1. 義兄弟 SECRET REUNION
ネタバレ 感傷的な奴等だと揶揄する、その言葉に含まれるもの、この孤独なアウトサイダーが単純な物語を引き締める。 [DVD(字幕)] 7点(2012-01-02 21:47:04) |
2. トンマッコルへようこそ
どことなくジブリ臭がするのは久石譲の仕業でしょうか [DVD(字幕)] 5点(2011-12-28 14:05:26) |
3. アジョシ
ネタバレ ベタベタ王道。ナイフで相手の動脈スパスパ切ったり胸にザクザク刺すアクションは新鮮味がある。もう一人のアジョシが挽歌2のグラサン男級に渋い。しかしウォンビンの肉体美はすごいな。抱いてくれ。 [映画館(字幕)] 7点(2011-11-04 00:33:00) |
4. 悲夢(ヒム)
ネタバレ 相反するものを一体とするものは?非夢と悲夢、その心は?やっぱ愛か。それによって胡蝶の夢に境界線がなくなるならあのラストも納得。が、意味わからないこともいっぱい。川原のシーンとかわからなすぎて最高。 [DVD(字幕)] 6点(2011-09-22 08:56:10) |
5. 鰐~ワニ~
ネタバレ 妄想全開、恨全開。印象的なラストシーン、絵的な美しさと、足掻く人間臭さ、やはり一筋縄ではいかない。逆に言うとそこしか印象に残らないというのはある。 [DVD(字幕)] 6点(2011-09-22 02:39:46) |
6. ワイルド・アニマル
ネタバレ 流線型の鋭利なサバ!!!その進入角度!!!速度!!!温度!!! [DVD(字幕)] 6点(2011-09-22 02:38:52)(良:1票) |
7. 受取人不明
ネタバレ 米軍基地のある町、閉塞感に満ちたマイナスの歯車、はけ口の見つからぬ気持ちは受取人不明。キムギドク作品では珍しくまともな(一般に受け入れられそうなという意味で)青春ドラマだと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2011-09-22 02:37:44) |
8. コースト・ガード
軍人やめますか?人間やめますか? [DVD(字幕)] 5点(2011-09-16 19:48:19) |
9. 映画は映画だ
ネタバレ 無制限一本勝負、泥んこファイト以降泣きっぱなし。本物には本物で応える、どうだ、これがヤクザだ!って、そこにシビれる!あこがれるゥ!! [DVD(字幕)] 7点(2011-09-16 19:45:18) |
10. 悪い男
ネタバレ 男として気持ちはよくわかる。歪んではいるがイノセントとも言える。女はどうか?ボクにはわからんっすわ。止め画で終わればスッキリするものをそこで終わらせないのがミソ。不器用なアウトサイダーの営み。 [DVD(字幕)] 7点(2011-09-14 23:27:16) |
11. 悪い女(1998)
ネタバレ 冒頭、雑踏の亀を優しく水に戻す娼婦。亀を男性の象徴として、女を聖母だなんていうつもりは無い。男もそんなに弱かねえって・・・あれ?大事にするなんてそんなの男のロマンチックな幻想か?どこ吹く風の女と女、あーつれぇー、もう男やめたい! [DVD(字幕)] 6点(2011-09-14 05:16:33) |
12. 春夏秋冬そして春
ネタバレ 面白いのが壁の無い扉、画面の向こう側に開く扉から、聖俗と世俗の見えない壁にも思えるけど、山の上から見下ろす風景にはそんなものは見えない。人生庵に廻る四季。56億7千万年繰り返すカルマ。 [DVD(字幕)] 7点(2011-09-13 19:07:17) |
13. うつせみ
ネタバレ これ実はラブロマンス風に見せかけたホラー映画やと思うんですが。いや、間違いないです、妖怪空き家ババアです。青年は本来透明な存在である空き家ババアを見てしまったがために、不幸に見舞われたり、生気を吸われて透明な存在へとなってしまいます。その二人の質量が0なのも当然です。なんか得体の知れない気持ち悪さに寒気しますね。わりと本気で書いてます、これ。 ///気持ち悪さの理由がわかったので追記します。変容し適応するのが人間なのだとしたら、これは人の業そのものだと、それがとても生々しいので気持ち悪いと感じたんだと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2011-09-13 05:18:49) |
14. サマリア
ネタバレ 色々レビューを読んでみると当然、聖書・キリスト教的解釈がされています。 しかし、バスミルダのこともあるので、あえて仏教的に考えてみると愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五取薀苦という生きる人間の苦しみと、視点として慈愛というふうにみる事ができ、誰にでも当てはまる普遍的な意味を感じることができました。 [DVD(字幕)] 9点(2011-09-12 23:03:08) |
15. アタック・ザ・ガス・ステーション!
