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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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1.  切腹 《ネタバレ》 
これは名作。食いつめ浪人が切腹するつもりもないのに屋敷の庭先での切腹を願い出るのは、金をせびり取るのが目的。武士の風上にもおけないやつがいるもので、そんな悪習をどこかで断とうとしたのも当然の流れ。切腹志願者の若者が携えていたのは竹光で、懲らしめとして竹光で苦しみながらの自害をさせたのも、残酷ではあるけれど卑怯者を成敗しただけともとれる。  冒頭の切腹志願の老浪人が、何やら訳あり気で謎に包まれたオーラを出している。どうやら金が目的の切腹志願者ではなく、何か別の目的がありそうな…。と、その口から衝撃的で意外な真相が次々と明らかにされていく展開に引き込まれていく。 竹光を携えた切腹志願者に対する印象が、最初と最後で180度見事に変わってしまった。これだけ見事に引っくり返されては、あっぱれと言うしかない。 仲代扮する老浪人の井伊家に対する抑えがたい怒りや、自分の娘家族を救えなかったことへの悔恨が、ひしひしと伝わってくる。また、武士道の虚飾や武家組織の汚さを痛烈に皮肉っていて、見応えがあった。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2017-02-27 19:54:59)
2.  青天の霹靂 《ネタバレ》 
劇団ひとりの思わぬ才能に驚き。ベタな話ではあるが、泣き所をしっかり押さえている。 母の無償の愛と父の不器用な愛。物語自体はよくあるタイムスリップものだし、都合の良すぎる箇所はいくつもあるのだけれど、役者の力もあって泣かされる。
[DVD(邦画)] 8点(2016-10-05 23:05:19)
3.  戦争と一人の女 《ネタバレ》 
主演女優の棒読み状態がすごく気になる。 坂口安吾原作で台詞が小説風なこともあるのだろうが、江口のりこは他の作品だとこんな風ではないので、感情のない女の演出だろうか。 それにしても違和感があり、狙いとしてもハズしている。 濡れ場はあっても少しもエロくなく、演技の下手なブサイクにしか見えず、江口の良さがまったく感じられない。  戦争で片腕となった帰還兵・大平が起こす強姦連続殺人。 その男に強姦され首を絞められて初めて感じる主人公。 そんなものに共感も何もできたもんじゃない。 死に瀕したときに生の本能に目覚めるということかもしれないが、見方によってはチンケなAVドラマ並の展開にシラけてしまう。 こんなのは原作にはないことだし、それどころか大平という強姦魔キャラさえいない。 映画化するにあたり付け加えたなりのメリットがあればいいのだが、狙いが奏功したとは思えなかった。  大平が日本軍や天皇のことを取り上げて釈明するのが、自分の異常性欲快楽殺人を正当化するように見えて反吐が出る。 よくあることだが、犯罪者が罪の意識もなく家庭環境や社会のせいに責任転嫁するのと同じような嫌悪感。 戦争を風刺しているようだが、反戦メッセージがその嫌悪感に邪魔されて響いてこない。 これが初長編監督作品だからなのか、演出、脚本、キャストなど、すべてしっくりこず迷走している印象。
[DVD(邦画)] 2点(2014-10-10 00:24:17)
4.  戦国自衛隊
角川映画全盛期の豪華キャストが目を引くものの今観ると、ちゃちな生首、わざとらしいアクション、違和感のある挿入歌や臭い演出など古臭さを感じさせる突っ込みどころは幾つもある。 やっぱり半村良の原作のほうがずっといいけど、時間的な制約から省略されて設定が弱くなったのは仕方のない面も。 細かいことにすべて目をつぶればそれなりには楽しめる。
[DVD(邦画)] 4点(2014-03-01 15:20:28)
5.  千と千尋の神隠し 《ネタバレ》 
異界に紛れ込んで特殊浴場で懸命に働く千尋に、平凡な少女が成長していく過程が見て取れる。 湯バーバ、カオナシ、坊、御腐れ様など、キャラクターの魅力が満載なのは宮崎映画ならでは。 特にカオナシと坊は、現代の病める人を象徴するかのよう。 千尋が名前を奪われるのはアイデンティティの喪失がテーマにもなっている。 ハクが湯バーバの弟子になった理由は明確に描かれておらず、その存在がいまひとつピンとこない。 川が埋め立てられたことに関係するのだろうが、他にもいろいろと説明不足の部分があり、でもそれはあえて曖昧にしているようだ。 メタファーの多いファンタジーで、ストーリー性の薄い苦手なタイプの作品。
[DVD(邦画)] 5点(2013-12-04 23:56:23)
6.  世界の中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 
長澤まさみの絶頂期ともいえる魅力だけでなんとか成立している感じで、ストーリーはいたって凡庸。 白血病で好きな人と死に別れるというのも使い古された筋だ。 まるで童貞のロマンティックな妄想青春物語みたいで、その青臭さに気恥ずかしくなる。  二人で賭けたウォークマンゲット競争のために深夜ラジオに投稿したウソ話が、白血病で死ぬ現実と偶然カブるなんて…。 二人と律子との関係も偶然性が気になる。 ストーリーを盛り上げるのに偶然は必要だとは思うが、度が過ぎるとウソ臭さが先に立ってしまう。 昭和のテイストでノスタルジーは刺激されるがそれ以上のものはなく、柴崎コウもあまり活かされていなかった。
