1. THE CROSSING~香港と大陸をまたぐ少女~
《ネタバレ》 複雑な家庭に生まれた女子高校生が、やがて犯罪に巻き込まれていく過程を、香港と深圳を舞台にして描かれた内容。 期待していたエキゾチック感、アジアらしさはそれほど感じられなかった。 あと主人公の女の子より友達の方がかわいかったりするのも、微妙にマイナスポイント。 何か物足りない、痒いところに手が届いていない、そんな感じのアジア映画。 傑作アジア映画の発掘チャレンジ、今回は失敗。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-09-09 03:24:00) |
2. 山河ノスタルジア
《ネタバレ》 ラスト、タオが昔を思い出すかのように踊るシーンがとっても素敵。 母親にも若い頃があった。 そして今は離れた場所にいる息子を想う。 ノスタルジアの何たるかを静かに語った逸品。 ジャ・ジャンクー監督の作品には、クセになる不思議な魅力を感じる。 特に音楽が印象に残る。 [インターネット(字幕)] 8点(2023-03-19 23:28:31) |
3. サンザシの樹の下で
《ネタバレ》 森の中を二人で歩くシーン。 川を渡る際、男が女に手を差し伸べるが女は恥ずかしがって一度は手をつなぐことを拒否した。 すると男は木の枝を女に差し出し、女はその木の枝をつかみ、一緒に川を渡った。 川を渡った後もしばらく二人は木の枝の端っこと端っこを握り合って歩いていたが、女は少しずつ男の手の方へ握り手を近づけていき、最後は女の方から男の手を握りにいった。 このシーンは実に素敵だ。 チャン・イーモウ✖️チョウ・ドンユイにして、チョウ・ドンユイの記念すべきデビュー作。 ラブストーリーで片方を死なす結末は、個人的には好きにはなれないが、そこまでの二人の愛を紡ぐ数々のシーンは大好きだ。 [DVD(字幕)] 8点(2022-12-11 15:21:47) |
4. 最愛の子
《ネタバレ》 子供の誘拐が中国で社会問題化してるかは知らないが、自分には実感の湧かない内容だった。 それと、いくら育ての親で夫が誘拐してきたのを知らなかったとしても、後から誘拐してきた子だと知ったなら、素直に諦めるべきだ。 という訳でいまいち感情移入できず、長く感じてしまった。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-11-20 21:16:43) |
5. 最後の晩餐(2013)
《ネタバレ》 今まで観た中で、最も涙した映画の一つ。 結論に死がからむ映画が嫌いなので、敢えて、この点数で。 感涙度はハンパなく、それでいてなかなか深い話。 大切な人を先に亡くすのは辛いが、そこに救いが描かれているのが秀逸。 大切な人は残念ながら先に亡くなってしまったが、その人と過ごした時間と、その記憶はずっと残る。 まさにそれこそが、遺された人にとっての、最大の救いで、それを描いた本作は、素晴らしいの一言に尽きる。 自分自身も、大切な人をもっと大切にし、もし先に亡くなることがあっても、一緒に過ごすことのできた幸せ、一緒に過ごした記憶、それを大切にして前向きに余生を過ごしていきたいと思った。 [DVD(字幕)] 7点(2016-09-25 00:47:09) |
6. さらば、わが愛/覇王別姫
チェン・カイコーの凄さを実感した作品。 そしてレスリー・チャンもそれに負けじと凄い。 [DVD(字幕)] 7点(2007-10-10 17:26:31) |