これはツボですね、すっごく笑えた。例えるなら、悪いクドカン、ダサいガイリッチーみたいな印象。欲を言えばラストがもう少し突き抜けていればもっと良かったのだけど。 [DVD(字幕)] 7点(2011-08-29 19:41:05) |
16. 渇き(2009)
ネタバレ ヴァンパイアなんてファンタジーな話を、欲望という渇きを生々しく描きながら、スプッラターコメディとして魅せるっていう、これはまたとんでもない物を観てしまった!満ち壊れていくほどに美しくなるテジュが怖いけどかわいい。 [DVD(字幕)] 9点(2011-07-08 11:34:40) |
17. 殺人の追憶
ネタバレ 用水路を覗き込むその視線はこちら側、現実の世界に続いている。結局犯人わかんないんでしょ、となってしまう実話の未解決事件のラストシーンとしてはこれ以上のものはないのでは?何とも気持ちの悪い後味を残す。 [DVD(字幕)] 8点(2011-06-15 13:22:30) |
18. グエムル/漢江の怪物
ネタバレ ありがちなモンスターパニックといえるのは最初だけで、物語は怪物VS家族・社会風刺を含みながら怪物VS社会VS家族と進んでいくのだが、何か変。いきなりの怪物登場で犠牲者が大勢でて、娘も連れ去られるのだがなぜか笑わせる。変にコミカルなおもしろ家族を印象付ける。まあそんなおもしろ家族だからシリアスな場面をよりソリッドにしてくれるのだけど。あ、これは言い過ぎた。そのコミカルさ故に緊張感を欠き、怪物の怖さを打ち消してしまっているので。それはそうと、二世代に渡り母親不在の中、どうしても女性器にしか見えない形状の怪物が、娘を殺さず連れ去ったのは、母性的な何かあるのかと期待したのだけど、どうもそういう訳でもなかったな。母性は娘さんが見せてくれたので、怪物は知らぬ存在である母に対する畏怖の具現化とでも思えばいいのだろうか。突っ込みどころはたくさんあると思うけど、ラストで、娘への愛情だけは強かったがバカでポンコツな父親が、ここぞの意地で復讐を遂げた後に見せた哀しげな表情に、こまけーこたーいいんだよとなぜか納得させられてしまう。笑って(笑っていいのかはわからないが)泣けるエンターテイメントで、単純にハッピーエンドとしないのも好み。 [インターネット(字幕)] 9点(2011-06-13 06:46:06)(良:1票) |
19. 復讐者に憐れみを
ネタバレ カタルシスなんて物はない、ほんとただ憐れ。なにもかもタイミングが悪く、誰もが復讐するに値する理由ができてしまった。エンドロールに被る、声にならない間際のうめきが夢にまで出そうです。 [DVD(吹替)] 6点(2011-06-03 23:15:35) |
20. シークレット・サンシャイン
ネタバレ 正直さっぱりわからない。ただ、いつものように微笑んで傍にいるってことが救いになったりするんだよね。 [DVD(吹替)] 5点(2011-06-03 18:25:08)(良:1票) |