1. 父、帰る
《ネタバレ》 本当に地味で眠気をさそう映画。だけど、こうゆう映画のラストってどうしてもみたくなっちゃうんで結局すごいテレビにはりついて鑑賞しました(笑)アンドレイは長男だからちょっと大人で、お父さんにフツウにせっすることができる。でもイワンはまだこどもだから父を受け入れられないーーそこがすごくうまく表現されていました。わたしも末っ子なので、ああゆう雰囲気すごくわかります。で、肝心のお父さんなんですが、かなり頑固おやじで厳しくて怖い。ちっともやさしくない。だけどラスト、お父さんはずーっと家族のことをおもってた。シャツのポケットからでてきた写真でわかりました。すごくベタなきもするけど、ラストの結末はやっぱりお父さんがかわいそうになりました…。イワンがハシゴのうえににげていくときにお父さんは「誤解してる」っていってたけど、やっぱりお父さんは不器用なだけだったんだよね。イワンがしずんでいくおとうさんのところに「パパ!」といって急いで海にはいっていくシーンはやばかったです。この映画はイワンだけじゃなくてアンドレイにも、そしてお父さんにも感情移入できるので哀しくて仕方ないです。結構ズーンとくる映画でした。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-20 22:53:11)(良:1票) |