1. 呪呪呪 死者をあやつるもの
《ネタバレ》 韓国ドラマ「謗法 運命を変える方法」のその後を描いた映画です。ドラマがめっちゃ面白くってハマったので、ドラマ見終わってまだ旬 なうちに鑑賞しました。なのでスムーズにドラマから繋がりを感じられました。 一番最初に投稿された方も述べているように多分ドラマを観ていなくても十二分には楽しめるかとは思います。思いますがやっぱりドラマを観てからの方がより一層楽しめもします。それぞれのキャラ達の関係性を理解した上で観ることでより深い楽しさを得られます。 「謗法 運命を変える方法」の時はまだ幼さが感じられたチョン・ジソちゃんが、めっちゃ大人の色気を醸し出しちゃっててセクシー女優に!たった3年でこうも変わるとは...おじさんビックリ!! エンドロール後に登場する人物もまたドラマの中で重要な役割をしていた人で、まだ続編あるのか分からないけれどすごく興味が湧きました。「先生」て台詞...まさかあの人なのか!? 製薬会社に大量のゾンビが襲いに来るシーンは本当に圧巻でした。とにかく韓国エンタメ力の底力をこれでもかと見せつけられました。ほんとすごい。すごすぎます。 呪術師(謗法師)のソジンの登場が結構後半で、活躍シーンが少なかったのが残念でした。 [インターネット(字幕)] 6点(2025-01-12 22:33:54) |
2. コンクリート・ユートピア
《ネタバレ》 予告編を見た時からすごく興味のあった映画。やっと観れた。てかレビュー少な!こんなに面白い映画なのに。 今までの日常が崩壊して究極のサバイバルを余儀なくされる展開って、ゾンビとか核戦争とかが大半だったけど、天変地異ていうのがいつ何時起きてもおかしくないから、見ていてゾッとしたし、もしもこういう状況になったら自分はどう立ち回るんだろうかとも考えさせられる。人を助けたい気持ちはあるけれど、極限状態ではたして聖人君子でいられるのだろうかとも...。 映画の最後でヒロインの言った一言がこの映画最大のメッセージではなかろうか。みんな普通の人たちでした。そう、普通の人たち...。その普通の人たちがサバイバルな状況で変貌し狂気し争い始める。これってほら、あなたもですよ、て言われてるようなもの。だからこそ胸くそ悪いし吐き気がする。自分自身がそうなり得るから。他者をけ落とし生き残る。真意を付いてくる、本当に嫌な映画です(^_^;) 勝手に勘違いされて代表に選ばれた彼だって別に根っからの悪人ではなかったはず。大金を騙し取られて勢いで殺人を犯してしまっただけだし、秩序を守るために徹底した行動を取っていただけに過ぎない。家族を失った彼にとってはマンションの住人たちが家族のようなものになったから、あそこまでやれたのでしょう。ある意味彼も犠牲者かもしれませんね。 [インターネット(吹替)] 7点(2024-08-31 17:53:16)(良:1票) |
3. 悪のクロニクル
見終わった後の、何とも言えぬ切なさといったら・・・。 めちゃくちゃ良い映画ではあったんだけど、ただどうしても課長のあの事件、そこまで隠さなきゃいけないことだったのかとも。だって明らかに不可抗力だし正当防衛じゃん。別に昇進に影響なんてないと思うんだけどな~・・・。ていうのがずっとあった。 でも出ている役者さんみんな良い演技ばかりだから、そのせいもあって引き込まれちゃいました。役者が役者で役者を演じた人の取調室とBARでの違いぶりがお見事すぎます。真犯人の彼もめっちゃ良かった~。 観てない人はぜひ観て欲しい!そんな映画でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-04-27 21:23:16) |
4. 監視者たち
《ネタバレ》 う~ん、前半はめちゃくちゃ引き込まれていったんだけど、犯人グループがほとんど捕まってあとはボスだけになってからがちょっと失速した感が否めないかな~。 まずはそのボスが、自分の師匠であり依頼をいつもしてくる元締めを殺しに行くシーン。なんでみんな格闘なの?なんで銃使わないの?頭悪すぎて興ざめしちゃいました。ああいうシーンを見せたいんだっていうそれだけのために思えて仕方なかった。 それともう相手に顔バレしてるのに尾行の形で後を追うのもよくわからなかったし、顔がもう分かっているんだからそこまで執拗に今すぐに追う必要あるのかとも。だって指名手配や監視カメラ、検問等、いくらでも方法ありそうなものだし、自ら危険な中にわざわざ向かって行ってるんじゃあ、監視、でもなんでもないじゃん。普通の犯罪アクション映画と何ら変わらない。もっと監視システム、監視能力を駆使して敵を追い込んでいく、そんなのを期待してました。主役の彼女の能力と、敵ボスの能力を活かしたような攻防戦を見せて欲しかった。派手なアクションじゃなくって。 とは言いつつも、映画としての見せ方の工夫やチャレンジ精神はとても評価できるのでこの点数にしました。 それと、主演のハン・ヒョジュさんが、若かりし頃の上戸彩さんみたいで可愛くって惹かれちゃいましたね。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-02-15 21:34:54) |
5. トガニ 幼き瞳の告発
