1. サマリア
いまひとつ。ありがちなシーンのつなぎ合わせにしか見えず、残念。特に前半は見飽きたような光景。中盤以降盛り上がるが、どうも乗り切れず…。監督はロマンチストなんだろうが、ややついていけないと感じる。 [映画館(字幕)] 6点(2013-05-30 11:31:23) |
2. うつせみ
コメディ的要素もありながら、不思議な感覚にさせてくれる。緊張感のあるシーンが多く、息を呑むような美しさも散見。民家に勝手に入って昼寝をするシーンが素晴らしかった。最後の体重計も一瞬で言いたいことを表現しており、むしろモノローグが余計。 [映画館(字幕)] 7点(2013-05-30 11:29:40) |
3. サニー 永遠の仲間たち
この新しさと陳腐さを兼ね備えた映画はハリウッドはおろか、邦画でも決して撮ることはできないと確信できる。古臭さすらオリジナリティになっていて面白い。痛快な映画であった。 [映画館(字幕)] 9点(2012-11-10 14:51:59) |
4. 息もできない
革新的な内容ではないが、非常によくまとまっていると思う。良質なドラマとしておすすめできる。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-03 22:11:42) |
5. JSA
傑作だと思う。最初にある程度の結末はわかるが、その過程の謎を追いながら、彼らの友情とその悲劇が浮かび上がってくる。一度決着がついたと思いきや、実はウジンを殺したのは違う人だった、という点も一筋縄ではいかない構成で、素晴らしい。 [DVD(字幕)] 7点(2011-05-13 14:28:28) |
6. オールド・ボーイ(2003)
情報を小出しにしていき、観客を惹きつけて放しません。真相が明らかになってからも、催眠術師を使って自らの記憶を消そうとするところが切ないですね。ただ「催眠術」は‥‥、という感じです。そこでちょっと評価は厳しくなってしまいます。とはいえ独特の色彩感覚やカット割りが光ってかなり面白かったです。タランティーノが絶賛するのも分かりますね。この韓国でしか撮れないと思わせる独特さは何なんだろう。監督の力量ですかね。 [DVD(字幕)] 6点(2010-11-22 00:45:49) |