1. 13階段
映画を観る以前に原作と脚本を読んでいたので、ストーリーの濃厚さは熟知していた。もちろん原作と比べると心理描写がどうしても薄くなってしまう分、物語の濃密さも若干薄れてしまったことは否めないけど、映像化することでエンターテイメント性を高めることはできていたので巧く映画化したなという印象だった。反町隆史をはじめ配役もうまかったと思う。ドラマ性もある秀逸なサスペンス映画に仕上がっていた。 7点(2003-09-24 18:19:56) |
2. 女学生の友
脚本を書いた人が、脚本の先生だったので授業中に見た。山崎努はほんとにいい役者ですね。 6点(2003-07-03 16:06:06) |
3. 七人の侍
確かに迫力とエンターテイメント性に溢れた映画だとは思う。けど、そう手放しで絶賛することは出来なかった。ひとりひとりのキャラクターがそれほど際立っているとも思わなかったし、ストーリー展開にも中だるみを感じてしまった。 6点(2003-06-06 01:40:25) |
4. 式日 SHIKI-JITSU
かなり雰囲気が重くて間のびしたけど、ラストが明るかったのは良かった。映像作家の岩井俊二を主演に据えるあたりからかなり実験映画的な感じはする。 6点(2003-06-05 01:43:24) |
5. Shall we ダンス?(1995)
面白いんだけども、今ひとつ映画的なパワーに欠ける気がする。俳優の巧く愉快な演技に偏ってしまう感じ。全体的に軽い感じが魅力を持たせない。 6点(2003-06-02 20:31:19) |
6. シコふんじゃった。
笑える。とにかく笑える。竹中直人が特に。 8点(2003-05-29 18:59:44) |
7. 七人のおたく cult seven
こういういろんな特色を持った奴がそれぞれの持ち味を出して活躍する話にはかなり弱い。したがってこの映画も好きにならずにはいられなかった。おかしく爽快でとても楽しめる。 8点(2003-05-29 18:05:33) |
8. 死国
別に観たくもなかったんだけど、テレビでやってて暇だったから四国に住むものとしては観なきゃかなと思って観た。まあ適度に怖くて作品的にもまるっきりだめってことはなかったので損はしてないと思う。 5点(2003-05-29 15:58:22) |
9. 地雷を踏んだらサヨウナラ
実在した戦場カメラマン一之瀬泰造を生き様を描いた大作で非常に面白かった。なんといっても浅野忠信の新境地とも言える演技が素晴らしい。この映画で彼は持っていた俳優としての才能をさらに膨れ上げさせたと思う。カンボジア等で撮影された映像世界もリアルで美しく引き込まれる。一之瀬が自分の信念と命を賭けて聖地アンコールワットへ突き進む様は凄く感動的。 10点(2003-05-29 15:55:55) |
10. シンプル・プラン
今まで観てきたサスペンス映画の中でベストになりえる作品。普通に生活してきた人々が大金を前に静かに確実に狂っていく様を重厚に描いていき、切な過ぎるラストへと昇華させていくこの脚本と演出は見事としか言いようがない。そこに更にインパクトを与えているのが話の核となるダメ兄貴役のビリー・ボブ・ソーントン。見るからにみすぼらしく情けない男を切なく切なく演じてみせた。彼ほど「カメレオン俳優」という肩書きがぴったりな俳優はいないのではないかと思う。とにかく素晴らしく濃密なサスペンスである。 9点(2003-05-29 03:09:31) |
11. 四月物語
確かにこの作品自体には深いテーマとかストーリーはないけど、観ているものが想像力をふくらませて感情移入できる。ストーリーを追って観るんじゃなくてストーリーの世界に自分が存在させて見るという感じ。 8点(2003-05-28 15:47:50) |
12. 始皇帝暗殺
映像の美しさやスケールが秀逸で見入ることができた。映画的なパワーがあったので存分に楽しめた。コン・リーが美しい。 7点(2003-05-28 14:36:19) |
13. 12人の優しい日本人
密室コメディ。まさに三谷幸喜の真骨頂というところだ。名作をここまで上質なコメディへとパロディ化するのもなかなか出来ることじゃない。12人のひとつひとつの言動に終始笑いっぱなしである。それと同時にストーリーは緻密に計算されていて、見事としか言いようがない。 10点(2003-05-28 00:56:32) |
14. ジャッカル
リチャード・ギアがバリバリのアクション映画に出るってことで予告を見た時はかなり期待したんだけど、中身は散々だった。あまり内容も覚えてないけど、ブルース・ウィリスの髪型がどんどん変わるところは覚えている。 2点(2003-05-26 18:09:25) |