1. 私の頭の中の消しゴム
《ネタバレ》 物語の半分ほどをスジンとチョルス二人のラブラブの幸せな日々に割いたおかげで、後半の悲しい物語が生きてきてると思うのですが、ちょっと病気が判明してからの展開が早いかなぁ、病気の進行が早いかなぁ、とも思ってしまったりもする。しかし、リメイク元である永作博美、緒方直人主演の『「Pure Soul ~君が僕を忘れても~ 』のような連続ドラマなら時間もあるが、これは劇場作品ですから、こうなるのはしょうがないかなぁ、とも思う。 いや、117分の短い間に良くまとめたと言っていいかもしれない。 それに、何と言っても主演チョン・ウソン(チョルス)とソン・イェジン(スジン)が良かったですね。 ソン・イェジンは、もうとにかく可愛くて可愛くて、そんな可愛い女性が若年性アルツハイマーって・・・これはもう悲しくならない方がおかしいですよ。 そしてまた、チョン・ウソンの泣きが素晴らしい。 抑えようとするんだけど、抑え切れなくて、涙があふれてくる演技は、いや~うまい!この”鬼の鉄心”と呼ばれた私でさえ、釣られて泣きそうになりましたよ。 個人的には、この作品を楽しめた要因として、主演がこの二人だからという事が大きいのではないかと思ってみたりしています。 [映画館(字幕)] 8点(2005-11-07 00:28:15) |
2. 殺人の追憶
《ネタバレ》 考えてみればそうですよね、これは実在の未解決連続殺人事件の映画化なんですもんね。見ている間にそんな事は忘れて「どいつが犯人だ?こいつか?」なんて考えてしまったわたしはアホだなァ。まあ、それだけ上手く話に引き込まれてしまうくらい良い出来ということにしておきましょう。ラストもわざわざ子供が教えてくれるのはワザとらしい気もするが、未解決事件の終わりとしては素晴らしいかもしれません。しかし、本音を言いますとウソでも良いから、後30分時間を延長しても良いから犯人を捕まえてほしかった。あ、それと蹴りがやたらと多いのは、やっぱりお国柄でしょうかね。 6点(2005-02-23 11:25:51)(良:1票) |
3. オルガミ ~罠~
コワ~、ムキーッ、イライラ、この親子キモイ!このオカンむかつく!チェ・ジウ~・・・あ、すいません、こんなコメントで。でも正直、見ている最中、見終わった後、思ったことなんです・・・お恥ずかしい。 とにかく韓国映画作品の中で、もしこれを最初に見ていたら、韓国映画を嫌いになっていたかもしれないです。それほどわたしのとってはイヤ~んな作品なのです。 3点(2005-02-19 02:51:08) |
4. ミラクル・サッカー
「少林サッカー」のパチモンかなァ~なんてパッケージ見た時は思いましたがそうでもないみたい。”囚人によるサッカーのワールドカップ”って話。「少林サッカー」は選手それぞれが個性的な技を持っていましたが、こっちは何もありません、ただの囚人です。しかし技は無いですが、なかなか魅力的なキャラクターが揃っており、話も悪くなく、笑って泣けるソコソコの作品ではないでしょうかね。どちらかと言えば 「少林サッカー」よりちゃんとサッカーしてます、へたくそですが。 6点(2004-09-12 22:18:58) |
5. ボイス
これってぜんぜん怖くありません。はじめから期待しないで見たのに、さらにその下をいかれました。ホラーなのかサスペンスなのか、中途半端でダメです。それに視覚的にも精神的にも怖くないのに、呪いと言うか怖さの正体をあそこまで解明されるとなんかさらにさめちゃいます。呪怨のようにある程度謎というか明かさないところも怖さには必要だと思うのですが・・・演技も古いと言うかオーバーと言うか、リアリティに欠けてるので感情移入も出来ません。しいて上げれば、子役の顔コワ!演技とかじゃなく、もともとの顔が怖い! 3点(2003-08-18 15:16:58) |
6. 殺し屋1
これが実写映画化と聞いた時は驚いたけど、三池崇史監督と聞いてなんとなく期待をしてしまった。だってあの「DEAD OR ALIVE」や「極道戦国志 不動 」みたいな映画撮ってしまう監督ですよ。で期待どうりやってくれました。原作どうりの残酷映写。キャストも良い線行ってると思います。浅野忠信が垣原を演じると聞いた時も驚きましたが、原作とは違った怖さが出ていてなかなか良いです。ラストも原作とは違いますが(原作終わる前に映画化したため)、これはこれで面白いラストだと思います。*まだ見てない人は三池監督の作品は人を選びますのである程度覚悟をして見て頂きたいです。ただ浅野見たさに見てはいけません。 7点(2003-07-09 16:29:14) |
7. 火山高
点数分はアクションシーンだけ、後は0点。アクションやCGもがんばってはいるが、どこかで見たような動きばかりで個性が感じられない。内容はうわさどうり、本当にないに等しい。香港のこの手映画が好きなわたしでも2度(日本公開版、韓国公開版)見るのは辛かった。よく時期的に「小林サッカー」と比較されたり、パクリと言われるが全くの別物。作品の完成度では「小林サッカー」の方が数倍上だし、どちらかと言ったら「マトリックス」のパクリだと思うけど。しかしこの手の映画にチャレンジするパワーには感心するので、この先に期待したい。どこかカッコつけてる日本映画界にもその辺は見習ってほしい。 3点(2003-06-03 11:48:37) |