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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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41.  鍵(1959) 《ネタバレ》 
もうちょっと背徳感とか逸脱感があるべき設定だと思いますが、意外にあっさりした描写でした。剣持がいまわの際に郁子を「目だけで脱がせる」ような、心理的なやりとりも加えた官能性をもっと見たかったんですけどね。それと、京マチ子はえらく堂々と落ち着いていて、何をやっても最後には勝ちそうなので、剣持の行動が無茶に見えません。ここはもう少し弱々しそうな幸薄そうな人を起用してほしいところでした。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-11-30 00:22:50)
42.  紙屋悦子の青春 《ネタバレ》 
設定からして、観念的・感傷的・情緒的に流れるだけの内容になることを危惧していたのだが、意外に良い出来なので驚いた。流れを逸脱せず、かといってストレートに中心だけを目指すこともなく、一つ一つ丁寧に積み上げられる会話の数々。それを辛抱強く息を潜めて追い続けるカメラ。各役者の、感情を安易に露出させない忍耐の演技。それだけで十分です。それから、この作品の中心テーマは反戦ではないです(要素の一部ではあるとしても)。肝は現代の老夫婦にあって、いろんなことを乗り越えてきた二人だからこそ、あんな何でもない会話を、息の合った状態で繰り広げられる。私はそこが一番の見所だと思いました。あと、残念だったのは、衣装や小道具がえらく新品っぽくて、日常的に使い込まれた生活感が表されていなかったこと。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-08-10 01:22:46)
43.  川の底からこんにちは
描写の1つ1つがいちいち作為的で、役者が見えるのではなくて、「これってリアルでしょ?」という演出側の顔が透けて見える底の浅さを感じてしまう。しかも、この主人公、何かの屈折や悩みを抱えているというよりも、単に頭が悪いようにしか見えません。まあ、まわりの人たちも似たり寄ったりですが・・・。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2015-03-16 01:50:30)(良:1票)
44.  ガメラ3 邪神<イリス>覚醒
ほとんどの登場人物が、状況に対し真剣に本気で危機感を持っているように見えないのです。なので、いくら特撮を頑張っても、まったく意味がありません。焦点が絞られていないだらけた脚本が、それに輪をかけています。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2014-09-21 01:55:23)
45.  ガメラ 大怪獣空中決戦
主人公は緊急時でも化粧濃すぎ(それを消すほどの表情や演技もない)な上に、危機に立ち向かう立場としての有能さも見当たらない。政府関係者はただ狼狽してうるさく騒いでいるだけ。これでは怪獣がいくら頑張っても、格好良く見えないんですよ。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2014-08-30 15:08:40)
46.  怪獣大戦争 《ネタバレ》 
謎のSFチックな部分がまったく機能しておらず、徹底的に足を引っ張っている。大体、怪獣がそんなに戦っているわけではないので、タイトルに偽りがありまくってるじゃん。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2014-08-01 03:07:55)
47.  借りぐらしのアリエッティ 《ネタバレ》 
何と意外に良い内容だった。まず、主人公家族3人が、実はちっとも格好良くない日陰者の存在に一貫して立脚しているのが良い。そんな環境は簡単には覆せないし、実際に最後には次の住み家を探して出ていくことになるし、でもだからこそ、無力なりに何かをしようとする主人公の行動が輝いている(しかもそこで、すぐに結論が出たり、安易にスーパーウーマン的活躍をしたりしないのが良い)。また、人間には何てこともないちょっとした段差や距離が、小人視点ではそうではないという質感や構造感も的確に表現されている。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-07-30 03:43:49)
48.  風花(1959) 《ネタバレ》 
単純メロドラマと見せかけておいて、時系列操作、同一シーンの角度を変えての繰り返し、同一アングルによる時制飛ばしなど、結構実験的なこともやっているのですね。一番インパクトがあったのは、当たり前のように家の人間とは別に台所の一隅のようなところで食事をしている母子の姿、そして、粗末な納屋のような別棟で淡々と生活を送る母子の姿。この辺を強調せずに自然に出しているからこそ、その背後にある、背筋が寒くなるような理不尽さが際立っている。そして、縁談が決まって祖母が内心を吐露するシーンでは、頑強に家を守ろうとしていた権化であるかのような祖母が、一気に家全体を放逐するかのような逆転が起こり、ラストの嫁入りを単なる愁嘆の場ではなく、必然性と重みを持った場とすることに貢献している。写生のやりとりも後で回収するなど、脚本も丁寧。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-12-15 01:29:39)
49.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 
過去の作品ほどのひっくり返し技はありませんでしたが、同じことを繰り返しても仕方ないので、それはそれでよいのです。アフタースクールに続き今回も印象的だったのは、1つ1つの場面に妙に真剣なこだわりがあって、それが笑いを醸し出しているということ。例えば、今回では、人が入れ替わったら当たり前のように段々と部屋が綺麗になっているとか。それから今回は、全部を説明し切るのではなく、いくつかはわざと説明を止めて、気づくかどうかは見る側に任せるという手法も採っていますね。
[映画館(邦画)] 8点(2013-07-23 02:01:15)(良:1票)
50.  かあちゃん
