずで、担当が違うとはいえ他の刑事が知らないのもおかしい。よほど韓国の警察が無能なのか、同様の事件が多発して覚えてられないのか。日本でも警察の不祥事はあるが、韓国は警察への不信感が強烈なのか、映画ではひどく出来の悪い警察官が多い気がする。  サスペンスとしてどうなるのかと惹きつけられて面白かったけれど、すっきりしないところは幾つか残った。ただ、ラストはキレイに意表をつかれた。取引で冤罪をあえて被らざるを得なくするとは、罰の与え方が巧い。 監督のチョン・グンソプからは非凡なものを感じるんだけど、今のところ他に作品が見当たらない。 緻密で凝ったストーリーを書く脚本兼監督はどうしても寡作にならざるをえないが、この監督もそうなのだろうか。 一発屋で終わらないよう、次回作が見てみたい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-09-24 20:12:16)(良:1票)
4.  怪しい彼女(2014) 《ネタバレ》 
母子のベタな情愛ものには弱くて涙腺が崩壊することもあるけれど、これは感動できず。なんで感動できないのかと考えてみたら、婆さんに好感が持てず感情移入できなかったからだと思う。嫌味で嫌われ者の典型的クソババアと、若返った娘時代のキャラがかなり違う。 婆さんは自分の息子や孫さえ良ければいい、そのためには他の者に迷惑かけようがどうでもいいというような感じ。世話になった人の店を潰して恨みを買っているし、極端な身内主義が鼻につく。いくらシングルマザーで生きるために必死だったといっても、とても好きにはなれない。 自分がどんなに苦しくても他人への思いやりを忘れずに迷惑をかけることを嫌うような、古き良き日本的母像に惹かれるので。シム・ウンギョンは愛嬌があって良かったが、婆さんへの嫌悪感が勝ってしまった。 青春写真館が突如出没するのはファンタジーだからいいとして、輸血すると元のお婆さんに戻るというルールはどうなのか。嫁が体調を壊すほど嫌っていた姑とあっさり仲直りするのも、都合がよくできすぎている。身近でリアルにこじれた嫁姑関係を知っていれば、これこそ絵空事。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-07-08 01:32:46)
5.  アウトロー -哀しき復讐- 《ネタバレ》 
外国人二人が互いに殺したのは相手のほうだと主張して、それで証拠不十分になるというのが腑に落ちない。殺したのはこの二人のどちらかしかいない状況で犯行現場で押さえられているのに、こうしたことはありえるのか? ところが、これは実際に韓国で起きた事件を参考にしているようだ。 梨泰院(イテウォン)ハンバーガー店殺人事件が似たような経緯で、容疑者の外国人が放免になっている。  韓国映画のシリアルキラーやサイコパスは、実に不気味で唾棄するほどに憎々しい。そうした奴らを叩きのめして復讐を果たすことは、カタルシスを感じさせる。けれど、それが元刑事というのが釈然としない。広場での爆弾テロのようなマネや、元同僚の婦人警察官に射殺を強いるなど、元刑事にしてはやり方が酷すぎる。  牛乳配達員が殺されたのも余計な演出。妻が殺されたのかと思わせて観客を驚かせるつもりだろうけど、こんな演出はあざとすぎてシラケるだけ。その妻も、凶悪グループに監禁レイプされて、挙句の果ては通り魔的に子供もろとも惨殺されるとは、不運が重なるにも程がある。冒頭の凶悪グループがお礼参りに惨殺したのなら関連性があってまだわかるのだけど、まったく別の事件となると確率的にもあまりに嘘っぽい。扇情的に描くあまり、荒唐無稽になってしまった印象。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-06-06 21:51:42)
6.  悪魔を見た 《ネタバレ》 
猟奇殺人鬼の餌食になった婚約者の復讐に血眼になるイ・ビョンホンが鬼気迫る。まだ半分もいかないうちに犯人をボコボコにしてしまって、その後どう続けるのかと思ったが、泳がせておいて段々と苛酷な制裁を加えていくという展開が新鮮。 街中で猛獣を捕らえてはまた放つようなものだから、放たれた猛獣の犠牲になる者も出るが、そんなものは知ったこっちゃないってことか。 ムチャクチャなやり方だし、結局また大事な人が犠牲になるという愚行でしかない。惨殺された婚約者の妹までもレイプ殺人鬼の餌食にされてしまった。主人公としてはあまりに思慮が足りなすぎて重みがないのが引っかかる。 チェ・ミンシクの極悪人っぷりは生々しい。瀕死のジュヨン(オ・スナ)の懇願もまったく意に介さずに目的を遂げるシーンはインパクトがある。鬼畜のような悪党とバイオレンスを描くと韓国映画は凄みを感じさせる。ストーリーに深みはないものの、最後まで引きつけられてしまう。
[DVD(吹替)] 6点(2013-08-19 20:35:31)(良:2票)
7.  アイリス -THE LAST- 《ネタバレ》 
テレビドラマの劇場版だが、テレビではラストに主人公が誰に射殺されたのかが不明のまま終わった。 その続きをたっぷり見せてくれるものと期待したが、ほとんどがテレビの総集編。 新たに撮られたものはほんの少ししかない。 こんなもの、詐欺で訴えられてもおかしいとは思わない。 こんないい加減な商売してたら、ファンにも愛想を尽かされるだろう。 真犯人も、ただ意表をついただけで説得力はゼロ。
[インターネット(字幕)] 1点(2012-12-28 00:53:29)
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