1. イップ・マン 序章
ネタバレ 純粋なカンフーエンタテイメントとは言い難いが、葉問という興味深い人物を映画にするという試みは大成功と言えるでしょう。 蛇足ですが、日本人としては複雑な日本人描写の鬼畜っぷりですが、真の反日映画を撮るつもりならミウラを「ただの極悪人」に仕立てたはず。 [DVD(字幕)] 7点(2012-04-17 00:58:02) |
2. ベスト・キッド(2010)
ネタバレ ジェイデン・クリストファー“サイヤ〟スミスの魅力とは、なにか。 本人の努力も勿論あるのだろうが、ウィル・スミスとサイヤ人のいい所を両方キッチリ受け継いだトコロだとおもう。 最後の逆サマーソルトキックはホントに格好良く、超驚いた。 [DVD(吹替)] 8点(2012-01-10 00:35:13) |
3. 靖国 YASUKUNI
ネタバレ ドキュメンタリ映画としてはお粗末な印象を拭えない今作ではあるが、シーズン真っ盛りの靖国珍場面集として楽しむ分には、なかなか興味深い映像集だったと思う。 しかし、終盤にかけて流れる「南京大虐殺」の写真は、如何なものか。 一部の識者に「信憑性が薄い」と評されている「レイプオブ南京」に掲載されていた写真が流れており、そして、あたかもその写真が「真実を語っている」様に窺える演出には、少し狡猾さを感じた。(別に虐殺が「無かった」とまでは思っていない、ごく私的な意見です。念のため。) 適度に愛国、隠し味程度に憂国という不敬者な私の、戯言で恐縮ですが。 蛇足ですが…某思想系団体のコスプレ参拝していた彼ら、鳥居のど真ん中を通って参拝していたが、あれはあれで不敬なのではないかと感じた。 [DVD(字幕)] 4点(2010-07-29 23:42:14) |
4. 頭文字(イニシャル)D THE MOVIE
全く期待していなかった為か、そこそこ頑張ってるクオリティの及第さ、原作から大胆に相違したワリにさして感じなかった違和感の無さに驚いた。アリです。これは。そして個人的には一番の問題点だった音楽。ダサいユーロミュージックを排除してヒップホップ・テクノで構成してきた音楽にホッとした。ギリギリ、セーフだった。しかし、レースシーンや日常生活のシーンにすら多用された「止め」の演出が正直ウザかったのと、ヒロインが平凡なビッチに成り下がった所(腐った女子が喜びそうな要素では、あるが)が残念。ラストの駆け足っぷりとアッサリっぷりにも、残念。まぁ、青春スポコンものとしては、及第なんじゃないでしょうか。 [DVD(吹替)] 5点(2007-08-29 00:29:13) |
5. 墨攻
もう少し無骨で偏屈な胡散臭い革離の活躍が見たかったという原作ファン(漫画版)の本音もあるが、まぁ、映画は別物。別物ではあるが骨子はシッカリとしてるしクオリティも高めだったと思う。安易なCGに逃げない群集のスペクタクル感は、見事。欲を言えば登場人物の個々の掘り下げにもう少し時間を割いてほしかった。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-19 01:37:39) |
6. カンフーハッスル
これを製作した人達になら、日本の馬鹿アクション漫画(ドラゴンボールを含む)を実写映画化してもらってもいいとさえ思える。こういう作品を制作するセンスは、何気なくありそうで、ない。というか、正しく「ありえねー」才能だと思う。ド派手で超濃口な演出や「シャイニング」な小技にも爆笑。 [DVD(字幕)] 9点(2005-12-12 01:18:46) |