1. LOOPER/ルーパー
タイムトラベルものでありながらタイムパラドックスの問題を「そんなことはどうでもいい!」「複雑すぎて説明している時間がない!」の二言で片付ける脚本に驚いた。それでも登場人物は皆チンピラなのでそんないいかげんな台詞に説得力があるところがすごい。SF的ガジェットは手垢のつきまくったものが多く、センス・オブ・ワンダーはほとんど感じられない。キレのあるアクションとスタイリッシュな映像のヤクザものといった印象。ちらっと登場する本作のタイムマシンは今まで見たどのそれより貧乏くさく昔ヤフオクで売りに出て99,899,999,780,864 円の値がついた[タイムマシン(本物)]を想い出した。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-04-22 16:41:52) |