《ネタバレ》 カメラアングル、編集、照明、音楽、その全てが秀逸。また役者さんたちの演技も非常に素晴らしく、主人公を演じたコン・ユさんの多くを語らない抑えた演技や、その母親の裁判所での帰り際のあの表情、憎々しさが滲み出ている双子の校長と室長と、とにかくみなさんレベル高すぎます。 重々しい内容なのに監督の力量か、とにかく一気に観れてしまうテンポの良さがまた何とも言えない。裁判に勝って笑顔で幕が降りるのかと思ってたら、まさかの弁護士の背信行為で敗訴してしまい、さらには少年が命を落とすハメに・・・なんて救われない映画なんだよ~。゚(゚´Д`゚)゚。 で数年後、それでもそれぞれの生活へと戻りそれぞれの道を歩んでいる訴訟した側の人たちの姿があり、駅の構内を歩いていた主人公がふと見つめたその先には、事件のあった町広域市をアピールする観光看板が、事件のことなど忘れたかのように貼られている。そこでこの映画は幕を閉じるわけですが、まさにこの映画が作られた意味がそこに集約されている。どんなに月日が流れようとも、未だに解決されていない忌々しい事件のことを決して忘れてはいけないと。本当に素晴らしい演出だ。 オープニングで少年が電車に跳ねられるシーンと、主人公が車で鹿を跳ねてしまうシーンがクロスオーバーするけれども、このさきに待っているのはまさに命の重さを軽んじる連中のいる場所で、彼らにしてみれば虐待の対象の人権などないに等しく車に轢かれて死んだ鹿のような畜生と同じだと、そういう匂わせ方をした演出だと感じました。もうのこのオープニングからして、この映画はとんでもなく崇高なる高みへと達していると言えるでしょう。 かなり前の映画ですが、観てない人にはとにかく観てと言いたいです。 [インターネット(字幕)] 9点(2022-05-21 21:46:50) |
6. The Witch/魔女
《ネタバレ》 え!? えーーーーーーー!!!!!???? なにこのレビューの少なさ。ビックリですよ。こんなにもめっちゃ面白い映画なのに。 謎の組織によって最強アサシンとして作られた少女が記憶喪失になり、平凡な田舎の女子高生として暮らしていたが、テレビのオーディション番組に出たことで組織に見つかり襲撃される。そこからはもう怒涛のぶっ飛びアクション満載で、ハリウッドのアクションとは一味も二味も違って、なかなか面白い。 アクションもぶっ飛んでいるんだけれども、それと同じくらい主演の女優さん、キム・ダミの演技がべらぼうにヤバイ。田舎っぺな女子高生の時は本当に素朴で愛らしいかったのに、アサシンモードに入ってからはおっかなくって、途中から、あれ?この子って主人公だよな?って首をかしげたくなるほど「悪」なオーラが半端なかった。マジで怖かったよ。こういう怖さって、ハリウッドのアサシンものとかではあまり感じたことなかったな。恐るべし韓国映画。これからもっと積極的に観ていこう。 とにかくレビュー少ないってことは、それほど日本の映画好きの間でこの作品が知れ渡っていないってことなのか?ん~・・・ど~なんだろう? もしそうだとしたら、もっともっと多くの人に観てもらいたい。この私のレビューをキッカケに観てくれる人が少しでも増えるといいな~・・・。 [インターネット(字幕)] 9点(2020-10-13 20:25:04) |
7. パラサイト 半地下の家族
《ネタバレ》 まずはじめに、なんの予備知識もなく観たので、かなり勘違いをしていました。てっきり、半地下に暮らす家族が富豪の家族とまるっとすり替わる、そんな内容かと思ってました。そしたら半地下家族は単純に仕事が欲しかっただけで、根っからの悪者でなかった。そもそも個々にちゃんと能力があるのだから、もっと真剣に仕事探しでもすればよかっただけじゃないの。とまぁ文句は言ってはみましたが、別につまらなかったわけでもないし、それなりには楽しめた。楽しめたけど、そんなに大騒ぎするような映画でもないとも思った。 地下のシェルターに住んでいた家政婦の旦那に対して、同情の念を抱いた父親が、自分の匂いのことを社長にバカにされても怒らなかったのに、その旦那の匂いで嫌な顔をした瞬間プチっと切れてしまい、社長を殺してしまう。ここのシーンが一番やるせなかったですね。貧しき者同士、もうちょっと話し合えばよかったのに。て、なんか切なくなってしまった。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-08-22 00:01:05) |
8. ボーン・レガシー
《ネタバレ》 主人公の行動目的が単に薬で、その目的を無事に達成したら後は逃げて終わりって、え!?ですよ。なんなんじゃこれは?それにしても極秘極秘言ってるのに、諜報局のユルさったらなに?関係者全員を始末しないとバレてしまうほどの極秘ってね~、なんなん?度が過ぎますよ。 [インターネット(字幕)] 4点(2019-05-14 19:09:46) |
9. TSUNAMI-ツナミ-
《ネタバレ》 なんじゃこりゃ~!!思ってた以上に楽しめたじゃないか。王道中の王道。パニック映画の見本的作りでこれといったヒネリはないのだけれども、出ている役者さんがみないい意味で普通の人に見えてしまうため、なんか災害ドキュメントを観ているような錯覚に陥り、みょ~な緊張感を味わうことができた。日本の特撮ものは背伸びをしすぎて失速してしまうことがよくあるが、その点本作は、コンテナが真上から落ちてくるという演出以外、これといった凝った見せ場もなくエンドロールを迎える。そこがまた、らしくていいんですよね。まぁ~その大味のせいで、好き嫌いの意見は真っ二つに分かれるかな。あ!それから津波は規模にもよりますけど、何度もきますよ。地震と一緒ですよ。てか地震のせいで津波が起きてるんですけどね。 [DVD(吹替)] 6点(2011-02-28 00:11:46) |