1. 光にふれる
私はハンディキャップを持つ人を扱った感動押し売り系を見ると辟易しちゃうたちですが、本作は溢れる幸福感に圧倒されてしまいました。もちろん健常者から受ける心無い仕打ちの描写もありますが、下地が幸福感で塗られているかのようで、ハンディキャップを持つ人達が触れた時に「こんなの嘘」と言われちゃうかもなあという程です。ルームメイトと店長がいいヤツ過ぎて、こっちも自然に笑顔になっちゃいます。 偽善が見え隠れする同情なんて迷惑なだけ、触れ合うことでお互いが純粋に幸せに成れなきゃ あまり意味はない。多くの人にとって それはしょうもない理想論に聞こえるかも知れないけれど、最低二人いれば成り立つ。 [地上波(吹替)] 9点(2019-03-18 08:55:05) |
2. イップ・マン 序章
カンフーものって格闘シーンはいいものの、ストーリーが雑っていうのも多いけれど、こちらはきちんとしていて すんなり見られる。 主人公も闘志を全面に出すジャッキー風ではなく、クールに決めるブルース・リー風(というかリーの師匠)っていうのも好感が持てる。 日本人だけが悪く描かれているのではなく、盗賊や仲間を売る中国人も描いているので、ゴリゴリの反日映画という訳でもない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-30 14:25:20) |
3. さらば、わが愛/覇王別姫
「第二次大戦、文化大革命など時代の波に翻弄される中国人」といった壮大なテーマは、本来大河ドラマ的な長尺でやるのが合っているんでしょうけど、それに比べれば「短い尺で」相当うまく描いていると思います。 人民解放軍に演技を邪魔された一幕では、同時期 台湾の「犬が去って豚が来た」という言葉を思い出しました。 あまり中国映画を見る機会も多くないのですが、合う合わないで評価が両極端になる印象を持っています。本作は前者。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-06-24 21:28:01) |
4. about love アバウト・ラブ/関於愛
愛をテーマにした3つのオムニバス・ストーリー。IMDbで7.4点と高得点だったので見てみました。 短いにもかかわらず、荒さの目立つ作品でした。単独ではまともな作品が作れない監督が、3人集まって製作・プロモーション費用を持ち寄ったという感じでしょうか? 若干笑える部分もありましたが(特に台湾編)、映画にするほどのものでもないかなと...TVドラマで十分。 出演者のファン向けというところでしょうか? [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-04-14 18:38:33) |
5. HERO(2002)
これって家電量販店とかでテレビ映りを比較するためのイメージビデオですよね。えっ、違うの! 映画? ウッソー、冗談でしょ? お願いだから冗談って言って!! [DVD(字幕)] 1点(2008-04-07 03:50:40) |
6. 少林寺
少林寺ブームを起こした影響力は大きいと思います。この映画がなかったら、学校に少林寺拳法部なんかが出来ることもなかったでしょう。ストーリー5点、アクション10点。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-04-03 11:29:33) |
7. インファナル・アフェア 終極無間
診察室シーンを中心にちょっとだらけてしまっているように思えます。 あと皆さんおっしゃるように、時間軸をいじり過ぎ。見ているのはマニアだけではないのです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-01-30 23:08:42) |