[DVD(邦画)] 4点(2013-06-23 23:11:48)
7.  贅沢な骨 《ネタバレ》 
不感症のホテトル嬢ミヤコと親友のサキコ、それにミヤコの客の新谷が加わっての奇妙な共同生活。 つぐみがしっかり濡れ場を演じているのに、ホテトル嬢役の麻生久美子が出し惜しみして中途半端な濡れ場しか演じていないのは興ざめ。  ミヤコは新谷と関係を持ちながら、新谷にサキコを抱いてくれと頼む。 新谷がサキコと仲良くなっていくるとミヤコがヤキモチを焼くが、その対象はサキコだったというちょっと複雑な三角関係。 サキコが自分のことを汚いと思い込むのは、その理由に説得力がない。 ずいぶん屈折しているので三人の誰にも共感できず、自分とは縁遠い作品に感じさせる。 ノドに刺さった鰻の骨、影踏み、ミキサーに入れられた三匹の金魚、バレエを踊る少女…。 こういうメタファーを多用して解釈を観客に委ねて投げっぱなしにする映画は、文学青年が自己陶酔しているような気取りを感じてしまう。
[ビデオ(邦画)] 3点(2013-06-11 00:18:48)
8.  千年の恋 ひかる源氏物語 《ネタバレ》 
舞台が似合うような演出なので、舞台を映像で見たときに感じる物足りなさがある。 キャスト、衣装、セットは豪華なのに、ストーリーがダイジェスト的で味気なく退屈。 源氏物語の筋を知らないと楽しめないし、知っていたら知っていたで随所でイメージが違ってくるかも。 宝塚じゃないんだから、光源氏はやっぱり男が演じないと。 歌う松田聖子の浮きっぷりも半端なかった。 ファンタジー色を加えるとこうなるのか。
[地上波(邦画)] 3点(2013-01-19 23:08:51)
9.  1999年の夏休み
宝塚系で少女が少年を演じ、その少年たちの間の同性愛が描かれるのだが、こういう世界は生理的に受け付けない。 作品の出来不出来というより、好みの問題。
[ビデオ(邦画)] 2点(2013-01-18 23:20:44)
10.  成熟 《ネタバレ》 
デビュー作の瑞々しいヌードで話題になった関根恵子だが、本作ではそういうシーンはない。 あくまで純愛青春ものに仕上がっている。 庄内弁や庄内の風景など地方色を生かした叙情は豊か。 ただ、設定やストーリーがさすがに時代を感じさせて、今みると相当古臭い。 水産高校と農業高校というライバル校にいる男女が、あらぬウワサを立てられて東京へ駆け落ちしようとする。 でも、二人とも故郷の海や田んぼから離れられられずに――。 後半からは陳腐な展開にダレてしまった。 ラストもコントになりそうなほどの青春臭さで、なんだか気恥ずかしくなってくる。
[ビデオ(邦画)] 3点(2013-01-16 22:08:20)
11.  ゼブラーマン
バカバカしい話なので途中で嫌になるかもと思ったが、クドカン脚本でそれなりに楽しめる。 ただし、あんまり後には残らない。 鈴木京香扮するゼブラナースの胸元が一番印象に残ったくらい。 荒唐無稽でチープなB級テイストだが、この映画はそれでいい。
[映画館(邦画)] 5点(2013-01-05 00:29:31)
12.  全身と小指 《ネタバレ》 
デリヘルオーナーの純が記憶障害を起こした原因は妹との近親相姦。 全体に重いトーンで、どことなくインディーズ臭の漂うような映画。 意味のよくわからない自己完結型ストーリーを見せられているようで、こういうのは苦手。 兄妹がどうしてそういう関係になったのかが伝わってこない。 純が姉とラーメンを食べているとき急に泣き出すとか、感情の動きにもついていけない。 脚本が雑で丁寧な伏線もなく、そこに至るまでのスムーズな流れができていないので、唐突な印象になってしまう。 だから、映像では何やら喚いたり泣いたり盛り上がってても、見ているこちらは置いてきぼりをくらったような状態。 登場人物に奇妙な人が多くて、誰一人として共感できず。 主演二人は熱演だったんだけど、脚本と演出がまったく肌に合わなかった。 ラスト、小指を切り取られた純の「思い出したよ!」の絶叫も心には響かず、あまり思い出したくない作品となった。
[DVD(邦画)] 2点(2013-01-04 00:19:10)
13.  戦場のメリークリスマス 《ネタバレ》 
公開当時、観終わったとき感じたのは、退屈と戸惑いしかなかった。 ラストも「何じゃそれ?」としか思えなかったが、最近観直してみると印象は違った。 ハラの笑顔に、集団的狂気の悲哀が浮かび上がって切なくなる。  こうした重苦しいテイストの映画は本来あまり好みではなく、同性愛的描写も共感できない。 わからない馬鹿は相手にしないと言わんばかりの大島監督の演出も鼻に付く。 でも、何か考えさせられる作品ではある。 役者が本業でない出演者の大根芝居が気になったが、それも終盤ではさほど気にならなくなった。 ただ、ローレンスの日本語が聞き取りにくいのはマイナス。
[インターネット(字幕)] 5点(2012-12-24 00:41:11)
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