もうとにかく、台詞の1つ1つが、最初から最後までいちいち説明的・直接的・文章的で、見ていて気恥ずかしくなり、いたたまれなくなり、身の毛がよだって悶え苦しんでしまう。この脚本を渡されても、役者としても何ともやりようがありません。何かを演じるとか表現するとかいう以前の問題。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2013-06-04 23:19:28)
51.  岳-ガク- 《ネタバレ》 
この女主人公はどう見てもただ格好良さそうというだけで救助隊入りを志望しているし、使命感や動機や責任感、そしてチームワークによる事態の対応能力や処理能力など微塵も感じられない。しかも、命令無視、口頭のやりとりでの反抗(=一分一秒を無駄にしている)、自分の技術や体力と比較して達成できる見通しのない行動への突入など、人的・物的リソースも時間も極限まで限られた状況においては「絶対にやってはいけない行為」のオンパレードなのである。そしてそれをこの作品はヒロイックに描いてしまっているし、しかもその着地点は「天候が回復して救助されてめでたしめでたし」という醜悪さ、陳腐さ。そんな安直な視座しか持っていないから、山岳救助の厳しさや原動力など、毛ほども描かれていないし、伝わってこないのです。輪をかけて最悪なのが、随所で予定調和的に炸裂する絶叫情緒演出であり、こんなことをいくらしていても見る側は「またか」「あー、やっちまった」としか思わないことにいい加減気づきましょう。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2013-06-01 02:41:31)(良:1票)
52.  海峡 《ネタバレ》 
せっかくこんな日本の誇りともいうべき題材を対象としていながら、このいい加減な制作は何なのか。撮っている風景は「ただ掘っているだけ」と、「ときどき、机上で作ったような適当な危機が起こるだけ」で、それを可能とした技術の発展も、当事者の熱意や執念も、年月の経過も、社会的な背景も、なーんにも描写されていない。こんなスタンスは、実際に命とプライドを賭けて工事にあたった人たちにも失礼なのではないか。大体、吉永小百合が絡むパートなんて、そのすべてについて、なぜ必要だったのかさっぱり分からない。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-05-19 02:53:22)
53.  風立ちぬ(1976) 《ネタバレ》 
突っ込みどころはいろいろあるが、とりあえず、雪が降る夜に結核患者の部屋の窓を全開で放置はいかんでしょう。つまり、万事そんなふうに作り方がいい加減だということです。作品に対する愛情や信念が見受けられない。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-02-10 02:16:18)
54.  神様のくれた赤ん坊 《ネタバレ》 
筋立ては単調なのだが、桃井かおりの珍しく誇張のない演技と、意外にこういうええ加減な役が似合っている渡瀬恒彦の巧い立ち回りによって、展開力をつなぐことに成功している。このラストに持っていくのだったら、道中での子供とのやりとりはもう少し欲しかったところだが。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-02-05 02:52:51)
55.  カルメン故郷に帰る
せっかくのストリッパーの田舎への帰省という何かの枠を超えそうな魅力的な設定なのに、何も逸脱したところがなく、ほのぼのと上品にまとまってしまっているのです。これでは面白くありません。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2012-12-21 04:59:06)
56.  隠し剣 鬼の爪
最初から最後まで、登場人物がことごとく、自分の心境や考えをいちいち全部言葉に出して喋ってしまう。ある程度前提が示されたら収まるのかと思っていたら、ずっとそのままだった。これなら、映像は全部要らないのではないか。音だけ聞いていても支障なく理解できそうだ。演技による表現が念頭に置かれていないので、俳優陣も何もすることがない。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2012-11-29 02:29:28)
57.  蒲田行進曲 《ネタバレ》 
最後の撮影にヤスが臨むシークエンス、完全にこれはヤクザの下っ端が単身で殴り込みに行くノリの作り方ではないの。そのたった1つのシーンに作品の全部を持っていく仰々しい執念深さに脱帽です。俳優陣のわざとらしいテンションの高さには少々辟易しましたが、そうでもしないと、わずか2分間の登場でとてつもなく格好良かった志穂美悦子に食われちゃうもんな・・・。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-05-03 01:29:04)
58.  家族(1970) 《ネタバレ》 
ただ順番に日本列島の南から北まで順々に撮っていったといえばいえるのだが、しかし、無用な情緒的描写を排することによって、それぞれの光景を鮮烈に浮かび上がらせることに成功している。いろいろなロケ地の映像も今となっては貴重といえるが、実は、一番強烈だったのは、東京の公園で笠智衆が孫を叱るシーン。いつも飄々としているイメージの笠さんがこれほど重圧感に満ちた存在を見せつけたのって、ほかには記憶がない。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-03-23 00:16:55)
59.  かもめ食堂
せっかくのフィンランドの日本人食堂というチャーミングな設定でありながら、プラスチックのような人工的で無機質な店の内装がぶち壊しにしています。とても、人の人生や人情が交錯しそうな場所に見えません。料理が人を変える話なのに、肝心の料理がきちんと撮られていないのも問題。ただ、小林聡美があそこまで「可愛いおばさん」になっていたのはどきどきしたので、そこに5点。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-01-26 02:18:57)
60.  風の中の子供
戦前の日本の状態がいろいろ見られるのは面白かったのですが・・・それ以外の、というか話の中身自体には、特に見るべきところがありませんでした。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2011-07-09 22:13:24)
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