1. おろしや国酔夢譚
《ネタバレ》 光太夫と共に帰国を果たした磯吉。17人中たった2人の生き残りなのに磯吉の印象薄すぎ。 新蔵がおろしやに残ることを皆に告白するシーンではほとんどフレームアウトしているし。途中、台詞喋りました?このサイトのキャスト表にも、日本映画データベースにも誰が演じたのか載ってない。ラストシーン、光太夫とのツーショットなのに感情移入できない。「西田敏行を背負ってた人」「最後に川谷拓三を背負ってた人」という印象しかない。エカテリーナ二世のことを調べていて、その参考として観たので、磯吉が生き残ることは分っていた。なので注目して観ていたのですが、磯吉かわいそすぎ。光太夫に興味があればよい映画。なくても漂流譚として充分楽しめると思う。しかし縄を打たれたまま終わって、後日談はテロップで、というのはちょっと納得できない。故郷に帰って自分の墓を見つけるとこまでやって欲しかった。 [DVD(邦画)] 7点(2010-03-03 03:24:47) |